ドッグフードのナシ。抗酸化作用のあるポリフェノール、ビタミンCが豊富!アレルギーの交差反応に注意

ドッグフード 梨 ナシ 犬

ドッグフードの原材料:ナシ(Pear)

ナシ(梨:Pear)はバラ科梨属の植物の果実で、犬が食べても問題ないフルーツです。ドッグフードでも原材料のひとつとして使用されています。

和ナシ、中国ナシ、洋ナシなどの種類が世界で栽培されていて、水分が多くさっぱりとした甘みとシャクシャクとした食感が特徴です。

ナシを好んで食べる犬も多く、夏場は水分補給を兼ねたおやつとしてもおすすめです。

ナシの栄養素と犬におけるメリット

食物繊維による消化促進と便秘の予防

ナシには食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は腸内の健康をサポートし、便通を良くする効果があるので、犬の腸内環境を整え、便秘や下痢の予防が期待できます。

ポリフェノールやビタミンCの抗酸化作用による皮膚被毛の健康維持

ナシにはポリフェノールやビタミンCが豊富に含まれています。

ポリフェノールには抗酸化作用があり、体内の細胞を酸化から守り、細胞の老化や劣化を防止します。

また、体内の酸化ストレスから細胞を守ることによって、紫外線や環境ストレスなど外からのダメージを軽減し、健康な皮膚は被毛の基盤となり、美しい被毛や皮膚を維持することにつながります。

また、ビタミンCは強い抗酸化作用を持っていることに加え、コラーゲンの合成に必要な栄養素であり、皮膚や結合組織の弾力性やハリを維持します。

カリウム

ナシにはカリウムも豊富に含まれています。

カリウムは必須栄養素のひとつであり、体内の細胞機能や体液のpHバランスを調整し、心臓や筋肉の正常な動作をサポートしています。

ナトリウムの排出を助けることから、血圧の調整にも寄与し、高血圧の予防に役立ちます。

ビタミンKによる健康な骨と血液の維持

ビタミンKはビタミンは血液凝固や骨代謝、細胞増殖に関わる脂溶性ビタミンです。

ビタミンKによって活性化するタンパク質が数種類確認されており、血液凝固因子のプロトロビンや、骨の形成や修復を行うタンパク質はビタミンKによって活性化することがわかっています。

添加物に頼らない天然由来の甘み

ナシには天然の甘味がありますが、これによって添加糖分を摂り過ぎないで済むため、肥満や糖尿病などのリスクを軽減する効果があります。

ナシの注意点、危険性、副作用

基本的に問題なし、アレルギーの交差反応に注意胃

ナシには犬にとって毒性のある成分は含まれていません。このため基本的に犬にナシを与えても問題ありませんが、シラカバ花粉やバラ科の果物(りんご、サクランボ、桃など)にアレルギー症状が出る犬の場合は、交差反応でアレルギーを発症する可能性があるため注意してください。

加熱や加工を施さず、生の状態で提供すると、栄養価が最大限に保たれます。

まとめ

  • ナシは食物繊維やポリフェノールやビタミンCが豊富
  • 夏場は水分補給を兼ねたおやつとしてもおすすめ
  • アレルギーの交差反応に注意
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2021年3月4日

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一般社団法人ペットフード協会ペットフード販売士、キャットフード勉強会ディレクターとして、キャットフードに関する情報を提供しています。また、日本化粧品検定協会のコスメコンシェルジュ資格を有し、ペットフードだけでなく化粧品にも精通しています。販売時に必要な知識となる薬機法などについてもご紹介ができます。 日本化粧品検定協会会員。