2024年おすすめドッグフードランキング【全52種のランク別評価】

ドッグフード ランキング 評価 ランク

愛犬には、大切な家族の一員として、凝縮された時間を少しでも楽しく元気に、健康な状態で長生きしてもらいたいものです。なるべく大きな病気やつらい思いをせず一生をまっとうしてもらうために、何をして何に気をつければいいのか。

人と犬では、体のつくりも、必要な栄養も、美味しさの感覚も、まったく同じとはいきませんが、丈夫な体作りと健康維持には当然ながら毎日の食事が重要です。

【全50ブランド】ドッグフードランキングとランクの評価基準

6つのドッグフード評価基準

当サイト「ドッグフード勉強会」では、独自の視点から各ブランドのドッグフードを徹底比較し、本当に愛犬にとって良いフードを追求したおすすめランキングと評価ランクをお届けします。

また、各ドッグフードを【原材料・添加物・成分・価格・食いつき・信頼性(安全性)】の6つの角度から比較評価し、S~Fランクまでの評価を公開します。

原材料肉や魚などタンパク源の確保、原産国、穀物・遺伝子組換原料・ミートミール・家禽ミール・動物性油脂・不特定な原材料の有無、グレインフリー、オーガニック
添加物合成酸化防止剤、保存料、着色料、香料、合成調味料、発色剤、他合成(人工)添加物等の使用の有無
成分十分なタンパク質量、必須脂肪酸(オメガ6・オメガ3)、ミネラル(カルシウム・リン・マグネシウム)のバランス、塩分相当量、有効成分やビタミン
価格続けやすい価格設定、お試し、少量パックがあるか
食いつきクセが少なく好みが分かれにくい味、十分なアミノ酸や脂質、旨味成分、香り、食べやすい粒サイズ
信頼性(安全性)情報開示意欲、詳細な成分表の公開、トレーサビリティ、製造工場の安全・衛生認証、自社メディアサイトの運営状況、定期の回数制限がないか、勝手に定期に移行にしないか、アフィリエイトに頼り切った販売方法でないかなど

15以上の比較項目で評価を可視化&ランキング付け

比較評価をする上で、アフィリエイトやひいき、イメージによる曖昧な評価を避けるため、当サイトでは様々な視点から15以上の評価項目を設け、上記のようにドッグフードに点数を付けてデータ化しました。また、ドッグフード勉強会に投稿された実際の口コミや生の声も参考にしながら評価を作成しています。

ドッグフード ランキング画像:ドッグフード勉強会評価基準一覧表(非公開)

他サイトとは評価基準が異なる点もあるため、他のサイトで評価されているドッグフードの順位がそこまで高くなかったり、反対にあまり知られていないドッグフードが上位に食い込んでいたり、ひと味違ったランキングになっているかもしれませんが、忖度なしで本当におすすめと判断したドッグフードと評価を紹介します

知識と経験を持った有資格者の安心評価

ドッグフードのランキングやおすすめ評価を行ったのは、ペットフード販売士・ペット栄養管理士・愛玩動物飼養管理士1級などの資格を保有し、ペットフードの会社にも勤務経験のある犬猫とペットフードの専門家です。

ペットフード 資格

犬を飼う人にとって懸念される可能性のある食材や添加物、また成分量や成分比率なども考慮し、愛犬にとって最善の選択肢を提供できるよう、専門家の目線と飼い主の目線の両方の立場からおすすめ評価を行っています

買うか買わないか、変えるか変えないかは別として、ドッグフード選びや現在ご利用中のドッグフードの見直しにも是非ご活用ください。

ランク別ドッグフード評価 一覧

Sランク おすすめ度:★★★★★

Sランクドッグフード
ウィリアムドッグフード
ウィリアムドッグフード
総合点 97点 ★★★★★
・チキン58%配合
・グレインフリー
・ジャガイモ不使用
・グルコサミンコンドロイチン配合
・GI値に配慮
・合成着色料、香料、保存料不使用
ギャザー
ギャザードッグフード
総合点 96点 ★★★★★
・USDAとCORのオーガニック認証を取得
・タンパク質30%以上
・動物原料不使用フード有り
・ジャガイモ不使用
・MSC認証タラを使用したフード有り
AATU ドッグフード
AATUドッグフード
総合点 96点 ★★★★★
・タンパク質33%
・合成着色料、香料、保存料不使用
・ジャガイモ不使用
・グレインフリー
オリジン ドライ
オリジン ドッグフード
総合点 95点 ★★★★★
・動物原料が豊富、タンパク質38%
・超低炭水化物、低GI、低GL
・世界での販売実績多数
・動物病院での販売あり
・原材料の水分を利用するスチーム調理
フィッシュ4ドッグ
総合点 93点 ★★★★★
・イギリス産では珍しい魚原料をメインにしたフード
・グレインフリー
・世界31ヶ国で販売
・イギリス産
・原材料の配分表示

Sランクの評価ポイント

Sランクは、原材料・成分・価格・食いつき・信頼性(安全性)の6つすべての観点からドッグフードの比較評価を行った結果、総合点が最も高かかったドッグフードです。

獣医師や動物関連事業者からも広く認められ、店頭や動物病院での取り扱いもあります。

さらに一般の方からの口コミの評価・評判も非常に高く、最高ランクのはもちろんのこと、飼い主さんが懸念する要素やマイナスポイントがすべて排除されているので、自信を持っておすすめできる商品となっています。

Aランク おすすめ度:★★★★☆

Aランクドッグフード
ナウフレッシュ
総合点 76点 ★★★★☆
・生肉使用、ミールフリー
・低温加熱のSCSB製法
・グレインフリー
・豊富な原材料
・動物病院での販売あり
・パッケージ素材やリサイクルにも配慮
ゴー!
GO ドッグフード
総合点 75点 ★★★★☆
・動物原料85%使用
・コスパがよい
・パワフルなレシピ
・グレインフリー
・豊富な原材料
アカナ
アカナドッグフード
総合点 73点 ★★★★☆
・地元カナダ産にこだわった原材料
・のびのびと育ったチキンや七面鳥肉を使用
・動物性原材料70%
・野菜とフルーツを豊富に使用
ナチュラルバランス
ナチュラルバランスドッグフード
総合点 73点 ★★★★☆
・米国最大の動物園や複数の大型施設にフードを提供
・コスパも◎
・大粒・小粒、容量サイズなどラインナップが豊富
アルモネイチャー
アルモネイチャー ドッグフード
総合点 72点 ★★★★☆
・シンプルな原材料
・イタリア産
・グレインフリー
・オメガ6、オメガ3のバランス◎
・動物病院での販売あり

Aランクの評価ポイント

Aランクは、充実した内容で口コミや総合点も高く、Sランクにまったくひけをとらないおすすめドッグフードです。世界での販売実績もあり、一般の方からの口コミ評価も良い高評価フードです。

Sランクと比較すると、懸念とは言えないまでも、原産国の法規制が厳しくない、また遺伝子組み換え原料やホルモン剤投与等の不確定要素があるなどの若干の懸念点があるものについては1ランク下げたA評価となっています。

Bランク おすすめ度:★★★★☆

Bランクドッグフード
ブルーバッファロー【販売終了】
ブルーバッファロー ドッグフード
総合点 70点 ★★★☆☆
・豊富な野菜やハーブ、フルーツを使用
・発酵菌や乳酸菌を使用
・玄米、大麦、オートミールを使用
・販売終了
ニュートロ ワイルドレシピ
ニュートロ ワイルドレシピ
総合点 69点 ★★★☆☆
・グレインフリー
・超小型犬~小型犬が対象
・高タンパク質、オオカミの食事に注目
・コスパ良し
キャスター&ポラックス オーガニクス
キャスター&ポラックス オーガニクス
総合点 66点 ★★★☆☆
・米国農務省USDAオーガニック認証あり
・グレインフリーあり
・低GIのサツマイモを使用
・2017年にレシピ改変&認証取得
モグワン
総合点 64点 ★★★☆☆
・グレインフリー
・チキンとサーモンで56%
・お試しモニターあり
・低GIなサツマイモや豆類を使用
ペトコトフーズ
ペトコトドッグフード
総合点 63点 ★★★☆☆
・冷凍で届くフレッシュフード
・メディアへの露出、グッドデザイン賞受賞
・グレインフリー
・彩り鮮やかで素材の味や食感が楽しめる
・コスパ△
K9ナチュラル
K9ドッグフード
総合点 63点 ★★★☆☆
・フリーズドライ製法
・85%以上が地元ニュージーランド産の肉類使用
・グレインフリー
・コスパ△
ハロー
ハロー
総合点 62点 ★★★☆☆
・食品用として使用される「正肉」を配合
・全卵やレバーなど高コストな原材料を配合
・ヴィーガン向けレシピあり
・燕麦、精白麦使用
ココグルメ
ココグルメ ドッグフード
総合点 62点 ★★★☆☆
・冷凍で届くフレッシュフード
・グレインフリー
・彩り鮮やかで素材の味や食感が楽しめる
・低GIなサツマイモを使用
カナガン
カナガン ドッグフード

総合点 62点 ★★★☆☆
・グレインフリー
・60%チキンを使用
・イギリス産
・アフィリエイトによる販売方法が特徴
ハッピードッグ
ハッピードッグ

総合点 60点 ★★★☆☆
・ドイツ国内シェアNo.1の由緒正しき大手メーカー
・様々な植物原料を使用
・トウモロコシ粉、トウモロコシ、米粉を使用
バーキングヘッズ
バーキングヘッズ
総合点 59点 ★★★☆☆
・AATUと姉妹ブランド
・イギリス産原材料を使用
・グルコサミン、コンドロイチン配合
・玄米、オーツ麦、白米を使用
アランズナチュラルドッグフード
アランズナチュラルドッグフード
総合点 58点 ★★★☆☆
・カナガンやモグワンを販売するレティシアンが販売
・グレインフリー
・イギリス産
・ラム肉の単一動物性タンパク質
・低GIなサツマイモや豆類を使用
ジウィピーク
ジウィピーク
総合点 58点 ★★★☆☆
・96%生肉を使用
・ニュージーランドの広大な牧草地で育った動物を使用
・超高タンパク質(45%)
・コスパ△
ヤラー
総合点 57点 ★★★☆☆
・オーガニックペットフードの代表格
・EKO認証、KRAV認証、Debio認証、複数の国のオーガニック認証を取得
・グレインフリーもある
・オランダ産

Bランクの評価ポイント

Bランクは、一定の口コミ評価を得ており、飼い主さんが気になる点もしっかり対策したドッグフードです。今人気のオーガニックフードや冷凍フレッシュフードが多くなりました。

穀物の使用や、価格面でコストパフォーマンスに劣りますが、金額に目をつぶれば良い商品なので、ランクはBとあまり高くないように見えますが製品そのものの評価は高いのでおすすめです。

Cランク おすすめ度:★★★☆☆

Cランクドッグフード
シュプレモ
シュプレモ ドッグフード
総合点 56点 ★★★☆☆
・ラインナップが豊富
・店舗販売あり
・ラインナップが豊富
・玄米、粗挽き米、米糠を使用
アディクション
アディクション ドッグフード
総合点 56点 ★★★☆☆
・フリーレンジベニソン(鹿肉)を使用
・グレインフリー
・カナダの自社工場で製造
ファインペッツ
ファインペッツ 極
総合点 52点 ★★★☆☆
・アレルギー性の低い鹿肉が主原料
・豊富な原材料を使用
・オートミール、大麦、全粒米
旧レガリエ(犬猫生活ドッグフード)
犬猫生活ドッグフード
総合点 51点 ★★★☆☆
・旧レガリエ
・原材料や成分表示を詳細まで公開
・グレインフリー
ナチュラルチョイス
ナチュラルチョイス
総合点 51点 ★★★☆☆
・中価格帯でコスパがいい
・動物病院での販売あり
・オートミール、玄米、大麦、粗挽き米、米糠
キアオラ
キアオラ
総合点 50点 ★★★☆☆
・限定した肉原材料
・グレインフリー
・動物病院での販売あり
アーガイルディッシュ
アーガイルディッシュ ドッグフード
総合点 50点 ★★★☆☆
・オーストラリアのオーガニック認証機関ACOの認証あり
・玄米、オーツ麦、白たかきび、ミレット、大麦
・オーガニックなのにリーズナブル
クプレラ
クプレラドッグフード
総合点 50点 ★★★☆☆
・ベニソン(鹿肉)やラムをを使用
・容量サイズが豊富
・燕麦を使用
・日本メーカーがオーストラリアで開発
FORZA10
FORZA10 (フォルツァ)
総合点 49点 ★★★☆☆
・イタリア獣医師チームが開発
・複数の国でオーガニック認証あり
・米を使用
・食事療法食も販売

Cランクの評価ポイント

Cランクは、中程度の評価のドッグフードで、ベニソンやカンガルーなど珍しい肉を使ったコストパフォーマンスの高い商品が多くなっています。またグレインフリーのものもありますが、グレインフリーのものもありますが、アレルゲンになりにくい米や大麦、エン麦などの穀物を多く使ったドッグフードが多いです。

飼い主さんや犬によって求めるところはそれぞれで、口コミや総合点が高いからといってすべての犬にとって良いフードとは言えませんので、愛犬と相性が合えばこちらもおすすめです。

Cランクでは、情報量の少なさから加点できずにCランクに留まっている商品もあります。基本的な原材料や成分値の記載だけでなく、原材料の原産国やミネラルバランス(カルシウム・リン・マグネシウム・ナトリウムなど)、必須脂肪酸(オメガ6とオメガ3)の量や比率など開示している情報が多い方が信頼性は高く評価も高くなります。

Dランク おすすめ度:★★★☆☆

Dランクドッグフード
馬肉自然作り総合点 48点 ★★☆☆☆
・大麦、きな粉、米ぬか、ハトムギ
・馬刺しの切れ端を使用
・ほとんどの原材料が国産
マウンテンズギフト総合点 47点 ★★☆☆☆
・グレインフリー
・ジビエ肉を使用
・フレッシュフード
HEKA ヘカ総合点 46点 ★★☆☆☆
・ドイツ産
・グレインフリー
・冷凍生肉使用
このこのごはん総合点 42点 ★★☆☆☆
・大麦、玄米
・日本に小型犬に特化

Dランクの評価ポイント

Dランクは日本向けのレシピで、日本の飼い主や犬にアプローチしたドッグフードが多く、特に添加物への配慮がしっかり考えられたものが多い印象です。

価格が高い傾向があり、詳細な成分値が公開されていないもしくは適正範囲から離れているため、成分値の評価が高くありません。

Eランク おすすめ度:★★☆☆☆

Eランクドッグフード
エルモ総合点 45点 ★★☆☆☆
・米、トウモロコシ、コーングルテン、オートミール
・ペットショップやブリーダー利用が多い
デフドッグフード総合点 44点 ★★☆☆☆
・米粉、ソバ粉、トウモロコシ粉、トウモロコシ胚芽粉
・ドイツのオーガニック認証機関が販売
プレイアーデン総合点 44点 ★★☆☆☆
・オーガニック原材料を使用
・コーン、米、大麦
サイエンスダイエット総合点 43点 ★★☆☆☆
・小麦、コーングルテン、トウモロコシ、セルロース、ビートパルプ
・動物性油脂
・動物病院での販売あり
ヨラ総合点 42点 ★★☆☆☆
・オーツ麦、トウモロコシ
・昆虫を42.5%使用、単一動物性タンパク質
ザ・パーフェクトワン総合点 42点 ★★☆☆☆
・トウモロコシ、小麦粉、グルテンミール、ふすま、脱脂米ぬか
・動物性油脂
・水素の力に注目、ケイ素食品剤を配合
ピュリナワン総合点 42点 ★★☆☆☆
・米、コーングルテン、とうもろこし、小麦
・コスパが良く安価
ドッグフード工房総合点 41点 ★★☆☆☆
・うるち米、小麦を使用
・馬肉や鰹節を使用
セレクトバランス総合点 40点 ★★☆☆☆
・とうもろこし、米、玄米

Eランクの評価ポイント

Eランクは、合成添加物は不使用ですが、小麦やトウモロコシなど、グルテンが含まれる食材を使っているドッグフードです。グルテンは食物アレルギーの原因になりやすく、またトウモロコシは高GIなので血糖値も上昇させやすいデメリットがあります。

フードに対して高い意識を持つ飼い主さんには敬遠されやすく口コミ評判も高くはありません。

大きな利点を持ったドッグフードもありますが、バランスが良いとは言えず、穀物の配合割合が高い分、肉や魚が少なめの製品が多いです。

Fランク おすすめ度:★☆☆☆☆

Fランクドッグフード
ブッチドッグフード総合点 39点 ★★☆☆☆
・生肉を使用したロールミート
・ゲル化剤使用
・玄米、大豆、コーン使用
ロイヤルカナン総合点 36点 ★☆☆☆☆
・酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)、保存料(ソルビン酸カリウム)使用
・コーン、大麦、動物性油脂
・動物病院での販売あり
ユーカヌバドッグフード総合点 36点 ★☆☆☆☆
・小麦、とうもろこし、とうもろこし粉、米、大麦
・保存料(ソルビン酸カリウム)
・動物病院での販売あり
ファムタイズ総合点 33点 ★☆☆☆☆
・大麦、玄米、米ぬか、黒米、ハト麦、あわ、きび、ソバ、とうもろこし
・アフィリエイトに頼った手法
・現在販売停止?
アイムス総合点 29点 ★☆☆☆☆
・酸化防止剤(BHA、BHT)
・とうもろこし、小麦
・動物性油脂、乾燥ビートパルプ、家禽エキス
スポートミックス総合点 -点 ☆☆☆☆☆
・アフラトキシンによるカビ毒が発生、リコール対象
・ミートミール、挽いたイエローコーン、チキン副産物ミール、挽いた醸造米、乾燥ビートパルプ

Fランクの評価ポイント

Fランクは、合成酸化防止剤や保存料、合成調味料、着色料などの合成添加物を使用したドッグフードです。

穀物量が多く、肉や魚などの動物原料の割合も少ないため、価格は非常に安く抑えられています。また店舗でも購入しやすく、価格や手に入りやすさ重視の方には高い評価と口コミ評判を得ています。

ランキング第1位 ウィリアムドッグフード(おすすめドッグフードランキング1位)

ウィリアムドッグフード 口コミ評判 評価 おすすめ
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マッサンペットフーズ
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ドッグフード ウィリアム
犬田さん
おすすめランキング第1位はウィリアムドッグフード。ウィリアムは、鶏生肉と脱水鶏肉(ディハイドレイテッドチキン)を58%配合し、こだわりの野菜やフルーツ、ハーブを41種類配合したレシピです。

マッサンペットフーズが掲げる動物の食育を見事に体現したフードということで、まだ販売から年数は経っていませんが、早くも注目され動物病院での取り扱いも開始されてきています。

ドッグフードランキング第1位の評価ポイント
  • 鶏生肉、脱水鶏肉が58%
  • 41種類の様々なこだわり素材
  • オランダ産
  • 動物病院での取扱い有り
  • 高GI食材を避けサツマイモを使用
  • グレインフリー、ポテトフリー
  • 自社メディア運営や情報を積極的に公開

ウィリアムドッグフードは、チキンの配合率が58%、鶏生肉と脱水鶏肉(ディハイドレイテッドチキン)をふんだんにつかい、野菜やフルーツ、ハーブや他機能性食材など41種類もの素材を配合した、他にはないドッグフードです。

ペットフード販売士やペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士の資格を保有する開発者のマッサンと、獣医師や専門家、オランドの製造工場が試行錯誤を繰り返しながら納得のいくレシピを完成させたそうです。

原材料

肉類(脱水鶏肉 24%、鶏生肉 20%、鶏脂 9%、鶏タンパク質 5%)、サツマイモ、グリンピース、チコリ、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、サーモンオイル、亜麻仁、乾燥全卵ビール酵母、マンナンオリゴ糖&βグルカン、アミノ酸類(タウリン)、ビタミン類(A、E、D3)、南極オキアミコンドロイチン硫酸、グルコサミン(動物組織由来)、ビルベリー、カウベリー、ペパーミント、リンゴ、ヒヨコ豆、ニンジン、トマト、シナモン、ムラサキウマゴヤシ、ローズヒップ、カモミール、イラクサ、アニス、フェヌグリーク、マリーゴールド、ユッカシジゲラ、海藻、オレガノ、セージ、マジョラム、タイム、クランベリー、スピルリナ、パセリ、ナシ、ブルーベリー、マルベリー、タピオカ、オレンジ

ウィリアムドッグフードは、合成保存料、合成酸化防止剤、着色料、香料、遺伝子組み換え食材、穀物、乾燥肉、不特定な動物性油脂などすべて不使用にしています。原料はEU産とイギリス産なので、動物へのホルモン剤(肥育剤)の投与の心配もありません。

成分比較

成分(保証分析値)粗タンパク質26.5%
粗脂肪19%
粗繊維5.2%
粗灰分10.1%
水分10%
オメガ6脂肪酸2.0%
オメガ3脂肪酸0.3%
カルシウム1.2%
リン1.0%
マグネシウム0.07%
カロリー100g397.8kcal

タンパク質や脂質など基本的な成分表示はもちろん、他ドッグフードを選ぶ時に必要な判断基準となる必須脂肪酸やミネラルバランスも詳細に公開されています。

また実際成分バランスも、オメガ6:オメガ3=6.666:1、カルシウム:リン:マグネシウム=1.2:1.0:0.1と適正比率内にしっかり調整されていることがわかります。これだけの食材を使用し、原材料にもこだわりながら成分にもこれだけ配慮されているドッグフードはほとんど見られません。

価格

ウィリアムは販売当初から200gの少量パックを用意しています。食べるか食べないか気になる方や、おやつとして他のフードと併用して利用されたい方にとってもおすすめの価格帯となっています。

食いつき

ウィリアムドッグフードは主原料のチキンのクセのない味で、どの年齢・犬種の犬でも好き嫌いが少なく食べやすい味となっています。小粒なので小型犬でも、また顎の小さい子犬もパクパク食べられるギブルになっています。

袋を開けた瞬間から香ばしいお肉の香りが広がり、犬はもちろん飼い主の食欲もそそります。香りは強めですが嫌にニオうようなことはありません。保存していても香りが抜けにくいので食いつきが落ちにくい印象です。

信頼性(安全性)と口コミ評判

ウィリアムドッグフードを販売するマッサンペットフーズ(株式会社ヒューマル)は、メーカーとしての信頼性が飛び抜けて高い評価を得ています。

レシピの開発者であり代表である「マッサン(松浦徹氏)」はペットメディア「キャットフードの学校」「ドッグフードの学校」を運営し、栄養学やペットフード製造、販売の裏側、ペットフードの最新情報などを正しい知識を持って発信しています。

雑誌取材を受けたり連載を行ったりと、ペットの専門家として活動を行っています。

ドッグフード勉強会の評価

犬田さん
ドッグフードランキング第1位は、マッサンペットフーズから販売されている「ウィリアムドッグフード(WILLIAM DOGFOOD)」という結果となりました。15以上の比較項目と当サイトが集めた口コミを総合した結果、ウィリアムドッグフードは他のドッグフードと差をつけ、一つ頭抜けた成績で文句なしでトップになりました。

個人的にも非常におすすめな商品ので、ドッグフード選びに迷ったらぜひ一度お試しください。

ドッグフード ウィリアム

ランキング第2位 ギャザードッグフード(おすすめドッグフードランキング2位)

ギャザー ドッグフード
犬田さん
おすすめランキング2位のギャザー。ギャザーのすごいところは、オーガニックでありながら、チキンやクリルなど動物原料を豊富に使用しているところです。動物原料や魚介は特に管理や審査が厳しいため、植物原料より認証を得るのが難しいと言われています。

しかしギャザーではチキンをメインに、魚介ではタラやクリルもオーガニックのものを使っています。また、動物原料が豊富なだけでなく、コストの低い穀物や高GI食材のジャガイモを不使用にしている点も驚きです。

ドッグフードランキング第2位の評価ポイント
  • USDAとCORのオーガニック認証を取得
  • タンパク質30%以上
  • クランベリーやシードを使用
  • 動物原料フリーフード有り
  • MSC認証の魚介フード有り

2ヶ国のオーガニック認証を受けつつ、動物原料を使用することにもこだわったギャザーは他のフードより一歩抜きん出た評価となっています。

原材料

チキン(オーガニック)、乾燥チキン(オーガニック)、エンドウ豆(オーガニック)、レンズ豆、鶏脂肪(ミックストコフェロールで酸化防止)、乾燥クリル粉(MSC認証)、フラックスシード(オーガニック)、ブルーベリー、クランベリー、乾燥ローズマリー、卵殻粉、ビタミン類(ビタミンAサプリメント、ビタミンD3サプリメント、ビタミンEサプリメント、イノシトール、ナイアシン、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸塩(ビタミンC源)、d-パントテン酸カルシウム、硝酸チアミン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、葉酸、ビオチン、ビタミンB12サプリメント)、ミネラル類(タンパク質キレート亜鉛、タンパク質キレート鉄、タンパク質キレート銅、タンパク質キレートマンガン、ヨウ素酸カルシウム、セレン酵母)、タウリン

オーガニックということで、残留農薬や危険な添加物に関する心配がありません。遺伝子組み換え食材やホルモン剤等の心配もありません。

成分比較

タンパク質30%以上
脂質15%以上
粗繊維5%以下
水分10%以下
カルシウム1.1%以上
リン0.8%以上
オメガ6脂肪酸2%以上
オメガ3脂肪酸0.4%以上
カロリー量362.8kcal

ギャザーはタンパク質30%と程よい高タンパクなレシピとなっています。また必須脂肪酸のオメガ6とオメガ3の割合も5:1と適正範囲となっています。また、カルシウムとリンのバランスも1.3:1で適正比率に近い値となっています。

価格

価格は1kgあたり2,721円とやや高めではありますが、オーガニック認証を受けたドッグフードの中ではかなりコスパの良いドッグフードになります。7.25kgまで幅広く容量サイズを展開していて、454gのお試しサイズもあります。

食いつき

動物原料が多くタンパク質も豊富なため、食いつきの評判も上々です。オーガニックドッグフードでは穀物や植物原料が多くなるので嗜好性に難ありな場合が多いですが、ギャザーは他のオーガニックドッグフードと比較するとよく食べてくれるという高評価が多く聞かれます。

信頼性(安全性)と口コミ評判

ギャザードッグフードは、株式会社ペットキュリアンがナウフレッシュやGO!など他人気ブランドも展開する確かな販売実績のあるメーカーが販売しています。

日本でも店頭販売され手に入りやすく、また動物病院での取扱いもあることから、信頼性も高いです。価格は高いため価格重視の方より品質や栄養バランスを重視される方から評価を得ています。

ドッグフード勉強会の評価

犬田さん
始めにも紹介しましたが、ギャザーは2ヶ国のオーガニック認証を取得しながらグレインフリーで肉や魚介の多い豊かなレシピである点がランキング第2位となった高評価のポイントとなっています。

オーガニック認証を受けているということは、残留農薬や遺伝子組み換え食材やホルモン剤、また他生産から製造までの不安要素がかなり解消されますから、ドッグフードの安全性を1番に考えたい方には特におすすめの商品と言えると思います。

ランキング第3位 アートゥードッグフード(おすすめドッグフードランキング3位)

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犬田さん
おすすめランキング3位のAATUはチキンが80%という贅沢なレシピです。グレインフリーかつジャガイモを不使用で低GI食材でまとめています。また、ウィリアムと同様、豊かな食材を配合している点も高評価で、グルコサミンやコンドロイチンも配合されています。

単一動物性タンパク質でアレルギーへの配慮もされていて、非常に良質なドッグフードです。

ドッグフードランキング第3位の評価ポイント
  • 85%もの豊富な鶏肉
  • 32種類のフルーツや野菜
  • タンパク質33%
  • 合成着色料、香料、保存料不使用
  • ジャガイモフリー
  • グレインフリー

原材料

80% チキン(50%チキン生肉(骨抜き)、30% 乾燥チキン)、サツマイモ、ヒヨコマメ、エンドウ、ルーサン、チキングレイビー、サーモンオイル、ニンジン、トマト、チコリ、タピオカ、リンゴ、ナシ、クランベリー、ブルーベリー、マルベリー、オレンジ、ビルベリー、コケモモ、パセリ、ペパーミント、スリルリナ、海藻、オレガノ、セージ、マジョラム、タイム、カモミール、ローズヒップ、セイヨウイラクサ、ユッカ、マリゴールド、アニス果、フェヌグリーク、シナモン、グルコサミン、MSM、コンドロイチン

添加物は栄養添加物のみで、発癌性や変異原性が懸念されるBHTやBHAなどの合成酸化防止剤、保存料、着色料、香料、合成調味料、発色剤、他合成(人工)添加物等は使用されていません。

成分比較

成分(保証分析値) 粗タンパク質32%
粗脂肪16%
粗繊維3%
粗灰分7%
水分8%
オメガ63.4%
オメガ31.1%
カロリー369.5kcal/100g

タンパク質が32%と豊富です。またオメガ6とオメガ3は3.1:1でややオメガ3脂肪酸が多いですが、オメガ3脂肪酸を積極的に与えたい場合におすすめです。

価格

1kgあたりの価格は3,564円と安くはありませんが、動物原料だけで大部分を占め、50%は生肉を配合しているので、良心的な価格設定と言えます。

食いつき

様々な野菜やハーブ、フルーツを使って風味豊かに仕上げているので嗜好性も高い傾向にあります。クセが少なく、どの犬も食べやすい味と風味になっています。

信頼性(安全性)と口コミ評判

AATUはイギリスでは店頭でも販売される人気のブランドです。またイギリスは元EUで自国でも厳しい基準を定めているため、ホルモン剤や遺伝子組み換え原料等への心配がありません。

ドッグフード勉強会の評価

犬田さん
イギリス産のプレミアムドッグフードAATUは、ペット先進国である英国産で、イギリスでは店頭でもよく販売されているメジャーなブランドです。豊富な原材料と動物原料85%配合した豊かなレシピが大きな魅力です。

グレインフリー、ポテトフリー、さらに単一動物性タンパク質という良いところ取りなドッグフードになっています。

ランキング第4位 オリジンドッグフード(おすすめドッグフードランキング4位)

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犬田さん
おすすめランキング4位のオリジンは鶏肉、七面鳥、カレイ、卵、サバ、鶏レバー、ニシンなどとにかく様々な動物原料を使ったパワフルなレシピです。穀物や芋類をフリーにした低炭水化物・低GI食です。また腸内環境を整え、正常な免疫機能維持や整腸作用の効果がある乳酸菌など複数のプロバイオティスを配合しています。
ドッグフードランキング第4位の評価ポイント
  • 動物原料85%
  • 低炭水化物、低GI食材
  • 高タンパク質
  • 自社工場生産

原材料

新鮮鶏肉、 新鮮七面鳥肉、 新鮮イエローテイルカレイ、 新鮮全卵、 新鮮丸ごと大西洋サバ、 新鮮鶏レバー、 新鮮七面鳥レバー、 新鮮鶏心臓、 新鮮七面鳥心臓、 新鮮丸ごと大西洋ニシン、 ディハイドレート鶏肉、ディハイドレート七面鳥肉、 ディハイドレート丸ごとサバ、 ディハイドレート鶏レバー、 ディハイドレート七面鳥レバー、 丸ごとグリーンピース、 丸ごとシロインゲン豆、 赤レンズ豆、新鮮チキンネック、 新鮮鶏腎臓、 ピント豆、 ヒヨコ豆、 グリーンレンズ豆、 鶏肉脂肪、 天然鶏肉風味、 ニシン油、 粉砕鶏骨、 鶏軟骨、 七面鳥軟骨、 乾燥ケルプ、フリーズドライ 鶏レバー、 フリーズドライ 七面鳥レバー, 新鮮丸ごとカボチャ、 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、 新鮮ケール、 新鮮ホウレン草、 新鮮カラシ菜、 新鮮コラードグリーン、 新鮮カブラ菜、 新鮮丸ごとニンジン、 新鮮丸ごとリンゴ、 新鮮丸ごと梨、 カボチャの種、 ヒマワリの種、 亜鉛タンパク化合物、 ミックストコフェロール(天然酸化防止剤)、 チコリー根、 ターメリック、 サルサ根、 アルテア根、 ローズヒップ、 ジュニパーベリー、 乾燥 ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物、 乾燥 プロバイオティクス発酵生成物、 乾燥 ラクトバチルスカゼイ発酵生成物

発癌性や変異原性が懸念されるBHTやBHAなどの合成酸化防止剤、保存料、着色料、香料、合成調味料、発色剤、他合成(人工)添加物などフリーです。

使っているのは天然由来のミックストコフェロールという酸化防止剤です。

成分比較

オリジン成分保証分析値粗タンパク質38%
粗脂肪18%
粗繊維4%
カルシウム 1.2%
リン0.9%
水分12%
カロリー394kcal/100g

オリジンはタンパク質38%と非常に高タンパクで、また肉や魚の配合が非常に多いため、タンパク質の内訳も、動物性タンパク質の割合がほとんどを占めていることが予想されます。動物性タンパク質は体にとって消化性が高く、利用しやすい形で摂取できます。

また、脂質も18%と豊富です。必須脂肪酸のオメガ6やオメガ3も効率的に取り入れられ、皮膚や被毛の健康維持にも役立ちます。

価格

  • 1,300円/340g
  • 6,000円/2kg
  • 14,500円/5.9kg
  • 21,000円/11.3kg

価格は2kgで6,000円と高価格ですが、容量のラインナップが豊富で、340gの少量パックから11.3kgの大容量サイズまで用意があります。5.9kgサイズでは1kgあたり2,457.6円、また11.3kgサイズでは1kgあたり1858.4円となるので、ドッグフードの消費が早い大型犬や多頭飼いの家庭では、大容量サイズでお得に購入できるかと思います。

食いつき

オリジンは食いつきの評判が非常に高いです。愛犬の好みや相性もありますが、動物性タンパク質と脂質が多いドッグフードは犬の嗜好性も高い傾向があるので、オリジンは他のフードと比較しても嗜好性は高いです。

信頼性(安全性)と口コミ評判

オリジンは世界中で幅広く販売されており、他社と比較しても、口コミ評価や評判の平均点が非常に高いプレミアムドッグフードです。

店頭での販売は多くありませんが、それでも人気で認知度が高く根強いファンの多いフードです。

ドッグフード勉強会の評価

犬田さん
オリジンは非常に高タンパクで栄養価の高い原料をたくさん使った贅沢なレシピとなっています。また、穀物や芋類など炭水化物(糖質)を多く含む食材を排除しているので、高脂質ではありますが、意外に太りにくいレシピのようにも見受けられます。

一点、様々な肉や魚を使用する分、食物アレルギーが出た時にアレルゲンの特定がしにくい難点があります。ただ食物アレルギーは若年で発症することがほとんどで、3歳以上の発症はほとんど見られないそうなので、オリジンのように沢山の動物原料を使ったドッグフードは成犬期以上の犬におすすめです。

ランキング第5位 フィッシュ4ドッグ(おすすめドッグフードランキング5位)

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FISH4DOGS
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犬田さん
ランキング5位のフィッシュ4ドッグはブランド名にもあるように、魚をメインにした肉類フリーのドッグフードです。サーモンは合計41.34%と非常に高配合で、他原料もオキアミミールや緑イ貝エキス、海藻ミール、微細藻類など海産物でまとめています。

穀物を使わないグレインフリーレシピで、植物原料はシンプルな配合です。

ドッグフードランキング第5位の評価ポイント
  • イギリス産では珍しい魚介類をメインにしたフード
  • グレインフリー
  • 世界31ヶ国で販売
  • イギリス産
  • 原材料の配分表示

原材料

サーモン:26.39%、ポテト:25.95%、エンドウ:25.68%、サーモンミール:10.99%、サーモンオイル:2.2%、サーモンダイジェスト:1.76%、ピーファイバー:1.76%、サンフラワーオイル:1.32%、ビタミン・ミネラル類:0.88%、オキアミミール:0.88%酵母エキス:0.79%、モルトエキス:0.56%、海藻ミール:0.43%、微細藻類(高DHA):0.18%、天然酸化防止剤(ローズマリー及びトコフェロール抽出物):0.18%、緑イ貝エキス:0.04%スピルリナ:0.01%

トコフェロール抽出物、ローズマリーが天然由来の酸化防止剤として使用されていますが、BHTやBHAなどの合成酸化防止剤や保存料、着色料、香料、合成調味料、発色剤、他合成(人工)添加物等はフリーです。

成分比較

成分(保証分析値) 粗タンパク質26%以上
粗脂肪12%以上
粗繊維2.5%以下
粗灰分7%以下
水分8%以下
オメガ6脂肪酸3.3%
オメガ3脂肪酸1.0%
カロリー348.8kcal/100g

魚介系ドッグフードは、オメガ6とオメガ3の適正比率(オメガ6:オメガ3=5~10:1)が崩れてしまいがちですが、フィッシュ4ドッグは、オメガ6:オメガ3=3.3:1とオメガ3脂肪酸が多いものの、適正比率に近づける調整がされているように思います。

また、最近は適正比率も炎症を抑えるオメガ3がもっと多くてもいいという見解があるので、今後3:1も適正範囲となる可能性があります。

価格

  • 1,056円/400g
  • 3,388円/1.5kg
  • 5,643円/3kg
  • 9,614円/6kg
  • 15,400円/12kg

1.5kgで3,388円なので、1kgあたり約2,258.6円になります。お試しができる少量パック400gの販売もあり、また大量購入すると、6kg購入で1kgあたり1,602.3円、12kg購入で1kgあたり1,283.3円とどんどん安くなるので、こちらも多頭飼いや大型犬がいる家庭に特におすすめです。

食いつき

魚介系のフードの中ではかなり食いつきが良いです。また、魚原料や海の香りが強いので、特に魚介類が好きなワンちゃんに好評です。お肉好きでずっとお肉ばかりを食べてきた犬だと、好みに合わなかったり、始めは少し警戒して口を付けない場合もあるかもしれません。

信頼性(安全性)と口コミ評判

フィッシュ4ドッグは原材料の項目を見てもわかりますが、配合量まで細かく明記しています。

配合量は、他のメーカーやブランドに真似される可能性があるので、ほとんどの企業は配合量までは非開示としていますが、ここまではっきりと公開されているのは珍しいように思います。真似されてもいいという自信があるのか、情報開示への意識が高いのか、いずれにしても信頼性という面ではプラスです。

ドッグフード勉強会の評価

犬田さん
ドッグフードは特に肉や野菜、穀物が多く、魚介類がメインのドッグフードは貴重です。フィッシュ4ドッグは食物アレルギーなどで肉が食べられない犬にもとてもおすすめで、他にあまりないメイン食材であることもランキング上位のポイントとなっています。

ランキング第6位 ナウフレッシュドッグフード(おすすめドッグフードランキング6位)

ナウフレッシュドッグフード
犬田さん
ランキング6位のナウフレッシュは、ターキーやサーモン、ダックなどの生肉(骨抜き)をメインにし、乾燥肉やミール類を不使用にしています。

食材の種類が非常に多いです。肉や魚だけでなく、トマトやニンジン、リンゴなど私たちも馴染みのある野菜やフルーツを始め、パパイヤやザクロなど珍しい植物素材も豊富です。乳酸菌などのプロバイオティクスも配合し、腸内環境にも配慮されています。

また、必須アミノ酸のDLーメチオニンや、肝リピドーシスを予防できると言われるLーカルニチンなどのアミノ酸なども含まれています。

ドッグフードランキング第6位の評価ポイント
  • 生肉、ミールフリー
  • 低温加熱のSCSB製法
  • グレインフリー
  • 豊富な食材
  • 動物病院での販売あり
  • パッケージ素材やリサイクルにも配慮

原材料

ターキー生肉(骨抜き)、乾燥鶏卵、エンドウ豆、ポテト、ポテト粉、エンドウ豆粉、ナチュラルフレーバー(チキン由来)、フラックスシード、キャノーラ油、サーモン生魚(骨抜き)、ダック生肉(骨抜き)、ココナッツ油、リンゴ、エンドウ豆繊維、トマト、アルファルファ、ニンジン、カボチャ、スイートポテト、スクワッシュ(カボチャ類)、バナナ、ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ザクロ、パパイヤ、レンズ豆、ブロッコリー、乾燥チコリ根、パセリ、ペパーミント、乾燥ローズマリー、炭酸カルシウム、リン酸一カルシウム、トリポリリン酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化コリン、ビタミン類(ビタミンEサプリメント、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸塩(ビタミンC源)、ナイアシン、d-パントテン酸カルシウム、ビタミンAサプリメント、硝酸チアミン、リボフラビン、β-カロテン、ビタミンB12サプリメント、ビオチン、塩酸ピリドキシン、ビタミンD3サプリメント、葉酸)、ミネラル類(硫酸第一鉄、タンパク質キレート亜鉛、タンパク質キレート鉄、セレン酵母、酸化亜鉛、硫酸銅、タンパク質キレートマンガン、タンパク質キレート銅、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム)、タウリン、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵生成物、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵生成物、DL-メチオニン、L-リジン、塩化カリウム、緑茶抽出物、ユッカシジゲラ抽出物、L-カルニチン、酸化防止剤(ミックストコフェロール)

自然由来のミックストコフェロールをつかい、BHTやBHAなどの合成酸化防止剤や保存料、着色料、香料、合成調味料、発色剤、他合成(人工)添加物等は不使用です。

成分比較

成分(分析値)タンパク質27%以上
脂質17%以上
粗繊維4.5%以下
灰分8.0%以下
水分10%以下
カルシウム1.2%以上
リン0.7%以上
Lーカルニチン100mg/kg以上
タウリン0.1%以上
オメガ6脂肪酸2.6%以上
オメガ3脂肪酸1%以上
プロバイオティクス198,000,000CFU/kg以上
代謝エネルギー100g371.1kcal

タンパク質や脂質など全体的な成分値は平均的でバランスもとれています。

飼い主として気になるカルシウムやリンなどのミネラル量や、オメガ脂肪酸の値までしっかり記載されています。カルシウムとリンの値はCa:P=1.2:1が適正比率になりますが、ナウフレッシュではリンがやや抑えられています。

価格

  • 2,090円/800g
  • 3,795円/1.59kg
  • 5,280円/2.72kg
  • 9,790円/5.44kg
  • 15,950円/9.98kg

1.59kgサイズだと1kgあたり2,490円、2.72kgだと1kgあたり2,103円となります。コストや成分などを踏まえても、コスパの良い製品のように感じます。

食いつき

ミールフリーですが動物原料が豊富でクセのない味となっていて、粒のサイズが小粒寄りで小型犬でも食べやすくなっているので、初めてでも抵抗なく食べられる犬が多い印象です。

信頼性(安全性)と口コミ評判

ナウフレッシュは第2位のギャザーや第7位のGO!ドッグフードを製造するペットキュリアンと同じメーカーから発売されています。100%フレッシュミート&フレッシュオイルなどのこだわりがあり、動物病院でも販売されています。

また、リサイクルできるパッケージにするなど環境へも配慮されていることも高評価のポイント。環境問題など社会問題にも目を向け、企業として新しい取り組みを行える点で、企業としての信頼性の高さが伺えます。

ドッグフード勉強会の評価

犬田さん
ナウフレッシュは乾燥肉をつかわず(ミールフリー)、生肉にこだわったドッグフードで、飼い主さんにとって不安材料となるレンダリングミートミールや乾燥肉、肉副産物、グルテン・小麦・コーン・大豆・人工添加物不使用と明記されています。

また、SCSB(Slow cooked in Small Batches)製法という低温の加熱調理方法を採用し、ドッグフードの製造方法にもこだわりを見せています。

企業やブランドイメージもよく、これからの動物と環境への配慮を考えたクリーンな会社ということで、フードはもちろんナウフレッシュのファンも多くいます。

ランキング第7位 ゴー!(GO!)ドッグフード(おすすめドッグフードランキング7位)

GO ドッグフード
犬田さん
ランキング7位のゴー!ドッグフードはチキンやターキー、サーモン、マスなどをつかっています。主原料はミール類ですが、骨抜き生肉も使用しています。また、豆類や野菜、ベリー類などのフルーツ、ハーブ類などで、パワフルかつ彩りのあるレシピに仕上がっています。
ドッグフードランキング第7位の評価ポイント
  • 動物原料85%
  • コスパがよい
  • パワフルなレシピ
  • グレインフリー
  • 食材が多品目

原材料

チキンミール、ターキーミール、サーモンミール、チキン生肉(骨抜き)、ターキー生肉(骨抜き)、マス生魚(骨抜き)、ポテト、エンドウ豆、タピオカ、レンズ豆、ヒヨコ豆、チキン脂肪、ダックミール、ナチュラルフレーバー(チキン由来)、乾燥鶏卵、リンゴ、大西洋ニシンミール、サーモン油、アルファルファ、ダック生肉(骨抜き)、サーモン生魚(骨抜き)、スイートポテト、フラックスシード、塩化カリウム、カボチャ、ニンジン、バナナ、ブルーベリー、クランベリー、ブロッコリー、ブラックベリー、スクワッシュ(カボチャ類)、パパイヤ、ザクロ、乾燥チコリ根、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵生成物、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵生成物、乾燥アスペルギルス・オリザエ発酵抽出物、乾燥バチルス・サブティリス発酵抽出物、塩化コリン、ビタミン類(ビタミンAサプリメント、ビタミンD3サプリメント、ビタミンEサプリメント、ナイアシン、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸塩(ビタミンC源)、d-パントテン酸カルシウム、硝酸チアミン、β-カロテン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、葉酸、ビオチン、ビタミンB12サプリメント)、ミネラル類(タンパク質キレート亜鉛、タンパク質キレート鉄、タンパク質キレート銅、酸化亜鉛、タンパク質キレートマンガン、硫酸銅、硫酸第一鉄、ヨウ素酸カルシウム、酸化マンガン、セレン酵母)、塩化ナトリウム、タウリン、ユッカシジゲラ抽出物、乾燥ローズマリー、緑茶抽出物、ペパーミント、パセリ、ローズヒップ、ガジュツ、ダンデライオン、カモミール、ジンジャー、フェンネル、ターメリック、ジュニパーベリー、リコリス、マリーゴールド抽出物、カルダモン、クローブ、酸化防止剤(ミックストコフェロール)

栄養添加物としてビタミンやミネラルのサプリメントが多く使用されています。他酸化防止剤として自然由来のミックストコフェロールが配合されています。

成分比較

成分(分析値)粗タンパク質34%
粗脂肪16%
粗繊維3%
水分10%
カルシウム2%
リン1.2%
オメガ62.7%
オメガ30.4%
カロリー100g395.1kcal

34%とタンパク質が豊富で脂質も適度に含まれています。カルシウムとリンの値は2%:1.2%=1.6:1なのでカルシウムがやや多い比率となっていますが、オメガ6とオメガ3脂肪酸の比率は、2.7%:0.4%=6.75:1と適正範囲のバランスに調整されています。

価格

  • 352円/100g
  • 3,190円/1.59kg
  • 8,800円/5.44kg
  • 12,485円/9.98kg

価格では1.59kg製品でみると、1kgあたりの価格は2,006円でコスパは良い方だと思います。また5.44kg、9.98kgの容量サイズになるとさらにお得です。お試し用に100gが352円という低価格で提供されているので、食いつきが心配なワンちゃんにもおすすめです。

食いつき

最も重要な嗜好性については、GO!は比較的どの犬も食べてくれやすいクセのない味・風味となっています。

様々な肉・魚原料また野菜やハーブを配合しているので、偏食で新しいものに対して警戒するワンちゃんにはゆっくり慣れさせる必要があるかもしれませんが、肉好き・魚好きどちらの犬にも対応できるフードだと思います。

信頼性(安全性)と口コミ評判

GO!は上記でも紹介しているナウフレッシュやギャザーを販売するカナダのペットキュリアンのブランドです。店頭販売や動物病院での販売もあることから、信頼性も高く、安心して与えられるドッグフードの選択肢の一つとしておすすめです。

ドッグフード勉強会の評価

犬田さん
GO!は、総合点が高く、押さえるところを押さえたバランスのいいドッグフードです。特別に高い項目があるわけではありませんが、飼い主さんが気になるところや嬉しいポイントを押さえた着実なフードだと思います価格も上位と比較すると安く抑えられるので、価格と品質と栄養面のバランスを重視したい方におすすめのブランドとなっています。

ランキング第8位 アカナドッグフード(おすすめドッグフードランキング8位)

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ACANA
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ランキング8位のアカナは鶏肉(チキン)、七面鳥肉(ターキー)をメインに、ビタミンA、D、Kが豊富なレバーやハツなどを配合しています。グレインフリーかつ芋類も不使用にした低炭水化物レシピです。

また完全栄養食といわれる卵も配合しています。卵はコストが高いため、ドッグフードでは乾燥全卵が一般的ですが、アカナは全卵を使用しています。

ドッグフードランキング第8位の評価ポイント
  • グレインフリー
  • フリーレンジベニソン
  • 地元カナダ産のこだわり原料
  • のびのびと育ったチキンや七面鳥肉
  • 動物性原料70%
  • 野菜とフルーツが豊富

原材料

新鮮鶏肉(8%)、新鮮七面鳥肉(8%)、新鮮鶏内臓(レバー、ハツ、腎臓) (8%)、鶏肉ミール(8%)、七面鳥肉ミール(8%)、丸ごとニシンミール(8%)、丸ごとグリンピース、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとヒヨコ豆、新鮮全卵(4%)、新鮮天然ウォールアイ(4%)、新鮮天然トラウト(4%)、鶏脂肪(4%)、新鮮七面鳥内臓(レバー、ハツ、腎臓) (3%)、丸ごと緑レンズ豆、丸ごとピント豆、丸ごとイエローピース、日干しアルファルファ、タラ油(2%)、レンズ豆繊維、乾燥鶏軟骨(1%)、乾燥ブラウンケルプ、新鮮カボチャ、新鮮バターナッツスクワッシュ、新鮮パースニップ、新鮮グリーンケ―ル、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮カブラ菜、新鮮ニンジン、新鮮レッドデリシャスリンゴ、新鮮バートレット梨、フリーズドライレバー(鶏と七面鳥)(0.1%)、塩、新鮮クランベリー、新鮮ブルーベリー、チコリー根、ターメリックルート、オオアザミ、ごぼう、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ

添加栄養素(1kg中):天然濃厚トコフェロール:ビタミンE:100IU,アミノ酸水和物亜鉛キレート:100mg,アミノ酸水和物銅キレート:10mg

添加物は原料と分けて記載があるので分かりやすいと思います。

天然由来のトコフェロール(ビタミンE)と栄養添加物になりますが、アカナはこうみるとかなり栄養添加物が少ないので、配合されている原材料でおおかたの栄養素が賄えていることが分かります。

成分比較

成分(保証分析値) 粗タンパク質35%以上
粗脂肪17%以上
粗繊維6%以下
粗灰分7%以下
水分12%以下
カルシウム / リン1.5% / 1.1%以上
オメガ6 / オメガ32.6% / 0.9%以上
グルコサミン700mg/kg 以上
コンドロイチン1,500mg/kg 以上
カロリー385kcal/100g

高タンパク質で脂質も適切な範囲です。水分がやや多いので、日本のような湿度の高い環境での保管には注意が必要です。カルシウムとリンの割合は1.3:1(1.5%:1.1%)となので適正範囲内です。マグネシウムの値は記載されていません。

皮膚と被毛の健康に影響するオメガ6とオメガ3のバランス(適正比率 ω6:ω3=5~10:1)は、オメガ6:オメガ3=2.8:1(2.6%:0.9%)です。ニシンやトラウト、ウォールアイなどの魚類を始め、タラ油などを配合しているためか、オメガ3が多めになっています。

価格

  • 340g/1,210円
  • 2kg/5,500円
  • 6kg/13,200円
  • 11.4kg 17,600円

お試しサイズの340gの販売があり、また2kg商品では1kgあたり2,750円、6kg商品では2,200円となります。

食いつき

味の種類によって好みは分かれますが、アカナは比較的どの犬も好んで食べてくれやすいブランドです。肉を多く配合しているので香りも強く、食いつきも申し分ありません。

信頼性(安全性)と口コミ評判

アカナはオリジンを販売するチャンピオンペットフーズ社が製造するドッグフードで、カナダの地元で獲れた鮮度の高い食材を仕入れています。狭いケージで飼われた鶏ではなく、広い大地でのびのびと育ったフリーレンジ(放牧)によって育てられた動物を使うなど健康的なレシピにこだわり、製造を行っています。

ドッグフード勉強会の評価

犬田さん
アカナはカナダの地元の肉や魚、野菜を鮮度が失われる前にカナダにある自社工場で製造加工しています。他社に製造を任せず自国・自社の工場で責任を持って製造を行う点も高評価で、トレーサビリティや管理が行き届いたドッグフードが期待できるのではないでしょうか。

ランキング第9位 ナチュラルバランス(おすすめドッグフードランキング9位)

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ナチュラルバランス
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犬田さん
ランキング9位のナチュラルバランスは、鶏肉を主原料にダックミールやサーモンミールなどをバランス良く配合しています。また、玄米やオート麦などグルテンフリーかつ食物繊維が豊富な穀物、まやタンパク質と炭水化物の両方が十分に補給できるよう調整しています。

肉を多く含んだワイルドなレシピではありませんが、穀類も配合することでバランスを取りつつ価格も高すぎない、バランスの良いフードが実現しています。

ドッグフードランキング第9位の評価ポイント
  • アメリカ最大動物園に専用フードを提供
  • グレインフリーあり
  • コストパフォーマンスに優れている
  • 販売実績が長い
  • 栄養バランスに長けている

原材料

鶏肉玄米、オート麦チキンミール、ポテト、ブリュワーズライス、鶏脂肪(天然混合トコフェロールで酸化防止)、乾燥ニンジン、ダックミール、サーモンミール、豆ファイバー、オートファイバー、自然風味、トマト、亜麻仁、ブリュワーズドライイースト、ニシン油、塩、塩化カリウム、DL-メチオニン、塩化コリン、第二リン酸カルシウム、亜鉛アミノ酸キレート、硫酸亜鉛、硫酸鉄、鉄アミノ酸キレート、硫酸銅、銅アミノ酸キレート、亜セレン酸ナトリウム、硫酸マンガン、マンガンアミノ酸キレート、ヨウ素酸カルシウム、Lアスコルビン2ポリフォスフェイト(ビタミンC)、L-トリプトファン、ビタミンE、ナイアシン、Dカルシウムパントテン酸塩、ビタミンD3、葉酸(ビタミンB)、天然混合トコフェロール、クエン酸、タウリン、乾燥クランベリー、乾燥ブルーベリー、乾燥ほうれん草、L-リジン、乾燥ケルプ、乾燥ユッカシジゲラエキス、ローズマリーエキス

「自然風味」という調味料もしくは香料が使用されています。自然由来のものなのか分かりませんが、嗜好性を高めるために配合されているものと思われます。危険な酸化防止剤や着色料などは配合されていません。

成分比較

成分(分析値)通常粒小粒
粗タンパク質23%以上23%以上
粗脂肪13%以上13%以上
粗繊維3%以下5%以下
水分10%以下10%以下
カルシウム1.2%以上1.2%以上
リン1%以上1%以上
タウリン0.05%以上0.25%以上
アスコルビン酸(ビタミンC)20mg/100g以上5.5mg/100g以上
EPA&DHA0.25%以上0.12%以上
オメガ3脂肪酸0.4%以上0.4%以上
オメガ6脂肪酸2.5%以上2.5%以上
カロリー100g361kcal364kcal

通常粒と小粒で成分が異なりますが、主成分には大きな違いはありません。細かいところを見ていくと、タウリンやビタミンCは小粒の方が配合が多く、EPA&DHAは通常粒の方が多い配合となっています。

価格

  • 880円/300g
  • 1,650円/1kg
  • 3,300円/1.8kg
  • 3,465円/2.27kg
  • 8,085円/5.54kg
  • 15,180円/10.9kg
  • 21,285円/16.35kg

1kgあたり1,650円で、16kgとかなり大容量までサイズがあるので、大型犬や多頭飼いの方に特におすすめです。大型動物がいる動物園や施設へも提供しているので、大容量サイズも対応しているのかもしれません。

食いつき

ナチュラルバランスは比較的食いつきはよく、長年ナチュラルバランスで落ち着いている犬も多いことから、飽きにくいという点も評価されています。

信頼性(安全性)と口コミ評判

1989年に創設したナチュラルバランスは販売歴も長く、非常に多くの動物に与えられてきたアメリカのペットフード会社です。大型動物施設へも商品を提供し、獣医師も在籍する大手メーカーです。

ドッグフード勉強会の評価

犬田さん
ナチュラルバランスは1989年に動物愛好家のハリウッド俳優によって創設されたブランドで、動物園や水族館などの大型施設にフードを提供しています。販売・給与実績は非常に多く、また犬や猫以外の動物の生態や食性の知識やデータを持っていることも、強みではないでしょうか。

毎日のごはんとして与え続けやすい価格帯で、栄養バランスが考えられたドッグフードだと思います。

ランキング第10位 アルモネイチャー(おすすめドッグフードランキング10位)

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アルモネイチャー (almo nature)
¥4,059 (2024/11/21 10:06:09時点 Amazon調べ-詳細)
犬田さん
ランキング10位のアルモネイチャーはイタリア老舗ペットフードメーカーです。アルモネイチャーは肉類に豚肉、鶏肉、牛肉など3種類のお肉が主原料で、野菜はポテトのみの非常にシンプルなレシピ構成です。魚や野菜、果物などにアレルギーがある犬におすすめです。

マンナンオリゴ糖やフラクトオリゴ糖、イースト(酵母)など腸内環境に配慮した機能性食材を配合しています。

ドッグフードランキング第10位の評価ポイント
  • イタリア本社の老舗ナチュラルペットフードブランド
  • オリゴ糖や酵母配合
  • イタリア産
  • グレインフリーあり
  • コストパフォーマンスに優れている
  • 店頭や動物病院での販売あり

原材料

肉類(フレッシュポーク15%、ポールトリー(鶏肉)、牛肉)チコリから抽出イヌリン・フラクトオリゴ糖FOS 02%、ポテト18%、鶏脂肪イースト、マンナンオリゴ糖0.2%

添加物は栄養添加物のミネラル類のみで、危険な添加物の使用もありません。ビタミンを配合していないので、野菜類で必要なビタミン類は補えているのかもしれません。

成分比較

成分分析値粗タンパク質27%以上
粗脂肪18%以上
粗繊維3.5%以下
粗灰分8%以下
水分9.5%以下
カルシウム1.9%
リン1.1%
オメガ30.18%
オメガ62.83%
カロリー366.5kcal

かなり肉の割合が多いように見えますが、タンパク質も脂質もほどほどです。

カルシウムとリンの数値はやや高めな印象を受けます。また、オメガ6とオメガ3の比率は15:1と適正比率の5~10:1の範囲外となってしまっていて、オメガ3脂肪酸が少ない配分となっています。

食いつき

肉の割合が多く香りもしっかりあるため食いつきは良好です。魚や野菜、果物などが入っていないシンプルな構成なので、短期間で飽きてしまう犬も見られました。

信頼性(安全性)と口コミ評判

イタリアで2000年に創業したアルモネイチャーは、現在30ヶ国以上で販売されていて、世界で初めてナチュラルフードをつくった会社と自負しています。添加物や原材料の安全性に着目し、いち早く時代の流れに合わせて動物に優しいフードを開発しています。

ドッグフード勉強会の評価

犬田さん
アルミネイチャーはイタリア発のEU産ドッグフードです。日本でも動物病院や店頭販売もされているため入手がしやすく、400gのお試しサイズも販売されているので、慎重派な方にもおすすめ。ウェットフード成長段階に合わせて種類も豊富で利用しやすいのではないでしょうか。

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冷凍で届く新しい形のドッグフード ペトコトフーズ

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ペトコトドッグフードは調理したドッグフードを冷凍保存して届けるフレッシュフードです。国産原料を使用し、見た目は人の食事と遜色ありません。味は4種類(チキン、ポーク、フィッシュ、ビーフ)でグレインフリーレシピ。総合栄養食なので主食として毎日与えることができます。ドライフードに比べれば1日分の金額は高くなりますが、より美味しくて食事らしいものを与えたい方や、ドライフードを食べないというワンちゃんにおすすめ。

インスタグラムでは獣医師とインスタライブを行い、犬の食事に関する質問を投げかけるなど、SNSや情報発信にも積極的です。グッドデザイン賞の受賞や期間限定の店舗展開なども行っています。

昆虫が主原料!ヨラドッグフード

YORA ヨラドッグフード
ヨラ ドッグフード (1.5kg) 肉 魚 グルテン 香料 着色料 抗生剤 不使用 アレルゲンカット 地球に優しい 昆虫ドッグフード
YORA

ヨラドッグフードは昆虫を主原料に使ったドッグフードです。昆虫は肉や魚にひけをとらない高タンパクな原料で肉や魚の代替原料として注目されています。また感染症や衛生面での管理がしやすく、低コストで繁殖・飼育ができることから、食糧難を救う救世主として期待されています。

水素で腸内環境と免疫に配慮!ザ・パーフェクトワン

ザ・パーフェクトワン ドッグフード

ザ・パーフェクトワンはレナシアプラスという特許を取得したケイ素食品剤を配合したドッグフードです。レナシアプラスのケイ素は腸内で水素を発生させ、悪玉活性酸素の排出を助ける働きがあります。腸内環境を整えることで免疫力の維持にも働きかけます。

ほぼ肉のエアドライフード!ジウィピーク

ziwipeak ジウィ・ピーク
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ZiwiPeak(ジウィピーク)
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ジウィ・ピークはニュージーランド産のエアドライ製法でつくられたドッグフードです。従来の粒のいわゆるドッグフードとは異なり、ジャーキーやおやつのような見た目をしていて、ほぼ肉のみの超高タンパク・高脂質のパワフルなレシピです。シンプルな食材でグレインフリー、狂牛病などが未発生国のニュージーランド産のドッグフードということで、価格は高いですが高評価を得ています。

ドッグフードの選び方と判断基準

ドッグフードの選び方はひとつではありません。判断基準も飼い主さんや愛犬の体や好みも大きく影響するので、愛犬に合わせてドッグフードを選びましょう。

総合栄養食の表示があるか

総合栄養食は毎日の主食として犬に与えるためにレシピが考えられて基準をクリアしたドッグフードなので、それだけで過不足なく栄養を摂取することができますが、一般食や副食、スナックなどのおやつやご褒美として与えるフードは、与える頻度や量に配慮しなければなりません。

そのため毎日の食事を選ぶ時は必ずドッグフードが総合栄養食であるかをまず確認しましょう。

ドッグフードの安全性

原材料の種類や生産地、また製造が行われる工場の衛生環境など、傍目からは分からないポイントが沢山あります。

下記に特に注意が必要な原材料をまとめました。愛犬が毎日食べるものですから、犬の健康と安全を守るためにしっかり確認しましょう。

原材料や添加物

ミートミール(乾燥肉粉)、家禽ミール、骨粉、魚粉、動物性油脂、獣脂、合成調味料、合成着色料(二酸化チタン、赤色○号、黄色○号、青色○号、酸化鉄など)、合成酸化防止剤(BHT、BHA、エトキシキン、没食子酸プロピルなど)、合成保存料、発色剤(亜硝酸ナトリウム、硫酸カリウム)、小麦(グルテン)、コーン(グルテン)、大豆(レシチン)、安息香酸、甘味料(キシリトール、コーンシロップ)、保湿剤(ソルビトール)など

生産地・原産国

おすすめは動物の権利や福祉に関する意識が高いペット先進国が原産のドッグフードです。また、EUは特に基準が厳しく、他の国にはない制限や決まりを設けています。動物が家族やパートナーであるという考えも進んでいるので、食品もペットフードも安全性が高く、ペットフード製造においても衛生面や安全性の信頼が厚いと言われています。

反対に、中国や韓国のような日本と同じかそれよりも動物の地位が低い考えの国では食品よりも大きな偽装や粗悪な原材料が含まれる可能性が拭えないとされます。

メーカーの情報の開示性

ドッグフードの安全性をはかる上では、製造・販売企業の情報開示が積極的、かつ明確な情報であるかも重要です。情報の発信や開示に積極的な企業は、それだけレシピや成分に自信があります。たとえば製造した国(原産国)は開示しなければなりませんが、原材料のそれぞれの原産国まで詳細に記載するメーカーはあまりありません。また、ミネラルやビタミンなどもメーカーによって公開する項目が異なります。

より詳細な情報開示は、それだけ犬の健康に配慮し、理由があって原材料や成分を厳選したという裏付けになります。情報量や記載が曖昧なフードほど、そこに対して自信がない、つっこまれたくないという可能性も考えられます。

愛犬の成長段階

全年齢対応フードもありますが、もしドッグフードが子犬用・成犬用・高齢犬用など成長段階で分かれているなら、その表示に従って与えましょう。

子犬・成長期

子犬・成長期の犬は運動量が多く成犬よりたくさんのエネルギーを必要とします。このため、ドッグフードは高タンパク・高脂質で全体的に栄養価の高い製品が望ましいです。

成犬期

成犬は病気もしにくく食欲も旺盛なので、シニア期に向けて免疫力を維持し、健康を保つことを意識したドッグフードを選びます。

シニア期・高齢期

シニア犬は、関節疾患や癌、腎臓病など病気や慢性疾患を発症するリスクが高くなります。また運動量が減少するため、カロリーが少ないものを勧められる場合もあります。他特定の病気のサポート食や療法食なども視野にいれつつつ獣医師と相談しながらドッグフードを選びましょう。

ドッグフードランキング:まとめ

犬田さん
ドッグフードは、愛犬のライフステージや体の変化、好みの移り変わり、アレルギーや病気、またドッグフードの販売中止、レシピや原産国の変更など様々な理由で、ドッグフードの変更が必要な場合があります。そしてその都度、ベストな製品は変わってくるかと思います。

このためドッグフードの見直しや変更を行う時は、飼い主さん自身もある程度の知識を持って、愛犬にとって最善なものかを判断し、食事管理をしてあげましょう。

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一般社団法人ペットフード協会ペットフード販売士、キャットフード勉強会ディレクターとして、キャットフードに関する情報を提供しています。また、日本化粧品検定協会のコスメコンシェルジュ資格を有し、ペットフードだけでなく化粧品にも精通しています。販売時に必要な知識となる薬機法などについてもご紹介ができます。 日本化粧品検定協会会員。