ドッグフードはグレインフリー(穀物不使用)である必要はない?犬の体の仕組みと歴史を解説

佐藤さん
最近、穀物を使用していないグレインフリードッグフードが注目され人気が出てきているような気がするのですが、犬田さんはこのグレインフリードッグフードについてどう思いますか。
犬田さん
猫の場合グレインフリーであることは重要な項目だと思いますが、犬の場合は少し話が違ってくると考えています。当サイトのグレインフリードッグフードへの見解をお話していきたいと思います。

ペットフード業界でグレインフリーが流行っている

グレインフリーの流行

昨今ドッグフード業界でグレインフリーの商品が多くなってきました。

実際のところはドッグフードだけでなくキャットフードでもグレインフリーのフードが増えてきているので、ペットフード業界全体でグレインフリーが流行ってきていると言えます。

グレインフリーについて

グレインフリードッグフードとは穀物(grain)を不使用にしたレシピで作られたドッグフードのことで、穀物とはイネ科の植物の種子のことを指しています。

三大穀物として知られる

  • トウモロコシ
  • 小麦

の穀物を始め、玄米や大麦などもペットフードによく使用されます。

グレインフリードッグフードの傾向

ただしグレインフリードッグフードは低コストで手に入れられる穀物を使用しないので、価格はやや高めになることが多いです。

だいたい中~高価格帯で販売されている傾向があり、そのためあまり激安フードでは見られません。

グレインフリードッグフードへの当サイトの見解

グレインフリーである必要はない

当サイトの見解では、ドッグフードは必ずしもグレインフリーである必要はないとしています。

というのも体の代謝的に、犬は人と同じ雑食動物に分類されるからことがわかっているからです。

ドッグフードはグレインフリーである必要が無い理由

犬は雑食動物である

ドッグフードがグレインフリーである必要がない理由として最も大きい理由は、上でも触れた通り、犬が代謝的に見て雑食動物であるという点です。

解剖学的に見れば犬は肉食動物に分類されますが、代謝や消化の仕方、食べ物への適応力などを総合的にみると犬は雑食動物であると言われています。

人間と共に生活し食も変えてきた

犬は1万年以上前から人と共生し始め、その役割と生活様式、食事内容は人の暮らしの変化と共に徐々に変わってきました。

野生のオオカミは他の動物を捕食し肉食の傾向が強かった事実はありますが、家畜化にしたがって犬の体は穀物などを多く摂取する雑食型になったと言われています。

犬の歯式は雑食の豚に似ている

また犬の歯式を見ると、雑食動物である豚の歯式と非常に似ていることがわかっています。

犬の歯式は平らな臼歯が多く、肉を切り裂くことに特化した尖った切歯ばかりの肉食動物の歯式とは違っています。

様々な食べ物への適応能力が高い

犬の方が代謝が多様化しており、多くの植物性成分など幅広い食べ物に対して適応する能力を身につけてきました。

たとえば猫は植物成分であるカロテンをビタミンAへ転換したり、肉に多いタウリンやナイアシンを自力で合成する能力がないのに対して、雑食化した犬はそれらの代謝能力をもっています。

また膵液中のaーアミラーゼ活性は猫の20倍もあり、でんぷんの消化においても猫と比べて可能な量が多いことがわかります。

穀物アレルギーがある犬にはグレインフリーがおすすめ

穀物にアレルギー反応が出る犬

犬の中には穀物がアレルゲンである犬もいます。小麦やトウモロコシに対してアレルギー反応が出て皮膚炎などを発症している犬に対しては、グレインフリーのドッグフードを選ぶのが適切かと思います。

穀物が不使用にされる代わりにグレインフリードッグフードは、ジャガイモやサツマイモなどの芋類や、エンドウ豆、ヒヨコ豆、レンズ豆などの豆類で炭水化物や糖質を補うことができます。

グレインフリードッグフードでもかまわない

さんざんグレインフリードッグフードである必要はないとお話してきましたが、だからといってグレインフリードッグフードであることが問題であるわけではありません。

犬は成分の合成能力や代謝能力が高いため、十分なタンパク質量があれば体内でブドウ糖を生産しまかなうことができます。さらに多くのグレインフリードッグフードは穀物の代わりにジャガイモや豆類で炭水化物が摂取ができるようなレシピになっていますし、穀物を使用しない分、高タンパク質の傾向もあります。

ですからグレインフリードッグフードであっても犬にとって問題があるわけではありません。

グレインフリードッグフードまとめ

犬田さん
以上、今回はグレインフリードッグフードについてまとめてきました。
佐藤さん
猫にとってグレインフリーはメリットが多いですが、犬にとってはグレインフリーである必要はないんですね。
犬田さん
はい。どちらでも良いというのが当サイトの見解として近いかもしれません。それよりも栄養成分のバランスや添加物量、残留農薬、工場の衛生管理、原材料の質などをこだわったドッグフードに注目していきたいと考えています。

当サイトがおすすめするランキングもありますので気になった方は一度ご覧いただければと思います。

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