目次
- 1 【全50ブランド】ドッグフードを比較!S~Fランクまで一覧評価
- 2 ランク別ドッグフード評価 一覧
- 3 ランキング第1位 ウィリアムドッグフード(おすすめドッグフードランキング総合1位)
- 4 ランキング第2位 ギャザードッグフード(おすすめドッグフードランキング総合2位)
- 5 ランキング第3位 アートゥードッグフード(おすすめドッグフードランキング総合3位)
- 6 ランキング第4位オリジンドッグフード(おすすめドッグフードランキング総合4位)
- 7 ランキング第5位 フィッシュ4ドッグ(おすすめドッグフードランキング総合5位)
- 8 ランキング第6位 ナウフレッシュドッグフード(おすすめドッグフードランキング総合6位)
- 9 ランキング第7位 ゴー!(GO!)ドッグフード(おすすめドッグフードランキング総合7位)
- 10 ランキング第8位 アカナドッグフード(おすすめドッグフードランキング総合8位)
- 11 ランキング第9位 ナチュラルバランス(おすすめドッグフードランキング総合9位)
- 12 ランキング第10位 アルモネイチャー(おすすめドッグフードランキング総合10位)
- 13 ランキング外 だけど今注目のドッグフード!
- 14 ドッグフードの選び方と判断基準
- 15 ドッグフードランキング:まとめ



【全50ブランド】ドッグフードを比較!S~Fランクまで一覧評価
6つ(原材料・添加物・成分・価格・食いつき・信頼性)の評価基準

そこで当サイト「ドッグフード勉強会」では、犬にとって重要な原材料の安全性や栄養バランスを始め口コミ評価や評判など、独自の視点から各メーカー・ブランドのドッグフードを徹底的に比較し、本当に愛犬にとって良いフードとは何かを追求したドッグフードランキングを作成しています。
また、ランキングだけに留まらず、当サイトの人気記事「ドッグフード紹介」で解説している全52種類を、原材料・添加物・成分・価格・食いつき・信頼性(安全性)の6つの角度から比較評価し、S~Fランクまでの詳細なランク評価一覧を公開しています。
原材料 | 原材料の種類、各原材料の原産国、オーガニック食材、遺伝子組み換え原料、ミートミールや家禽ミールや動物性油脂の有無、グレインフリー(穀物不使用) |
添加物 | 合成酸化防止剤、保存料、着色料、香料、合成調味料、発色剤、他合成(人工)添加物等の使用の有無 |
成分 | 十分なタンパク質量、必須脂肪酸(オメガ6・オメガ3)やミネラル(カルシウム・リン・マグネシウム)のバランス、塩分相当量、有効成分やビタミン |
価格 | 毎日の主食として続けやすい価格設定になっているか お試し価格、少量パックがあるか |
食いつき | クセが少なく様々な犬が食べやすい味、十分なタンパク質と脂質が含まれている、しっかりと美味しそうな香りがする |
信頼性(安全性) | 情報開示意欲、詳細な成分表の公開、トレーサビリティ、製造工場の安全・衛生認証、自社メディアサイトの運営状況、定期の回数制限がないか、勝手に定期に移行にしないか、アフィリエイトに頼り切った販売方法でないかなど |
6つの基準を15以上の比較項目でドッグフードを検証
比較評価をする上で、アフィリエイトやひいき、イメージによる曖昧な評価を避けるため、当サイトでは様々な視点から15以上の評価項目を設け、上記のようにドッグフードに点数を付けてデータ化しました。また、ドッグフード勉強会に投稿された実際の口コミや生の声も参考にしながら総合評価を作成しています。

他サイトとは評価基準が異なる点もあるため、他のサイトで評価されているドッグフードの順位がそこまで高くなかったり、反対にあまり知られていないドッグフードが上位に食い込んでいたり、ひと味違ったランキングになっているかもしれませんが、忖度なしで本当におすすめと判断したドッグフードと評価を紹介します。
ペットフード販売士・ペット栄養管理士の有資格者が評価
ドッグフードランキングの評価を行うのは、ペットフード販売士・ペット栄養管理士・コスメコンシェルジュなどの資格を保有するペットフードの専門家であり、動物飼育歴20年の動物愛好家です。

犬を飼う人にとって懸念される可能性のある原材料や添加物、また成分量や成分比率なども考慮し、愛犬にとって最善の選択肢を提供できるよう、専門家の目線と飼い主の目線の両方の立場から評価を行っています。
買うか買わないか、変えるか変えないかは別として、ドッグフード選びや、現在ご利用中のドッグフードの評価の確認、見直しにも是非ご活用ください。
ランク別ドッグフード評価 一覧
Sランク
Sランクの評価ポイント
Sランクは、原材料・成分・価格・食いつき・信頼性(安全性)の6つすべての観点からドッグフードの比較評価を行った結果、総合点が最も高かかったドッグフードです。
獣医師や動物関連事業者からも広く認められ、店頭や動物病院での取り扱いもあります。
さらに一般の方からの口コミの評価・評判も非常に高く、最高ランクのはもちろんのこと、飼い主さんが懸念する要素やマイナスポイントがすべて排除されているので、自信を持っておすすめできる商品となっています。
Sランクドッグフード | |
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ウィリアムドッグフード![]() | 総合点 99点 ★★★★★ |
・チキン58%配合 ・グレインフリー ・ジャガイモ不使用 ・グルコサミンコンドロイチン配合 ・GI値に配慮 ・合成着色料、香料、保存料不使用 |
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ギャザー![]() | 総合点 93点 ★★★★★ |
・USDAとCORのオーガニック認証を取得 ・タンパク質30%以上 ・動物原料不使用フード有り ・ジャガイモ不使用 ・MSC認証タラを使用したフード有り |
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AATU ドッグフード![]() | 総合点 92点 ★★★★★ |
・タンパク質33% ・合成着色料、香料、保存料不使用 ・ジャガイモ不使用 ・グレインフリー |
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オリジン ドライ![]() | 総合点 81点 ★★★★★ |
・動物原料が豊富、タンパク質38% ・超低炭水化物、低GI、低GL ・世界での販売実績多数 ・動物病院での販売あり ・原材料の水分を利用するスチーム調理 |
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フィッシュ4ドッグ![]() | 総合点 80点 ★★★★★ |
・イギリス産では珍しい魚原料をメインにしたフード ・グレインフリー ・世界31ヶ国で販売 ・イギリス産 ・原材料の配分表示 |
Aランク
Aランクの評価ポイント
Aランクは、充実した内容で口コミや総合点も高く、Sランクにまったくひけをとらないドッグフードです。世界での販売実績もあり、一般の方からの口コミ評価も良い高評価フードです。
Sランクと比較すると、懸念とは言えないまでも、原産国の法規制が厳しくない、また遺伝子組み換え原料やホルモン剤投与等の不確定要素があるなどの若干の懸念点があるものについては1ランク下げたA評価となっています。
Aランクドッグフード | |
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ナウフレッシュ![]() | 総合点 76点 ★★★★☆ |
・生肉使用、ミールフリー ・低温加熱のSCSB製法 ・グレインフリー ・豊富な原材料 ・動物病院での販売あり ・パッケージ素材やリサイクルにも配慮 |
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ゴー!![]() | 総合点 75点 ★★★★☆ |
・動物原料85%使用 ・コスパがよい ・パワフルなレシピ ・グレインフリー ・豊富な原材料 |
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アカナ![]() | 総合点 73点 ★★★★☆ |
・地元カナダ産にこだわった原材料 ・のびのびと育ったチキンや七面鳥肉を使用 ・動物性原材料70% ・野菜とフルーツを豊富に使用 |
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ナチュラルバランス![]() | 総合点 73点 ★★★★☆ |
・米国最大の動物園や複数の大型施設にフードを提供 ・コスパも◎ ・大粒・小粒、容量サイズなどラインナップが豊富 |
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アルモネイチャー![]() | 総合点 72点 ★★★★☆ |
・シンプルな原材料 ・イタリア産 ・グレインフリー ・オメガ6、オメガ3のバランス◎ ・動物病院での販売あり |
Bランク
Bランクの評価ポイント
Bランクは、一定の口コミ評価を得ており、飼い主さんが気になる点もしっかり対策したドッグフードです。今人気のオーガニックフードや冷凍フレッシュフードが多くなりました。
穀物の使用や、価格面でコストパフォーマンスに劣りますが、金額に目をつぶれば良い商品なので、評価はBですが製品そのものの評価は高いです。
Bランクドッグフード | |
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ブルーバッファロー【販売終了】![]() | 総合点 70点 ★★★☆☆ |
・豊富な野菜やハーブ、フルーツを使用 ・発酵菌や乳酸菌を使用 ・玄米、大麦、オートミールを使用 ・販売終了 |
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ニュートロ ワイルドレシピ![]() | 総合点 69点 ★★★☆☆ |
・グレインフリー ・超小型犬~小型犬が対象 ・高タンパク質、オオカミの食事に注目 ・コスパ良し |
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キャスター&ポラックス オーガニクス![]() | 総合点 66点 ★★★☆☆ |
・米国農務省USDAオーガニック認証あり ・グレインフリーあり ・低GIのサツマイモを使用 ・2017年にレシピ改変&認証取得 |
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モグワン![]() | 総合点 64点 ★★★☆☆ |
・グレインフリー ・チキンとサーモンで56% ・お試しモニターあり ・低GIなサツマイモや豆類を使用 |
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ペトコトフーズ![]() | 総合点 63点 ★★★☆☆ |
・冷凍で届くフレッシュフード ・メディアへの露出、グッドデザイン賞受賞 ・グレインフリー ・彩り鮮やかで素材の味や食感が楽しめる ・コスパ△ |
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K9ナチュラル![]() | 総合点 63点 ★★★☆☆ |
・フリーズドライ製法 ・85%以上が地元ニュージーランド産の肉類使用 ・グレインフリー ・コスパ△ |
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ハロー![]() | 総合点 62点 ★★★☆☆ |
・食品用として使用される「正肉」を配合 ・全卵やレバーなど高コストな原材料を配合 ・ヴィーガン向けレシピあり ・燕麦、精白麦使用 |
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ココグルメ![]() | 総合点 62点 ★★★☆☆ |
・冷凍で届くフレッシュフード ・グレインフリー ・彩り鮮やかで素材の味や食感が楽しめる ・低GIなサツマイモを使用 |
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カナガン![]() | 総合点 62点 ★★★☆☆ |
・グレインフリー ・60%チキンを使用 ・イギリス産 ・アフィリエイトによる販売方法が特徴 |
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ハッピードッグ![]() | 総合点 60点 ★★★☆☆ |
・ドイツ国内シェアNo.1の由緒正しき大手メーカー ・様々な植物原料を使用 ・トウモロコシ粉、トウモロコシ、米粉を使用 |
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バーキングヘッズ![]() | 総合点 59点 ★★★☆☆ |
・AATUと姉妹ブランド ・イギリス産原材料を使用 ・グルコサミン、コンドロイチン配合 ・玄米、オーツ麦、白米を使用 |
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アランズナチュラルドッグフード![]() | 総合点 58点 ★★★☆☆ |
・カナガンやモグワンを販売するレティシアンが販売 ・グレインフリー ・イギリス産 ・ラム肉の単一動物性タンパク質 ・低GIなサツマイモや豆類を使用 |
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ジウィピーク![]() | 総合点 58点 ★★★☆☆ |
・96%生肉を使用 ・ニュージーランドの広大な牧草地で育った動物を使用 ・超高タンパク質(45%) ・コスパ△ |
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ヤラー![]() | 総合点 57点 ★★★☆☆ |
・オーガニックペットフードの代表格 ・EKO認証、KRAV認証、Debio認証、複数の国のオーガニック認証を取得 ・グレインフリーもある ・オランダ産 |
Cランク
Cランクの評価ポイント
Cランクは、中程度の評価のドッグフードで、ベニソンやカンガルーなど珍しい肉を使用したコストパフォーマンスの高い商品が多くなっています。またグレインフリーのものもありますが、グレインフリーのものもありますが、アレルゲンになりにくい米や大麦、エン麦などの穀物を多く使ったドッグフードが多いです。
飼い主さんや犬によって求めるところはそれぞれで、口コミや総合点が高いからといってすべての犬にとって良いフードとは言えませんので、愛犬と相性が合えばこちらもおすすめです。
Cランクでは、情報量の少なさから加点できずにCランクに留まっている商品もあります。基本的な原材料や成分値の記載だけでなく、原材料の原産国やミネラルバランス(カルシウム・リン・マグネシウム・ナトリウムなど)、必須脂肪酸(オメガ6とオメガ3)の量や比率など開示している情報が多い方が信頼性は高く評価も高くなります。
Cランクドッグフード | |
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シュプレモ![]() | 総合点 56点 ★★★☆☆ |
・ラインナップが豊富 ・店舗販売あり ・ラインナップが豊富 ・玄米、粗挽き米、米糠を使用 |
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アディクション![]() | 総合点 56点 ★★★☆☆ |
・フリーレンジベニソン(鹿肉)を使用 ・グレインフリー ・カナダの自社工場で製造 |
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ファインペッツ![]() | 総合点 52点 ★★★☆☆ |
・アレルギー性の低い鹿肉が主原料 ・豊富な原材料を使用 ・オートミール、大麦、全粒米 |
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旧レガリエ(犬猫生活ドッグフード)![]() | 総合点 51点 ★★★☆☆ |
・旧レガリエ ・原材料や成分表示を詳細まで公開 ・グレインフリー |
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ナチュラルチョイス![]() | 総合点 51点 ★★★☆☆ |
・中価格帯でコスパがいい ・動物病院での販売あり ・オートミール、玄米、大麦、粗挽き米、米糠 |
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キアオラ![]() | 総合点 50点 ★★★☆☆ |
・限定した肉原材料 ・グレインフリー ・動物病院での販売あり |
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アーガイルディッシュ![]() | 総合点 50点 ★★★☆☆ |
・オーストラリアのオーガニック認証機関ACOの認証あり ・玄米、オーツ麦、白たかきび、ミレット、大麦 ・オーガニックなのにリーズナブル |
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クプレラ![]() | 総合点 50点 ★★★☆☆ |
・ベニソン(鹿肉)やラムをを使用 ・容量サイズが豊富 ・燕麦を使用 ・日本メーカーがオーストラリアで開発 |
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FORZA10![]() | 総合点 49点 ★★★☆☆ |
・イタリア獣医師チームが開発 ・複数の国でオーガニック認証あり ・米を使用 ・食事療法食も販売 |
Dランク
Dランクの評価ポイント
Dランクは日本向けのレシピで、日本の飼い主や犬にアプローチしたドッグフードが多く、特に添加物への配慮がしっかり考えられたものが多い印象です。
価格が高い傾向があり、詳細な成分値が公開されていないもしくは適正範囲から離れているため、成分値の評価が高くありません。
Dランクドッグフード | |
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馬肉自然作り | 総合点 48点 ★★☆☆☆ |
・大麦、きな粉、米ぬか、ハトムギ ・馬刺しの切れ端を使用 ・ほとんどの原材料が国産 |
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マウンテンズギフト | 総合点 47点 ★★☆☆☆ |
・グレインフリー ・ジビエ肉を使用 ・フレッシュフード |
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HEKA ヘカ | 総合点 46点 ★★☆☆☆ |
・ドイツ産 ・グレインフリー ・冷凍生肉使用 |
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このこのごはん | 総合点 42点 ★★☆☆☆ |
・大麦、玄米 ・日本に小型犬に特化 |
Eランク
Eランクの評価ポイント
Eランクは、合成添加物は不使用ですが、小麦やトウモロコシなど、グルテンが含まれる原材料を多いドッグフードです。グルテンは食物アレルギーの原因になりやすく、またトウモロコシは高GIなので血糖値も上昇させやすいデメリットがあります。
フードに対して高い意識を持つ飼い主さんには敬遠されやすく口コミ評判も高くはありません。
大きな利点を持ったドッグフードもありますが、バランスがが良いとは言えず、穀物の配合割合が高い分、肉や魚が少なめの製品が多いです。
Eランクドッグフード | |
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エルモ | 総合点 45点 ★★☆☆☆ |
・米、トウモロコシ、コーングルテン、オートミール ・ペットショップやブリーダー利用が多い |
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デフドッグフード | 総合点 44点 ★★☆☆☆ |
・米粉、ソバ粉、トウモロコシ粉、トウモロコシ胚芽粉 ・ドイツのオーガニック認証機関が販売 |
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プレイアーデン | 総合点 44点 ★★☆☆☆ |
・オーガニック原材料を使用 ・コーン、米、大麦 |
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サイエンスダイエット | 総合点 43点 ★★☆☆☆ |
・小麦、コーングルテン、トウモロコシ、セルロース、ビートパルプ ・動物性油脂 ・動物病院での販売あり |
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ヨラ | 総合点 42点 ★★☆☆☆ |
・オーツ麦、トウモロコシ ・昆虫を42.5%使用、単一動物性タンパク質 |
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ザ・パーフェクトワン | 総合点 42点 ★★☆☆☆ |
・トウモロコシ、小麦粉、グルテンミール、ふすま、脱脂米ぬか ・動物性油脂 ・水素の力に注目、ケイ素食品剤を配合 |
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ピュリナワン | 総合点 42点 ★★☆☆☆ |
・米、コーングルテン、とうもろこし、小麦 ・コスパが良く安価 |
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ドッグフード工房 | 総合点 41点 ★★☆☆☆ |
・うるち米、小麦を使用 ・馬肉や鰹節を使用 |
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セレクトバランス | 総合点 40点 ★★☆☆☆ |
・とうもろこし、米、玄米 |
Fランク
Fランクの評価ポイント
Fランクは、合成酸化防止剤や保存料、合成調味料、着色料などの合成添加物を使用したドッグフードです。
穀物量が多く、肉や魚などの動物原料の割合も少ないため、価格は非常に安く抑えられています。価格重視の方には高い評価と口コミ評判を得ています。
Fランクドッグフード | |
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ブッチドッグフード | 総合点 39点 ★★☆☆☆ |
・生肉を使用したロールミート ・ゲル化剤使用 ・玄米、大豆、コーン使用 |
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ロイヤルカナン | 総合点 36点 ★☆☆☆☆ |
・酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)、保存料(ソルビン酸カリウム)使用 ・コーン、大麦、動物性油脂 ・動物病院での販売あり |
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ユーカヌバドッグフード | 総合点 36点 ★☆☆☆☆ |
・小麦、とうもろこし、とうもろこし粉、米、大麦 ・保存料(ソルビン酸カリウム) ・動物病院での販売あり |
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ファムタイズ | 総合点 33点 ★☆☆☆☆ |
・大麦、玄米、米ぬか、黒米、ハト麦、あわ、きび、ソバ、とうもろこし ・アフィリエイトに頼った手法 ・現在販売停止? |
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アイムス | 総合点 29点 ★☆☆☆☆ |
・酸化防止剤(BHA、BHT) ・とうもろこし、小麦 ・動物性油脂、乾燥ビートパルプ、家禽エキス |
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スポートミックス | 総合点 -点 ☆☆☆☆☆ |
・アフラトキシンによるカビ毒が発生、リコール対象 ・ミートミール、挽いたイエローコーン、チキン副産物ミール、挽いた醸造米、乾燥ビートパルプ |
ランキング第1位 ウィリアムドッグフード(おすすめドッグフードランキング総合1位)



マッサンペットフーズが掲げる動物の食育を見事に体現したフードということで、まだ販売から年数は経っていませんが、早くも注目され動物病院での取り扱いも開始されてきています。
- 鶏生肉、脱水鶏肉が58%
- 41種類の様々なこだわり素材
- オランダ産
- 動物病院での取扱い有り
- 高GI食材を避けサツマイモを使用
- グレインフリー、ポテトフリー
- 自社メディア運営や情報を積極的に公開
ウィリアムドッグフードは、チキンの配合率が58%、鶏生肉と脱水鶏肉(ディハイドレイテッドチキン)を使用し、野菜やフルーツ、ハーブや他機能性食材など41種類もの素材を配合した、他にはないドッグフードです。
ペットフード販売士やペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士の資格を保有する開発者のマッサンと、獣医師や専門家、オランドの製造工場が試行錯誤を繰り返しながら納得のいくレシピを完成させたそうです。
原材料
ウィリアムドッグフードは、合成保存料、合成酸化防止剤、着色料、香料、遺伝子組み換え食材、穀物、乾燥肉、不特定な動物性油脂などすべて不使用にしています。原材料はEU産とイギリス産なので、動物へのホルモン剤(肥育剤)の投与の心配もありません。
成分比較
成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 26.5% |
粗脂肪 | 19% | |
粗繊維 | 5.2% | |
粗灰分 | 10.1% | |
水分 | 10% | |
オメガ6脂肪酸 | 2.0% | |
オメガ3脂肪酸 | 0.3% | |
カルシウム | 1.2% | |
リン | 1.0% | |
マグネシウム | 0.07% | |
カロリー | 100g | 397.8kcal |
タンパク質や脂質など基本的な成分表示はもちろん、他ドッグフードを選ぶ時に必要な判断基準となる必須脂肪酸やミネラルバランスも詳細に公開されています。
また実際成分バランスも、オメガ6:オメガ3=6.666:1、カルシウム:リン:マグネシウム=1.2:1.0:0.1と適正比率内にしっかり調整されていることがわかります。これだけの食材を使用し、原材料にもこだわりながら成分にもこれだけ配慮されているドッグフードはほとんど見られません。
価格
ウィリアムドッグフードは公式サイトでは4,730円(単品)、定期では10%オフ価格の4,257円となっており、定期では1kgあたりの価格が2,500円を切っています(1kgあたり2,365円)。
またウィリアムは販売当初から200gの少量パックを用意しています。現在200gで500円というキャンペーンを実施していて、食べるか食べないか気になる方や、おやつとして他のフードと併用して利用されたい方にとっても使い勝手の良い価格帯となっています。
食いつき
ウィリアムドッグフードはチキンを使用したクセのない味で、どの年齢・犬種の犬でも好き嫌いが少なく食べやすい味となっています。小粒なので小型犬でも、また顎の小さい子犬もパクパク食べられるギブルになっています。
袋を開けた瞬間から香ばしいお肉の香りが広がり、犬はもちろん飼い主の食欲もそそります。香りは強めですが嫌にニオうようなことはなく、ですが保存していても香りが抜けにくいので食いつきが落ちにくい印象です。
信頼性(安全性)と口コミ評判
ウィリアムドッグフードを販売するマッサンペットフーズ(株式会社ヒューマル)は、メーカーとしての信頼性が飛び抜けて高い評価を得ています。
レシピの開発者であり代表である「マッサン(松浦徹氏)」はペットメディア「キャットフードの学校」「ドッグフードの学校」を運営し、栄養学やペットフード製造、販売の裏側、ペットフードの最新情報などを正しい知識を持って発信しています。
雑誌取材を受けたり連載を行ったりと、ペットの専門家として活動を行っています。
ドッグフード勉強会の総合評価

個人的にも非常におすすめな商品ので、ドッグフード選びに迷ったらぜひ一度お試しください。

ランキング第2位 ギャザードッグフード(おすすめドッグフードランキング総合2位)


しかしギャザーではチキンをメインに、魚介ではタラやクリルもオーガニックのものを使っています。また、動物原料が豊富なだけでなく、コストの低い穀物や高GI食材のジャガイモを不使用にしている点も驚きです。
- USDAとCORのオーガニック認証を取得
- タンパク質30%以上
- クランベリーやシードを使用
- 動物原料フリーフード有り
- MSC認証の魚介フード有り
2ヶ国のオーガニック認証を受けつつ、原材料の種類まで考えられている点でギャザーは他のフードより一歩抜きん出た評価となっています。
原材料
オーガニックということで、残留農薬や危険な添加物に関する心配がありません。遺伝子組み換え食材やホルモン剤等の心配もありません。
成分比較
タンパク質 | 30%以上 |
脂質 | 15%以上 |
粗繊維 | 5%以下 |
水分 | 10%以下 |
カルシウム | 1.1%以上 |
リン | 0.8%以上 |
オメガ6脂肪酸 | 2%以上 |
オメガ3脂肪酸 | 0.4%以上 |
カロリー量 | 362.8kcal |
ギャザーはタンパク質30%と程よい高タンパクなレシピとなっています。また必須脂肪酸のオメガ6とオメガ3の割合も5:1と適正範囲となっています。また、カルシウムとリンのバランスも1.3:1で適正比率に近い値となっています。
価格
価格は1kgあたり2,721円とやや高めではありますが、オーガニック認証を受けたドッグフードの中ではかなりコスパの良いドッグフードになります。7.25kgまで幅広く容量サイズを展開していて、454gのお試しサイズもあります。
食いつき
動物原料が多くタンパク質も豊富なため、食いつきの評判も上々です。オーガニックドッグフードでは穀物や植物原料が多くなるので嗜好性に難ありな場合が多いですが、ギャザーは他のオーガニックドッグフードと比較するとよく食べてくれるという評価が多く聞かれます。
信頼性(安全性)と口コミ評判
ギャザードッグフードは、株式会社ペットキュリアンがナウフレッシュやGO!など他人気ブランドも展開する確かな販売実績のあるメーカーが販売しています。
日本でも店頭販売され手に入りやすく、また動物病院での取扱いもあることから、信頼性も高いです。価格は高いため価格重視の方より品質や栄養バランスを重視される方から評価を得ています。
ドッグフード勉強会の総合評価

オーガニック認証を受けているということは、残留農薬や遺伝子組み換え食材やホルモン剤、また他生産から製造までの不安要素がかなり解消されますから、ドッグフードの安全性を1番に考えたい方には特におすすめの商品と言えると思います。
ランキング第3位 アートゥードッグフード(おすすめドッグフードランキング総合3位)


単一動物性タンパク質でアレルギーへの配慮もされていて、非常に良質なドッグフードです。
- 85%もの豊富な鶏肉
- 32種類のフルーツや野菜
- タンパク質33%
- 合成着色料、香料、保存料不使用
- ジャガイモフリー
- グレインフリー
原材料
添加物は栄養添加物のみで、発癌性や変異原性が懸念されるBHTやBHAなどの合成酸化防止剤、保存料、着色料、香料、合成調味料、発色剤、他合成(人工)添加物等は使用されていません。
成分比較
成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 32% |
粗脂肪 | 16% | |
粗繊維 | 3% | |
粗灰分 | 7% | |
水分 | 8% | |
オメガ6 | 3.4% | |
オメガ3 | 1.1% | |
カロリー | 369.5kcal/100g |
タンパク質が32%と豊富です。またオメガ6とオメガ3は3.1:1でややオメガ3脂肪酸が多いですが、オメガ3脂肪酸を積極的に与えたい場合にはおすすめです。
価格
1kgあたりの価格は3,564円と安くはありませんが、動物原料をこれだけ使用し、50%は生肉を配合しているので、これでも良心的な価格設定と言えます。
食いつき
様々な野菜やハーブ、フルーツを使って風味豊かに仕上げているので嗜好性も高いです。クセが少なく、どの犬も食べやすい味と風味になっています。
信頼性(安全性)と口コミ評判
AATUはイギリスでは店頭でも販売されるメジャーなブランドです。またイギリスは元EUで自国でも厳しい基準を定めているため、ホルモン剤や遺伝子組み換え原料等への心配がありません。
ドッグフード勉強会の総合評価

豊富な原材料を使用しながら、グレインフリー、ポテトフリー、さらに単一動物性タンパク質という良いところ取りなドッグフードになっています。
ランキング第4位オリジンドッグフード(おすすめドッグフードランキング総合4位)


- 動物原料85%
- 低炭水化物、低GI食材
- 高タンパク質
- 自社工場生産
原材料
発癌性や変異原性が懸念されるBHTやBHAなどの合成酸化防止剤、保存料、着色料、香料、合成調味料、発色剤、他合成(人工)添加物等は不使用です。
使っているのは天然由来のミックストコフェロールという酸化防止剤です。
成分比較
オリジン成分保証分析値 | 粗タンパク質 | 38% |
粗脂肪 | 18% | |
粗繊維 | 4% | |
カルシウム | 1.2% | |
リン | 0.9% | |
水分 | 12% | |
カロリー | 394kcal/100g |
オリジンはタンパク質38%と非常に高タンパクで、また肉や魚の配合が非常に多いため、タンパク質の内訳も、動物性タンパク質の割合がほとんどを占めていることが予想されます。動物性タンパク質は体にとって消化性が高く、利用しやすい形で摂取できます。
また、脂質も18%と豊富です。必須脂肪酸のオメガ6やオメガ3も効率的に取り入れられ、皮膚や被毛の健康維持にも役立ちます。
価格
- 1,300円/340g
- 6,000円/2kg
- 14,500円/5.9kg
- 21,000円/11.3kg
価格は2kgで6,000円と高価格ですが、容量のラインナップが豊富で、340gの少量パックから11.3kgの大容量サイズまで用意があります。5.9kgサイズでは1kgあたり2,457.6円、また11.3kgサイズでは1kgあたり1858.4円となるので、ドッグフードの消費が早い大型犬や多頭飼いの家庭では、大容量サイズでお得に購入できるかと思います。
食いつき
オリジンは食いつきの評判が非常に高いです。愛犬の好みや相性もありますが、動物性タンパク質と脂質が多いドッグフードは犬の嗜好性も高い傾向があるので、オリジンは他のフードと比較しても嗜好性は高いです。
信頼性(安全性)と口コミ評判
オリジンは世界中で幅広く販売されており、他社と比較しても、全体的な口コミ評判の平均点が高いプレミアムドッグフードです。
有名ブランドで店頭での販売は多くありませんが、それでも人気で認知度の高いフードだと思います。
ドッグフード勉強会の総合評価

一点、様々な肉や魚を使用する分、食物アレルギーが出た時にアレルゲンの特定がしにくい難点があります。ただ食物アレルギーは若年で発症することがほとんどで、3歳以上の発症はほとんど見られないそうなので、オリジンのように沢山の動物原料を使ったドッグフードは成犬期以上の犬におすすめです。
ランキング第5位 フィッシュ4ドッグ(おすすめドッグフードランキング総合5位)

穀物を使わないグレインフリーレシピで、植物原料はシンプルな配合です。
- イギリス産では珍しい魚介類をメインにしたフード
- グレインフリー
- 世界31ヶ国で販売
- イギリス産
- 原材料の配分表示
原材料
トコフェロール抽出物、ローズマリーが天然由来の酸化防止剤として使用されていますが、BHTやBHAなどの合成酸化防止剤や保存料、着色料、香料、合成調味料、発色剤、他合成(人工)添加物等はフリーです。
成分比較
成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 26%以上 |
粗脂肪 | 12%以上 | |
粗繊維 | 2.5%以下 | |
粗灰分 | 7%以下 | |
水分 | 8%以下 | |
オメガ6脂肪酸 | 3.3% | |
オメガ3脂肪酸 | 1.0% | |
カロリー | 348.8kcal/100g |
魚介系ドッグフードは、オメガ6とオメガ3の適正比率(オメガ6:オメガ3=5~10:1)が崩れてしまいがちですが、フィッシュ4ドッグは、オメガ6:オメガ3=3.3:1とオメガ3脂肪酸が多いものの、適正比率に近づける調整がされているように思います。
また、最近は適正比率も炎症を抑えるオメガ3がもっと多くてもいいという見解があるので、今後3:1も適正範囲となる可能性があります。
価格
- 1,056円/400g
- 3,388円/1.5kg
- 5,643円/3kg
- 9,614円/6kg
- 15,400円/12kg
1.5kgで3,388円なので、1kgあたり約2,258.6円になります。お試しができる少量パック400gの販売もあり、また大量購入すると、6kg購入で1kgあたり1,602.3円、12kg購入で1kgあたり1,283.3円とどんどん安くなるので、こちらも多頭飼いや大型犬がいる家庭に特におすすめです。
食いつき
魚介系のフードの中ではかなり食いつきが良いです。また、魚原料や海の香りが強いので、特に魚介類が好きなワンちゃんに好評です。お肉好きでずっとお肉ばかりを食べてきた犬だと、好みに合わなかったり、始めは少し警戒して口を付けない場合もあるかもしれません。
信頼性(安全性)と口コミ評判
フィッシュ4ドッグは原材料の項目を見てもわかりますが、配合量まで細かく明記しています。
配合量は、他のメーカーやブランドに真似される可能性があるので、ほとんどの企業は配合量までは非開示としていますが、ここまではっきりと公開されているのは珍しいように思います。真似されてもいいという自信があるのか、情報開示への意識が高いのか、いずれにしても信頼性という面ではプラスです。
ドッグフード勉強会の総合評価

ランキング第6位 ナウフレッシュドッグフード(おすすめドッグフードランキング総合6位)


ナウフレッシュは、ターキーやサーモン、ダックなどの生肉(骨抜き)をメインにし、乾燥肉やミール類を不使用にしています。
原材料の種類が非常に多いです。肉や魚だけでなく、トマトやニンジン、リンゴなど私たちも馴染みのある野菜やフルーツを始め、パパイヤやザクロなど珍しい植物素材も豊富です。乳酸菌などのプロバイオティクスも配合し、腸内環境にも配慮されています。
また、必須アミノ酸のDLーメチオニンや、肝リピドーシスを予防できると言われるLーカルニチンなどのアミノ酸なども含まれています。
- 生肉、ミールフリー
- 低温加熱のSCSB製法
- グレインフリー
- 豊富な原材料
- 動物病院での販売あり
- パッケージ素材やリサイクルにも配慮
原材料
自然由来のミックストコフェロールを使用しています。BHTやBHAなどの合成酸化防止剤や保存料、着色料、香料、合成調味料、発色剤、他合成(人工)添加物等は不使用です。
成分比較
成分(分析値) | タンパク質 | 27%以上 |
脂質 | 17%以上 | |
粗繊維 | 4.5%以下 | |
灰分 | 8.0%以下 | |
水分 | 10%以下 | |
カルシウム | 1.2%以上 | |
リン | 0.7%以上 | |
Lーカルニチン | 100mg/kg以上 | |
タウリン | 0.1%以上 | |
オメガ6脂肪酸 | 2.6%以上 | |
オメガ3脂肪酸 | 1%以上 | |
プロバイオティクス | 198,000,000CFU/kg以上 | |
代謝エネルギー | 100g | 371.1kcal |
タンパク質や脂質など全体的な成分値は平均的でバランスもとれています。
飼い主としては気になるカルシウムやリンなどのミネラル量や、オメガ脂肪酸の値までしっかり記載されています。カルシウムとリンの値はCa:P=1.2:1が適正比率になりますが、ナウフレッシュではリンがやや抑えられています。
価格
- 2,090円/800g
- 3,795円/1.59kg
- 5,280円/2.72kg
- 9,790円/5.44kg
- 15,950円/9.98kg
1.59kgサイズだと1kgあたり2,490円、2.72kgだと1kgあたり2,103円となります。コストや成分などを踏まえても、コスパの良い製品のように感じます。
食いつき
ミールフリーですが動物原料が豊富でクセのない味となっていて、粒のサイズが小粒寄りで小型犬でも食べやすくなっているので、初めてでも抵抗なく食べられる犬が多い印象です。
信頼性(安全性)と口コミ評判
ナウフレッシュは第2位のギャザーや第7位のGO!ドッグフードを製造するペットキュリアンと同じメーカーから発売されています。100%フレッシュミート&フレッシュオイルなどのこだわりがあり、動物病院でも販売されています。
また、リサイクルできるパッケージにするなど環境へも配慮されています。環境問題など社会問題にも目を向け、企業として新しい取り組みを行える点で、企業としての信頼性の高さが伺えます。
ドッグフード勉強会の総合評価

また、SCSB(Slow cooked in Small Batches)製法という低温の加熱調理方法を採用し、ドッグフードの製造方法にもこだわりを見せています。
企業やブランドイメージもよく、これからの動物と環境への配慮を考えたクリーンな会社が販売しているということで、フードはもちろんナウフレッシュのファンも多くいます。
ランキング第7位 ゴー!(GO!)ドッグフード(おすすめドッグフードランキング総合7位)


- 動物原料85%
- コスパがよい
- パワフルなレシピ
- グレインフリー
- 豊富な原材料
原材料
栄養添加物としてビタミンやミネラルのサプリメントが多く使用されています。他酸化防止剤として自然由来のミックストコフェロールが配合されています。
成分比較
成分(分析値) | 粗タンパク質 | 34% |
粗脂肪 | 16% | |
粗繊維 | 3% | |
水分 | 10% | |
カルシウム | 2% | |
リン | 1.2% | |
オメガ6 | 2.7% | |
オメガ3 | 0.4% | |
カロリー | 100g | 395.1kcal |
34%とタンパク質が豊富で脂質も適度に含まれています。カルシウムとリンの値は2%:1.2%=1.6:1なのでカルシウムがやや多い比率となっていますが、オメガ6とオメガ3脂肪酸の比率は、2.7%:0.4%=6.75:1と適正範囲のバランスに調整されています。
価格
- 352円/100g
- 3,190円/1.59kg
- 8,800円/5.44kg
- 12,485円/9.98kg
価格では1.59kg製品でみると、1kgあたりの価格は2,006円でコスパは良い方だと思います。また5.44kg、9.98kgの容量サイズになるとさらにお得です。お試し用に100gが352円という低価格で提供されているので、食いつきが心配なワンちゃんにもおすすめです。
食いつき
最も重要な嗜好性については、GO!は比較的どの犬も食べてくれやすいクセのない味・風味となっています。
様々な肉・魚原料また野菜やハーブを配合しているので、偏食で新しいものに対して警戒するワンちゃんにはゆっくり慣れさせる必要があるかもしれませんが、肉好き・魚好きどちらの犬にも対応できるフードだと思います。
信頼性(安全性)と口コミ評判
GO!は上記でも紹介しているナウフレッシュやギャザーを販売するカナダのペットキュリアンのブランドです。店頭販売や動物病院での販売もあることから、信頼性も高く、安心して与えられるドッグフードの選択肢の一つになります。
ドッグフード勉強会の総合評価

ランキング第8位 アカナドッグフード(おすすめドッグフードランキング総合8位)


アカナは新鮮な鶏肉(チキン)、七面鳥肉(ターキー)をメインに、ビタミンA、D、Kが豊富なレバーやハツなどを配合しています。グレインフリーかつ芋類も不使用にした低炭水化物レシピです。
また完全栄養食といわれる卵も配合しています。卵はコストが高いため、ドッグフードでは乾燥全卵が一般的でが、アカナは新鮮な全卵を使用しています。
- グレインフリー
- フリーレンジベニソン
- 地元カナダ産にこだわった原材料
- のびのびと育ったチキンや七面鳥肉
- 動物性原料70%
- 野菜とフルーツが豊富
原材料
新鮮鶏肉(8%)、新鮮七面鳥肉(8%)、新鮮鶏内臓(レバー、ハツ、腎臓) (8%)、鶏肉ミール(8%)、七面鳥肉ミール(8%)、丸ごとニシンミール(8%)、丸ごとグリンピース、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとヒヨコ豆、新鮮全卵(4%)、新鮮天然ウォールアイ(4%)、新鮮天然トラウト(4%)、鶏脂肪(4%)、新鮮七面鳥内臓(レバー、ハツ、腎臓) (3%)、丸ごと緑レンズ豆、丸ごとピント豆、丸ごとイエローピース、日干しアルファルファ、タラ油(2%)、レンズ豆繊維、乾燥鶏軟骨(1%)、乾燥ブラウンケルプ、新鮮カボチャ、新鮮バターナッツスクワッシュ、新鮮パースニップ、新鮮グリーンケ―ル、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮カブラ菜、新鮮ニンジン、新鮮レッドデリシャスリンゴ、新鮮バートレット梨、フリーズドライレバー(鶏と七面鳥)(0.1%)、塩、新鮮クランベリー、新鮮ブルーベリー、チコリー根、ターメリックルート、オオアザミ、ごぼう、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ
添加栄養素(1kg中):天然濃厚トコフェロール:ビタミンE:100IU,アミノ酸水和物亜鉛キレート:100mg,アミノ酸水和物銅キレート:10mg
添加物は原材料と分けて記載があるので分かりやすいと思います。
天然由来のトコフェロール(ビタミンE)と栄養添加物になりますが、アカナはこうみるとかなり栄養添加物が少ないので、配合されている原材料でおおかたの栄養素が賄えていることが分かります。
成分比較
成分(保証分析値) | 粗タンパク質 | 35%以上 |
粗脂肪 | 17%以上 | |
粗繊維 | 6%以下 | |
粗灰分 | 7%以下 | |
水分 | 12%以下 | |
カルシウム / リン | 1.5% / 1.1%以上 | |
オメガ6 / オメガ3 | 2.6% / 0.9%以上 | |
グルコサミン | 700mg/kg 以上 | |
コンドロイチン | 1,500mg/kg 以上 | |
カロリー | 385kcal/100g |
高タンパク質で脂質も適切な範囲です。水分がやや多いので、日本のような湿度の高い環境での保管には注意が必要です。カルシウムとリンの割合は1.3:1(1.5%:1.1%)となので適正範囲内です。マグネシウムの値は記載されていません。
皮膚と被毛の健康に影響するオメガ6とオメガ3のバランス(適正比率 ω6:ω3=5~10:1)は、オメガ6:オメガ3=2.8:1(2.6%:0.9%)です。ニシンやトラウト、ウォールアイなどの魚類を始め、タラ油などを配合しているためか、オメガ3が多めになっています。
価格
- 340g/1,210円
- 2kg/5,500円
- 6kg/13,200円
- 11.4kg 17,600円
お試しサイズの340gの販売があり、また2kg商品では1kgあたり2,750円、6kg商品では2,200円となります。
食いつき
味の種類によって好みは分かれますが、アカナは比較的どの犬も好んで食べてくれやすいブランドです。肉を多く配合しているので香りも強く、食いつきも申し分ありません。
信頼性(安全性)と口コミ評判
アカナはオリジンを販売するチャンピオンペットフーズ社が製造するドッグフードで、カナダの地元で獲れた新鮮な
食材を使用しています。狭いケージで飼われた鶏ではなく、広い大地でのびのびと育ったフリーレンジ(放牧)によって育てられた動物を使うなど健康的なレシピにこだわり、製造を行っています。
ドッグフード勉強会の総合評価

ランキング第9位 ナチュラルバランス(おすすめドッグフードランキング総合9位)


肉を多く含んだワイルドなレシピではありませんが、穀類も配合することで価格も高くなりすぎず、バランスのとれたレシピと金額が実現しています。
- アメリカ最大動物園に専用フードを提供
- グレインフリーあり
- コストパフォーマンスに優れている
- 販売実績が長い
- 栄養バランスに長けている
原材料
「自然風味」という調味料もしくは香料が使用されています。自然や原材料由来のものなのか分かりませんが、嗜好性を高めるために配合されているものと思われます。危険な酸化防止剤や着色料などは配合されていません。
成分比較
成分(分析値) | 通常粒 | 小粒 | |
粗タンパク質 | 23%以上 | 23%以上 | |
粗脂肪 | 13%以上 | 13%以上 | |
粗繊維 | 3%以下 | 5%以下 | |
水分 | 10%以下 | 10%以下 | |
カルシウム | 1.2%以上 | 1.2%以上 | |
リン | 1%以上 | 1%以上 | |
タウリン | 0.05%以上 | 0.25%以上 | |
アスコルビン酸(ビタミンC) | 20mg/100g以上 | 5.5mg/100g以上 | |
EPA&DHA | 0.25%以上 | 0.12%以上 | |
オメガ3脂肪酸 | 0.4%以上 | 0.4%以上 | |
オメガ6脂肪酸 | 2.5%以上 | 2.5%以上 | |
カロリー | 100g | 361kcal | 364kcal |
通常粒と小粒で成分が異なりますが、主成分には大きな違いはありません。細かいところを見ていくと、タウリンやビタミンCは小粒の方が配合が多く、EPA&DHAは通常粒の方が多い配合となっています。
価格
- 880円/300g
- 1,650円/1kg
- 3,300円/1.8kg
- 3,465円/2.27kg
- 8,085円/5.54kg
- 15,180円/10.9kg
- 21,285円/16.35kg
1kgあたり1,650円で、16kgとかなり大容量までサイズがあるので、大型犬や多頭飼いの方に特におすすめです。大型動物がいる動物園や施設へも提供しているので、大容量サイズも対応しているのかもしれません。
食いつき
ナチュラルバランスは比較的食いつきはよく、長年ナチュラルバランスで落ち着いている犬も多いことから、飽きにくいという点も評価されています。
信頼性(安全性)と口コミ評判
1989年に創設したナチュラルバランスは販売歴も長く、非常に多くの動物に与えられてきたアメリカのペットフード会社です。大型動物施設へも商品を提供し、獣医師も在籍する大手メーカーです。
ドッグフード勉強会の総合評価

毎日のごはんとして与え続けやすい価格帯で、栄養バランスが考えられたドッグフードだと思います。
ランキング第10位 アルモネイチャー(おすすめドッグフードランキング総合10位)


アルモネイチャーはイタリア老舗ペットフードメーカーです。アルモネイチャーは肉類に豚肉、鶏肉、牛肉など3種類のお肉が主原料で、野菜はポテトのみの非常にシンプルなレシピ構成です。魚や野菜、果物などにアレルギーがある犬におすすめです。
マンナンオリゴ糖やフラクトオリゴ糖、イースト(酵母)など腸内環境に配慮した機能性食材を配合しています。
- イタリア本社の老舗ナチュラルペットフードブランド
- オリゴ糖や酵母配合
- イタリア産
- グレインフリーあり
- コストパフォーマンスに優れている
- 店頭や動物病院での販売あり
原材料
添加物は栄養添加物のミネラル類のみで、危険な添加物や原材料の使用もありません。ビタミンを配合していないので、野菜類で必要なビタミン類は補えているのかもしれません。
成分比較
成分分析値 | 粗タンパク質 | 27%以上 |
粗脂肪 | 18%以上 | |
粗繊維 | 3.5%以下 | |
粗灰分 | 8%以下 | |
水分 | 9.5%以下 | |
カルシウム | 1.9% | |
リン | 1.1% | |
オメガ3 | 0.18% | |
オメガ6 | 2.83% | |
カロリー | 366.5kcal |
かなり肉の割合が多いように見えますが、タンパク質も脂質もほどほどです。
カルシウムとリンの数値はやや高めな印象を受けます。また、オメガ6とオメガ3の比率は15:1と適正比率の5~10:1の範囲外となってしまっていて、オメガ3脂肪酸が少ない配分となっています。
食いつき
肉の割合が多く香りもしっかりあるため食いつきは良好です。魚や野菜、果物などが入っていないシンプルな構成なので、短期間で飽きてしまう犬も見られました。
信頼性(安全性)と口コミ評判
イタリアで2000年に創業したアルモネイチャーは、現在30ヶ国以上で販売されていて、世界で初めてナチュラルフードをつくった会社と自負しています。添加物や原材料の安全性に着目し、いち早く時代の流れに合わせて動物に優しいフードを開発しています。
ドッグフード勉強会の総合評価

ランキング外 だけど今注目のドッグフード!
フレッシュフードで話題!ペトコトフーズ

ペトコトドッグフードは調理したドッグフードを冷凍保存して届けるフレッシュフードです。国産原料を使用し、見た目は人の食事と遜色ありません。味は4種類(チキン、ポーク、フィッシュ、ビーフ)でグレインフリーレシピ。総合栄養食なので主食として毎日与えることができます。12パックセットで4,800円なので、ドライフードに比べれば1日分の金額は高くなります。
インスタグラムでは獣医師とインスタライブを行い、犬の食事に関する質問を投げかけるなど、SNSや情報発信にも積極的です。グッドデザイン賞の受賞や期間限定の店舗展開なども行っています。
昆虫が主原料!ヨラドッグフード

ヨラドッグフードは昆虫を主原料に使ったドッグフードです。昆虫は肉や魚にひけをとらない高タンパクな原料で肉や魚の代替原料として注目されています。また感染症や衛生面での管理がしやすく、低コストで繁殖・飼育ができることから、食糧難を救う救世主として期待されています。
水素で腸内環境と免疫に配慮!ザ・パーフェクトワン

ザ・パーフェクトワンはレナシアプラスという特許を取得したケイ素食品剤を配合したドッグフードです。レナシアプラスのケイ素は腸内で水素を発生させ、悪玉活性酸素の排出を助ける働きがあります。腸内環境を整えることで免疫力の維持にも働きかけます。
ほぼ肉のエアドライフード!ジウィピーク

ジウィ・ピークはニュージーランド産のエアドライ製法でつくられたドッグフードです。従来の粒のいわゆるドッグフードとは異なり、ジャーキーやおやつのような見た目をしています。使用されているのはほぼ肉のみの超高タンパク・高脂質のパワフルなレシピです。シンプルな原材料でグレインフリー、狂牛病などが未発生国のニュージーランド産のドッグフードということで、価格は高いですが高評価を得ています。
ドッグフードの選び方と判断基準
ドッグフードの選び方はひとつではありません。判断基準も飼い主さんや愛犬の体や好みも大きく影響するので、愛犬に合わせてドッグフードを選びましょう。
総合栄養食の表示があるか
毎日与える主食ドッグフードを選ぶ上で大前提となるのが総合栄養食であるかどうかです。総合栄養食は毎日の主食として犬に与えるためにレシピが考えられて基準をクリアしたドッグフードなので、それだけで過不足なく栄養を摂取することができますが、一般食や副食、スナックなど総合栄養食以外のおやつやご褒美として与えるフードは、与える頻度や量に配慮しなければなりません。
そのため毎日の食事を選ぶ時は必ずドッグフードが総合栄養食であるかをまず確認しましょう。
ドッグフードの安全性
総合栄養食の基準をクリアしたドッグフードでも、使用される原材料の種類や生産地、また製造が行われる工場の衛生環境など、傍目からは分からないポイントが沢山あります。
下記に特に注意が必要な原材料をまとめました。愛犬が毎日食べるものですから、犬の健康と安全を守るためにしっかり確認しましょう。
原材料や添加物
生産地・原産国
おすすめは動物の権利や福祉に関する意識が高いペット先進国が原産のドッグフードです。また、EUは特に基準が厳しく、他の国にはない制限や決まりを設けています。動物が家族やパートナーであるという考えも進んでいるので、食品もペットフードも安全性が高く、ペットフード製造においても衛生面や安全性の信頼が厚いと言われています。
反対に、中国や韓国のような日本と同じかそれよりも動物の地位が低い考えの国では食品よりも大きな偽装や粗悪な原材料が使用されている可能性が拭えないので個人的にもおすすめはしません。
メーカーの情報の開示性
ドッグフードの安全性をはかる上では、製造・販売企業の情報開示が積極的、かつ明確な情報であるかも重要です。情報の発信や開示に積極的な企業は、それだけレシピや成分に自信があります。たとえば製造した国(原産国)は開示しなければなりませんが、原材料のそれぞれの原産国まで詳細に記載するメーカーはあまりありません。また、ミネラルやビタミンなどもメーカーによって公開する項目が異なります。
より詳細な情報開示は、それだけ犬の健康に配慮し、理由があって原材料や成分を厳選したという裏付けになります。情報量や記載が曖昧なフードほど、そこに対して自信がない、つっこまれたくないという可能性も考えられます。
愛犬の成長段階
全年齢対応フードもありますが、もしドッグフードが子犬用・成犬用・高齢犬用など成長段階で分かれているなら、その表示に従って与えましょう。
子犬・成長期
子犬・成長期の犬は運動量が多く成犬よりたくさんのエネルギーを必要とします。このため、ドッグフードは高タンパク・高脂質で全体的に栄養価の高い製品が望ましいです。
成犬期
成犬は病気もしにくく食欲も旺盛なので、シニア期に向けて免疫力を維持し、健康を保つことを意識したドッグフードを選びます。
シニア期・高齢期
シニア犬は、関節疾患や癌、腎臓病など病気や慢性疾患を発症するリスクが高くなります。また運動量が減少するため、カロリーが少ないものを勧められる場合もあります。他特定の病気のサポート食や療法食なども視野にいれつつつ獣医師と相談しながらドッグフードを選びましょう。
ドッグフードランキング:まとめ

このためドッグフードの見直しや変更を行う時は、飼い主さん自身もある程度の知識を持って、愛犬にとって最善なものかを判断し、食事管理をしてあげましょう。