本日のテーマ

犬の祖先、オオカミの肉食性に着目した食事の再現にこだわったニュートロ社のワイルドレシピ。栄養や原材料はどのようになっているのでしょうか。
ニュートロ社が販売する犬の肉食性に着目したドッグフード


ニュートロ社といえばナチュラルチョイスやシュプレモなども展開する有名なペットフード会社ですよね。

はい。ニュートロ社は1931年にアメリカカリフォルニア州で設立され、現在は本社をテネシーに移しています。
2007年にマース(MARS)に買収されてからは子会社となっています。ちなみにマースはニュートロ社の他にもロイヤルカナンやカルカン、シーバなど様々なブランドを買収しているペットフード業界最大手企業の一つです。
ニュートロ ワイルドレシピ チキン
穀物 | グレインフリー |
ポイント | 高タンパク質 穀物不使用 犬の祖先のオオカミの食事に注目 |
実売価格 | 3,615円/2kg |
1kgあたり | 1,807.5円 |
第一原料 | チキン |
生産国 | アメリカ |
メーカー | アメリカ |
販売元 | ニュートロジャパン |
原材料からの考察
チキン(肉)、チキンミール、エンドウマメ、乾燥ポテト、鶏脂*、タピオカスターチ、ビートパルプ、乾燥チキン、エンドウタンパク、タンパク加水分解物、ターキーレバー、ポークハート、ポークキドニー、亜麻仁、アルファルファミール、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(クエン酸、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)※ミックストコフェロールで保存

穀物不使用なので、主原料はチキンをメインで、炭水化物源には、豆類や芋類を使用していますね。

ビートパルプとはなんですか?

ビートパルプとは食物繊維源として利用される原材料です。原材料としてビートパルプは評判がよくありませんが、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を半々でバランス良く摂取することができるので、機能性のある原材料として悪い食材ではありませんよ。
成分表
成分(分析値) | タンパク質 | 32%以上 |
脂質 | 16%以上 | |
粗繊維 | 3.5%以下 | |
灰分 | 9.5%以下 | |
水分 | 10%以下 | |
カロリー | 100g | 約375kcal |

キャットフードの成分表みたいですね!

ワイルドレシピはタンパク質32%以上なので、20%台が平均的なドッグフードの中でワイルドレシピは高タンパクです。キャットフードでは高タンパクでグレインフリーレシピが多いので、佐藤さんの言うとおりワイルドレシピは猫用の食事にも近いかもしれませんね。
ですがプレミアムドッグフードなどを見ると、タンパク質35%以上の商品も多く、ワイルドレシピが特別高タンパクというわけではなさそうです。一概にタンパク質が多ければいいというわけではないので、タンパク質多めでバランスがとれたドッグフードかと思います。
ワイルドレシピの商品ラインナップ
ワイルドレシピはドライフードの味6種類、ウェットフード4種類あります。
<ドライフード>
- ターキー(子犬用)
- チキン(成犬用)
- サーモン(成犬用)
- ラム(成犬用)
- ターキー(成犬用)
- ビーフ(成犬用)
<ウェットフード>
- チキン(成犬用)
- ターキー(成犬用)
- ビーフ(成犬用)
- ターキー&ラム(成犬用)
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犬の祖先がオオカミであることに着目し、肉をメインに使用して肉食動物の本来の食事に近づけています。