ドッグフードのバナナ。消化酵素アミラーゼを含んでいる!食物繊維が豊富で低カロリー

ドッグフードのバナナ。消化酵素アミラーゼを含んでいる!食物繊維が豊富で低カロリー

ドッグフードの原材料:バナナ(banaba)

バナナ(Banana)は東南アジアを原産とするバショウ科バショウ属植物の果実です。

日本では最もなじみ深いトロピカルフルーツのひとつで、台湾から伝来したと考えられており、昔からデザートやおやつとして親しまれてきました。

全体の4分の3はデザートやおやつなどフルーツとして流通していますが、残り4分の1は調理用でバナナを加熱など料理して主食として食べている国もあります。

バナナの優しい甘みと食感からバナナを好んで食べるワンちゃんも多く、毒性のある成分は含まれていないので犬が食べても問題ありません。手作りおやつやドッグカフェメニューなどでも使用されています。

バナナをつかったドッグフード

バナナの栄養素と犬におけるメリット

タンパク質1.1g
脂質0.2g
炭水化物総量22.5g
食物繊維1.1g
ビタミンビタミンB60.38g
ビタミンC16mg
ミネラルカリウム360mg
0.09mg
マグネシウム32mg
モリブデン7μg
エネルギー100gあたり86kcal

消化酵素アミラーゼを含んでいるので消化が良い

バナナはもともと果肉がやわらかく食べやすく、そして果肉自体に消化酵素のアミラーゼを含んでいるため、消化が良く犬の胃腸に負担をかけにくい食べ物です。

胃腸が本調子でないときにも食べやすいため、食欲がないときや、体に負担のかからないものを与えたい時にもおすすめです。

不溶性食物繊維が豊富で腸内環境の改善と健康維持をサポート

バナナは不溶性食物繊維を豊富に含んでいます。不溶性食物繊維は胃腸で消化されず大腸の不要物を掃除しながら便量を増やしたり、便通を促進する働きがあります。

また、バナナは他のフルーツに比べて比較的低カロリーです。食物繊維で満足感や満腹感も得られるため、おやつやご褒美としても与えやすいかもしれません。

天然由来の甘み

バナナには天然由来の優しい甘みがあります。犬は味覚の中で特に甘みの感受性が高いため、バナナなどの天然の甘みがある食べ物を使うことで、砂糖や調味料を使わずに犬にとって「美味しい」味に仕上げることができます

また他の食べ物単体では食べないものでも、バナナやペースト状にしたバナナと一緒に与えることで食べてくれる場合もあります

バナナの注意点、危険性、副作用

バナナの与え過ぎに注意

バナナは超小型犬なら4分の1以下、小型犬なら2分の1以下、中型犬なら1本以下、大型犬以上は2本以下程度に抑えてください。

バナナは満腹になりやすく、たくさん与え過ぎると総合栄養食を食べる量に影響が出るため、与え過ぎないように注意が必要です。

また、消化酵素を多く含んでいるため消化は良いものの、食べ過ぎるとかえって胃腸の負担になってしまうので犬の体重やサイズに合わせて適量を守って与えましょう

まとめ

  • バナナは果肉が柔らかく消化酵素アミラーゼを含むため消化が良い
  • 不溶性食物繊維が豊富で満腹感と腸内環境のサポートにもおすすめ
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一般社団法人ペットフード協会ペットフード販売士、キャットフード勉強会ディレクターとして、キャットフードに関する情報を提供しています。また、日本化粧品検定協会のコスメコンシェルジュ資格を有し、ペットフードだけでなく化粧品にも精通しています。販売時に必要な知識となる薬機法などについてもご紹介ができます。 日本化粧品検定協会会員。