オーガニクスを販売するキャスター&ポラックス
2003年発売開始、2017年にオーガニック認証取得


2017年に認められたんですね!最新の基準で厳しいオーガニック審査を突破したと考えると、かなり信頼できそうです。日本の正規輸入販売店がある点も安心ですね。
キャスター&ポラックスについて

1999年創業当時は、キャンスター&ポラックス ナチュラルペットワークス(Castor&Pollux Natural PetWorks)は、高品質で自然派なペットフードやサプリメントを取り扱うブランドだったんですね。

その後2012年にメリックペットケア(Merrick Pet Care、Inc)に買収されたことで、さらに販売ラインを拡大しました。2013年には勢いに乗って新しいレシピが加わり、ライフステージやサイズでもレシピが選べようになりました。日本ではオーガニクスがよく取り上げられますが、オーガニクスと並んでプレスティンというシリーズもあるので、のちのち紹介していきたいですね。
オーガニクスのラインナップ
ドライフードでは6種類を展開しており、そのうち4種類がグレインフリーレシピでした。
- グレインフリー オーガニックチキン&スイートポテトレシピ
- グレインフリー オーガニックパピーレシピ
- グレインフリー オーガニックシニアレシピ
- グレインフリー スモールブリードレシピ
- オーガニックチキン&オートミールレシピ
- オーガニック ヘルシーウェイトレシピ
キャスター&ポラックス オーガニクス
グレインフリー オーガニックチキン&スイートポテトレシピ
created by Rinker
¥7,260
(2019/12/05 14:58:09時点 楽天市場調べ-詳細)
穀物 | グレインフリー |
ポイント | ・低GIのサツマイモを使用 ・最新の基準で審査 ・プロバイオティクスを配合 |
実売価格 | 7,260円/1.81kg |
1kgあたり | 4,011円 |
第一原料 | オーガニックチキン |
生産国 | アメリカ |
メーカー | アメリカ |
販売元 | 日本 |

当サイトで一番おすすめなオーガニクスの商品はグレインフリーのオーガニックチキン&スイートポテトレシピです。ここからは具体的な原材料は成分分析値なども参考に口コミを紹介していきたいと思います。
原材料からの考察
オーガニックチキン、オーガニックチキンミール、オーガニックサツマイモ、オーガニックヒヨコマメ、オーガニックエンドウ豆、オーガニックタピオカ、オーガニックエンドウタンパク、オーガニックヒマワリシードミール、オーガニックココナッツオイル、オーガニックチキン脂肪(混合トコフェロールで保存)、オーガニックフラックスシード、オーガニックフレーバー、オーガニック鶏レバー、有機ブルーベリー、有機アルファルファミール、有機ひまわり油、塩、サケ油、ビタミン(ビタミンEサプリメント、ナイアシンサプリメント、チアミン一硝酸塩、d-パントテン酸カルシウム、ビタミンAサプリメント、ピリドキシン塩酸塩、リボフラビンサプリメント、ビタミンD3サプリメント、ビオチン、ビタミンB12サプリメント、葉酸)、コリンコリン、ミネラル(亜鉛アミノ酸複合体、鉄アミノ酸複合体、銅アミノ酸複合体、マンガンアミノ酸複合体、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、塩化カリウム、乾燥バチルス・コアギュランス発酵製品、有機ローズマリー抽出物

メインはオーガニックのチキンですね。オーガニックの植物を生産するのも非常に手間と時間がかかりますが、オーガニックチキンなど有機で動物を育てるのはさらに骨が折れます。そんな中、グレインフリーで肉をこれだけ豊富に使っていますから、評価が高いのも納得です。

確かにオーガニックドッグフードって小麦とかトウモロコシが多い印象です。他にポイントとなる点はありますか?

オーガニクスの主な炭水化物源は、サツマイモや豆類ですね。サツマイモや豆類は低GI食材で血糖値をゆるやかに上げるので、肥満予防にも良い食材です。
また「乾燥パチルス・コアギュランス発酵製品」など腸内環境を整えるプロバイオティクス(菌類)が配合されている点も、犬の免疫や消化器官に配慮したレシピだと感じました。
成分分析表
成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 26%以上 |
粗脂肪 | 15%以上 | |
食物繊維 | 5.00%以下 | |
水分 | 11%以下 | |
オメガ6脂肪酸 | 3%以上 | |
オメガ3脂肪酸 | 0.30%以上 | |
グルコサミン | 800mg/kg以上 | |
コンドロイチン硫酸 | 800mg/kg以上 | |
カロリー | 100g | 369kcal |

成分分析をみて気になる点はありますか?

オーガニクスのドッグフードの成分分析値を見ると、オメガ6:オメガ3は比率にすると10:1という点は少し気になりますね。

オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸はバランスが重要と言われていますよね。でもこれは現在適切と呼ばれる5:1~10:1の範囲に収まっていますよ…?

そうですね。今は適正範囲内ですが、最近ペットフード業界では「もっとオメガ3脂肪酸が多くても良い」「3:1くらいでもいいのでは」という見解があるため、今後適正比率が変わっていく可能性があり、オーガニクスは10:1というギリギリの範囲にあるため、今後、適正比率の範囲外になってしまう可能性はありますね。
犬田さんからの口コミ

オーガニクスは他のオーガニックドッグフードに比べて肉感が強いので、味や香りを好む犬が多いように感じました。
ヤラーや他のオーガニックドッグフードも与えてみましたが、なんとなく食いつきは他のプレミアムフードに比べてやや落ちてしまう印象なのですが、オーガニクスは他のプレミアムドッグフードにひけを取らない食いつきを見ることができましたね。
オーガニクスドッグフードまとめ

オーガニクスドッグフードについてまとめてきました。オーガニックドッグフードとなると選べる幅が狭まりますが、原材料やフードへの品質があるからこその精鋭だと考えれば、魅力も増大するのではないでしょうか。
ではオーガニクスについて簡単に復習して終わりましょう。
- 2017年にUSDAのオーガニック認証取得
- グレインフリーのラインナップを展開
- 低GI食材を使用
- オメガ3脂肪酸は少なめな印象
2003年当時はオーガニック認証は得ていませんでしたが、レシピが変わり今まで有機でなかった原材料がオーガニックに変わったことで、2017年にアメリカのオーガニック認証機関USDAからオーガニック95%以上という認証を受け、正式なオーガニックドッグフードとして認められました。