本日のテーマ

動物病院でも推奨されることが多く、誰もが知っている有名ブランド「ロイヤルカナン(ROYAL CANIN)」。療法食を始め、年齢や犬種それぞれに合わせた総合栄養食まで豊富なラインナップを用意している大手ペットフードメーカーですが、合成添加物の使用で避ける飼い主さんもいらっしゃいます。
そんなロイヤルカナンについて犬田さんに解説してもらいたいと思います!
目次
ロイヤルカナンはフランス発ペットフードブランド
有名&人気の高いペットフードブランドの一つ


ロイヤルカナンは犬用・猫用、総合栄養食から療法食、年齢や犬種別などさまざまな種類のドッグフードを展開しており、その数は200種類以上。それぞれ愛犬の種類や状態、体調、環境などに合わせたドッグフードが選べる点も魅力ではないでしょうか。
ロイヤルカナンが人気な理由
獣医師が同じ目線で営業をしている



自社の研究機関で調査や開発

また製品として完成したら終わりというわけではなく、フランスとアメリカのオハイオ州ルイスバーグにあるペットセンターで継続的に犬や猫を観察し研究を行いながら、最適な製品開発に努めています。

ロイヤルカナン 消化器サポート 低脂肪 ドライ
穀物 | 米、コーン、大麦 |
ポイント | 保存料(ソルビン酸カリウム)が配合されている |
実売価格 | 1kg:3,212円(税込) 3kg:8,617円(税込) 8kg:19,785円(税込) |
1kgあたり | 3kg製品:2,872円 8kg製品:2,473円 |
第一原料 | 米 |
生産国 | フランス |
メーカー | フランス |
販売元 | ロイヤルカナン ジャポン合同会社 |
原材料からの考察


合成添加物の使用




しかし、小さな体でかつ、よく分かっていない添加物の危険性や動物への影響を考慮すると、毎日あたえる総合栄養食には使用しない方がいいのでは?とも思います。


動物性油脂はさまざまな動物から出た油脂を抽出して利用しています。加熱も十分されるので、安全面で問題が起こることは少ないと言われていますが、過去にBSE(狂牛病)の牛を使用したフードを食べてペットの死亡事故が問題になりました。BSEの菌は加熱しても死なないので、ペットフードとして加工されても残ってしまっています。
また、同じ猫や犬など近しい動物が動物性油脂に含まれてしまう可能性が0ではないという意見から、倫理的にも動物性油脂は避けられることが多かったりします。
成分表
成分(分析値) | タンパク質 | 20.0 %以上 |
脂質 | 5.0 %以上 | |
粗繊維 | 2.8 %以下 | |
灰分 | 6.8 %以下 | |
水分 | 10.5 %以下 | |
ビタミンA | 18,000 IU/kg | |
ビタミンC | 260 mg/kg | |
ビタミンD3 | 1,000 IU/kg | |
ビタミンE | 420 mg/kg | |
カロリー | 346 kcal/100g |

真空パックや湿気が少ない涼しい場所で保管できれば問題ありませんが、少しカビや保管方法には気を使った方がいいかもしれません。
ロイヤルカナンの歴史
1968年にフランスで獣医師が創業


ジョン・カタリーは馬や牛の獣医として活躍する中で「食」による動物の健康への影響について考えるようになり、ロイヤルカナンの始まりとなった犬用の「イエロースープ」を開発しました。
その後、1972年にガイオマルク社に買収され、商品の種類や幅が広がり、1974年にはフランス、ベルギー、デンマーク、ドイツ、イタリア、スペイン、スウェーデン、オランダなどヨーロッパの国々で販売が展開されるようになりました。
<2018年>ロイヤルカナンの新工場が韓国に
韓国の金提に新工場が完成

画像引用元:Googleマップ 金提市
2018年、韓国に完成した新工場は、ロイヤルカナン15番目の工場としてオープンし稼働しています。


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始めネットで調べた時は、ロイヤルカナンを非難するサイトが多く愛犬に与えるのが不安でしたが、獣医師さんが勧めてくれるのは決まってロイヤルカナンかヒルズなので、与えていたところ、療法食という名前だけあって治療と合わせてあっという間に回復してくれたのはありがたかったです。
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