本日のテーマ

熊本の馬刺しと同じお肉を使ったドッグフード「馬肉自然づくり」。高級な馬肉を贅沢に使用した国産無添加フードということで非常に気になります。他原材料や成分についてはどうなんでしょうか?
馬肉自然づくりは熊本の牧場から仕入れた馬刺しの切れ端を利用!


馬刺しの切れ端ということは、人が食べるお肉と同じなんですね!

公式サイトでもはっきりと「馬肉自然づくりの原料には、この人間用にさばいた馬刺しの切れ端を使用」と明言しているので、間違いないと思いますよ。
馬肉は、20年以上の歴史がある熊本の牧場と提携して仕入れています。

提携している牧場はどんなところなんでしょうか?

公式サイトでどこの工場と明言はしていませんでしたが、熊本の牧場について調べてみたところ、提携しているのはJSファームという会社のようです。
公式サイトを拝見しましたが、馬の飼育環境や屠畜・製品化の場所をしっかり分けて菌が入らないようにするなど安全・衛生面の管理や対策もされています。
画像引用元:JSファーム株式会社
馬肉自然づくり
穀物 | 玄米、大麦、黒米、きなこ、おから、ハト麦 |
ポイント | ・無添加 ・国産の原材料 ・馬刺しの切れ端を利用 |
実売価格 | 単品1袋1kg:3,480円(税込) |
1kgあたり | 3,480円 |
第一原料 | 馬肉 |
生産国 | 日本 |
メーカー | 日本 |
販売元 | 株式会社利他フーズ 健康いぬ生活事業部 |
原材料からの考察
馬肉、鶏肉、玄米、大麦、黒米、きなこ、かつお粉、馬油、おから、ハト麦、卵、わかめ、小松菜、昆布、ビール酵母、卵殻カルシウム

馬肉自然作りドッグフードは、高タンパクで低脂質な非常にヘルシーな馬肉(熊本)と鶏肉(鹿児島)をメインに使用し、海藻やかつお粉、きなこ、米ぬかなど日本らしい原材料も多く使用しています。また、そのほとんどの原材料が国産原材料です。
ドッグフードに使用される馬肉は、もともと日本生まれではなくカナダの馬を日本で肥育して出荷しているようです。

大麦や黒米、米ぬか、ハト麦など穀物もけっこう使用されていますよね。

そうですね。炭水化物源として馬肉自然作りでは、アレルギーになりにくい大麦や黒米、米ぬか、ハト麦などを使用しています。穀物ではありませんが、きなこやおからも食物繊維源として配合されていますが、大豆アレルギーの場合は注意しましょう。
成分
分析値 | 粗タンパク質 | 27.0%以上 |
粗脂肪 | 11.1%以上 | |
粗繊維 | 5.2%以上 | |
粗灰分 | 2.2%以下 | |
水分 | 7.0%以下 | |
代謝エネルギー | 399kcal/100g |

成分については、脂質は低くタンパク質も中程度の値ですが、カロリーは100gあたり400kcal近くあるのでやや高めです。グレインフリーではないので穀物の炭水化物(糖質)からのエネルギーが多いのだと思います。
馬肉自然づくり~PREMIUM~
原材料からの考察
馬肉、鹿肉、猪肉、大麦、玄米、鰹節、ビール酵母、甜菜繊維、黒米、馬油、豚レバー、米油、はと麦、昆布、わかめ、小松菜、貝類未焼成カルシウム

プレミアムでは、第一原料は同じ馬肉ですが、鶏肉に変わってジビエの鹿肉と猪肉、また豚レバーも原材料として加わっています。チキンアレルギーの犬でも食べられるということで、アレルギー配慮もされているようです。
またおからやきな粉に代わって、玄米や甜菜繊維(ビートパルプ)が追加されています。
成分
成分分析値 | タンパク質 | 24.8%以上 |
脂質 | 7.8%以上 | |
粗繊維 | 1.9%以下 | |
灰分 | 4.6%以下 | |
水分 | 10%以下 | |
カロリー | 345kcal/100g |
まとめ
- 提携している熊本の牧場で肥育された馬肉を使用
- 馬刺し用の肉の切れ端を使用したヒューマングレードな原材料
- 穀物も複数種類使用
- ほとんどの原材料が国産で添加物不使用
Submit your review | |
ドッグフード勉強会
Average rating: 0 reviews
口コミは即時公開されず、管理人により一括チェック、公開されます。
馬肉自然づくりに使用している馬肉は、馬刺しの製造の際に切れ端として残ってしまった部分を利用して製造されているようです。