本日のテーマ
ビーフジャーキーのようなジウィピークドッグフード。どんな魅力やおすすめポイントがあるのか犬田さんに解説してもらいましょう！
2013年から日本で販売開始したニュージーランド産ドッグフード
ジウィピークは生肉を96％使用した高タンパクなグレインフリードッグフードで、ニュージーランド北東の地方都市タウランガに本社を置くZIWI Ltd.が販売しています。
日本ではいつから販売されているんですか？
日本では、2013年からレッドハート株式会社がジウィピークの正規輸入を始めましたが、新たに株式会社トランペッツがZiwi Ltdと国内販売代理店契約を締結し、2021年1月1日付けで輸入・販売を承継しています。
2023年に東京ビックサイトで行われたインターペットでは、かなり大きなブースを出店していました。人もわんちゃんも沢山入っていて、他の店舗と比較しても特に賑わっていた印象です！
広大な土地でのびのび育った動物の生肉を使用
ストレスが少ない健康的な環境で育った家畜
欧米産や国産についてはよく聞きますが、ニュージーランド産ならではの良い点があるんですか？
ニュージーランドは酪農が盛んな国で広い牧草地でのびのびと育てることができるため、ストレスが少ない健康的な環境で育った家畜が魅力です。
ホルモン剤や成長促進剤なども一切不使用なので、アレルギー性も低く安全性が高いと言えるかと思います。
新鮮な生肉の状態でフードに加工できる
ニュージーランドという自然が豊かで開放感のある土地が活かされているんですね。
またフードの96％使用を占める肉すべてをニュージーランド産でまかなえているのも大きな強みではないでしょうか。他国が原産の場合、肉や動物原料をすべて同国で賄うことは難しいです。
ジウィピークはニュージーランドの牧場から直接生肉を仕入れ、同じニュージーランドの工場で加工と製造が行えることから、新鮮な状態からペットフードに加工できるため導線がシンプルで、トレーサビリティ（追跡）もとりやすく安心です。
ジウィピーク エアドライ ベニソン
放牧飼育でのびのびと育ったフリーレンジチキンや牧草を食べて育ったグラスフェッドビーフなども魅力的ですが、獲れる場所が限られるベニソン（鹿肉）もニュージーランドならではの人気商品です。
| 穀物 | グレインフリー |
| ポイント | ・96％生肉を使用 ・原材料すべてニュージーランド産 |
| 実売価格 | 454g：11,220円（税込） 1kg：18,260円（税込） 2.5kg：42,900円（税込） ※販売元により異なる |
| 1kgあたり | 17,160円 |
| 第一原料 | ベニソン生肉 |
| 生産国 | ニュージーランド |
| メーカー | ニュージーランド |
| 販売元 | 輸入者：ZIWI JAPAN 販売者：株式会社トランペッツ |
原材料からの考察
ベニソン生肉、ベニソントライプ生肉、ベニソンハート生肉、ベニソンラング生肉、ベニソンレバー生肉、ベニソンキドニー生肉、ニュージーランド緑イ貝、レシチン、ベニソンボーン、パセリ、乾燥アップルポマース、イヌリン（チコリルート由来）、ベニソンカーティリッジ（軟骨）、ミネラル類（リン酸二カリウム、硫酸マグネシウム、亜鉛アミノ酸複合体、鉄アミノ酸複合体、銅アミノ酸複合体、マンガンアミノ酸複合体、セレン酵母）、乾燥オーガニックケルプ、海塩、酸化防止剤（クエン酸、天然ミックストコフェロール）、ビタミン類（ビタミンEサプリメント、チアミン硝酸塩、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ビタミンD3サプリメント、葉酸）
鹿肉の生肉や内臓、緑イ貝などの動物原料を96％も使用したドッグフードは非常にパワフルな食事となっています。
また、タンパク質やタウリンが豊富な緑イ貝という貝も使用しています。
ジウィピークはどんな犬におすすめですか？
肉の含有量が多いため食いつきはよいという口コミが多く、嗜好性は全体的に高いと思いますので、好き嫌いが多い犬や食いつきの良いフードを探している方におすすめです。また、タンパク質44％以上、脂質24％以上でかなりの高タンパク高脂肪な食事となるので、たくさん運動する犬や成長期の犬、肥満の心配のない犬に特におすすめです。
成分表
| 成分（分析値） | タンパク質 | 44％以上 |
| 脂質 | 24％以上 | |
| 粗繊維 | 3％以下 | |
| 水分 | 14％以下 | |
| 灰分 | 12％以下 | |
| タウリン | 0.09％以上 | |
| カロリー | 465kcal /100g |
ジウィピーク エアドライの与え方
ジウィピークはそのままの状態で与えても大丈夫ですし、ウェット缶と併用して混ぜたりして与える方法もあります。ビーフジャーキーのような食感です。90%以上が生肉と内臓なのでお湯に浸しても、通常のドライフードのようにどろどろにふやけることはありませんが、食べやすく嗜好性も高くなります。
ジウィピークの種類
ジウィピークはエアドライ、缶詰、トリーツなどの種類があります。エアドライドッグフードでは以下の味の種類があります。
- ビーフ
- チキン
- ラム
- マッカロー＆ラム
- トライプ＆ラム
- ベニソン
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ジウィピーク
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