犬は手作りとドッグフードどっちがいい?愛犬の健康を守る食事

ドッグフード 手作り
佐藤さん
犬の健康と食事の楽しみのために、毎日のごはんを手作りしている方もいるんですね。
犬田さん
愛犬を家族のように大切に想い、健康的な食事をつくってあげたいと考えるようになってきたことはとても素晴らしいことですね。
佐藤さん
ですが、飼い主さんの中には市販のドッグフードと手作り、どちらがいいのか迷われる方もいるかと思います。愛犬のごはんはドッグフードと手作りどちらが良いのでしょうか?

愛犬のごはんはドッグフードと手作りどっちがいい?

毎日のごはんはドッグフード

主食として与えるなら手作り食よりも市販のドッグフード(総合栄養食)を与えるべきです。

飼い主さんはあくまで人間であり、犬に必要な栄養素もその分量も人とは異なります。人間の感覚で食材や調理、調味料、成分バランス、給与量を考えると、かえって犬が不健康になる可能性もあります。

毎日の主食をドッグフードにすべき理由

栄養に過不足のない手作り食は難しい

なぜ主食はドッグフードにすべきかというと、手作りでは犬に必要な栄養素を過不足なく摂取することが難しいからです。

犬と人では必要な栄養素もその量も違います。また、1日だけではなく毎日のように犬の栄養成分バランスを考え手作り食を作ることも非常に難しいです。

総合栄養食は成分基準を満たしている

対して市販の総合栄養食はAAFCO(米国飼料検査官協会)によって定められた成分基準をクリアしているので、総合栄養食と水だけで栄養を過不足なく摂れるよう調整されています。

おやつやおかずなどを沢山与えれば過剰に栄養を摂取してしまうことはあるかもしれませんが、総合栄養食を与えている以上、特定の必須栄養素が不足してしまう事態にはなりません。

アレルギーやNG食材、給与量

また、手作り食では人間が食べる食材を使うため、毎日の食事の中で犬が食べてはいけない食べ物や食物アレルゲンが混入する可能性もあります。

さらに手作りでは、ドッグフードのように給与量が明確にはわからないので、飼い主さんがどのくらい与えるか考える必要があります。お腹いっぱい与えれば太りすぎになってしまいますし、足りないのも栄養を補えないので問題です。

手作りは特別な日やおやつ、おかず等におすすめ

不定期、サブとして与えるならおすすめ

だからといって手作りがNGと言っているわけではありません。

たとえば毎日継続して与えるのではなく、愛犬の誕生日や家族に迎えた日など特別な日にたまに愛犬のごはんを手作りする分は、問題ありません。

また、主食のドッグフードは別にあって、おやつ、おかずやトッピングのようなあくまでサブとして手作りして与えるなら犬の食事の楽しみと幸せにつながるのでおすすめです。

手作りごはんにおすすめの食材

手作りごはんをつくるなら、次のような食材がおすすめです。

  • ささみ
  • 火が通った白身魚
  • ツナ
  • キャベツ
  • サツマイモ
  • 大根(葉も)
  • ブロッコリー
  • ニンジン
  • 納豆
  • プレーンヨーグルト
  • 野菜や肉のだし汁

ささみや野菜類はよく手づくり食にも使われます。ささみや白身魚は高タンパク低脂質なので、体重やカロリーが気になる犬にもおすすめです。

また、意外かもしれませんが、愛犬に大豆アレルギーがなければ納豆もおすすめです。納豆に含まれる納豆菌は腸内まで届き善玉菌のエサとなり、間接的に腸内の健康をサポートする働きがあります。

水分補給やヘルシーなスープをつくる目的なら、野菜や鶏肉をゆでたダシ汁もおすすめです。

手作りごはんでNG・注意が必要な食材

犬にNGな食材

  • 長ネギ
  • タマネギ
  • ニラ
  • らっきょう
  • ブドウ(レーズンも)
  • アボガド
  • イチジク
  • 鳥の骨

犬に与えてはいけない食材は、ネギ類やアボカド、ブドウ、イチジクがあります。

鳥の骨はもろく折れやすいので、とがった部分などで犬がケガをする可能性があるため、物理的にNGとなっています。また生の肉からはがした骨の場合も細菌が繁殖しているのでNGです。

注意が必要な食材

  • 生魚
  • 魚介類
  • エビ
  • カニ
  • 煮干し
  • 生卵
  • レバー
  • 海苔
  • ほうれん草
  • ピーマン
  • なす
  • アスパラガス
  • じゃがいも
  • 銀杏
  • 柑橘類
  • ナッツ類
  • チョコレート
  • 茶(コーヒー、緑茶、紅茶など)
  • 砂糖
  • ごはん
  • 香辛料

NGとまではいきませんが、与える量や与え方に注意が必要な食材です。

特に魚介類は与え過ぎには注意しましょう。あまり頻繁に与えたり量が多すぎると、消化不良を起こしたり、ビタミンB1欠乏症による神経麻痺がおこることがあります。

また、ほうれん草は調理の仕方が大切で、生の状態のほうれん草には、シュウ酸カルシウム結石症の原因となるシュウ酸が多く含まれています。ただ茹でてしっかりアクを抜けばシュウ酸が取り除けるので、与えても問題ありません。ただ給与量には注意しましょう。

愛犬に食べさせたい簡単手作りレシピ

ドッグフードにひと手間レシピ

ドッグフードにひと手間加えることでなんちゃって手作りごはんがつくれます。総合栄養食で栄養面や安全面に心配がなく、なおかつ犬の食事の楽しみの幅を広げることができます。

  1. 給与量より少なめのドッグフードを用意
  2. 電子レンジで少し温め皿に入れる
  3. 上から茹でたササミや野菜を上から盛り付ける
  4. 完成

だし汁スープの手作りレシピ

野菜や鶏肉を茹でた時に出るダシ汁を使ったスープのレシピです。ポイントは味付けをせず素材の香りと甘みを生かすことです。調味料を使うと犬には塩分過剰になるので、味付けはしません。

  1. 野菜とササミをしっかり茹でる
  2. やけどしないようある程度冷ます
  3. 深めの皿に注ぐ
  4. 完成

ヘルシーさを求めるならこのままか野菜だけ取り出さず与えます。おやつやおかずを兼ねるなら、茹でたササミや鶏むねをスープに入れたまま与えます。

またペット用の茹でる際にペット用のヤギミルクを使用すると、高脂肪になりますが、栄養価が高く、嗜好性も高くなります。