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犬が好きな食べ物と嫌いな食べ物は?
犬が好きな食べ物一覧
犬が好きな食べ物には下記のような物があります。
犬は肉、魚、乳製品などの動物性の食べ物や、果物、甘くて味の濃い食べ物が好きな傾向があります。犬は肉の中でも特に赤身や内臓、骨などの部位を好む犬が多いです。また大好きな飼い主さんが食べる物にも興味を示すことが多く、人間の食べ物を好む犬も多いです。
犬が嫌いな食べ物一覧
犬は好き嫌いが少なく、なんでも美味しそうに食べてくれることも多いですが、嫌いな食べ物もあります。愛犬がこんな顔をしていたら、犬の嫌いな食べ物かもしれません(笑)
犬が嫌いな食べ物は基本的に刺激の強い食べ物な傾向があります。酸っぱい物や辛い物、ニオイが強い物など、子どもが嫌ったり避けたりするような物を嫌う傾向があるようです。犬の味覚は人間の味覚の20%程度です
犬が感じられる味覚は人間の1/5です
犬の味覚は人間の20%、1/5程度しかないと言われています。そのため犬は人間が感じる「うま味」や複雑な味までは感じることができません。
犬は味蕾の数が1,700個しかありません
というのも味を感じ取ることができる器官「味蕾」の数が、人間の味蕾の数9,000個に比べて、犬はおよそ1,700個程度と言われており、およそ5倍の差があるからです。
そのため犬は人間に比べて感じ取ることができる味は少ないと言えます。
猫や他の動物よりは味覚が優れています
しかし他の動物と比べると、犬は多くの味を感じ取ることができます。たとえば猫の味蕾の数は800個前後なので、犬の1/2程度しかありません。
また犬は、猫には感じ取れない甘味を感じることができます。そのため犬はより人間の食べ物に対して興味を示しやすい傾向がありますし、甘い物が好きであることが多いです。
ニオイや食感でも犬の好き嫌いが変わります
犬が好きなニオイとは
犬は食べ物の好き嫌いを味だけで判断しているわけではありません。犬は人間に比べて嗅覚が非常に優れているので、味だけでなくニオイで食べ物を判断しています。
- 甘いニオイ
- 肉のニオイ(血液、体液等)
- 飼い主の食べ物のニオイ
- 動物性食品のニオイ(チーズ、ヨーグルト等)
基本的に上で紹介した犬の好きな食べ物から出るようなニオイが好きな傾向にあります。
ドッグフードでも、ニオイを強めるために香料を入れたり、水分を多くしたり、香りが残るよう加工方法を工夫したりするくらいですから、ドッグフードをニオイで判断している犬は多いと思います。
より犬好みの肉や魚の香ばしい香りがある方が食いつきは良いです。
犬それぞれでも好みが違います
そして当然、犬それぞれの好みによっても好きな食べ物や嫌いな食べ物は違ってきます。ある犬は好んで食べる物でも、ある犬は進んで食べなかったりと、好みや好き嫌い、こだわりなども変わってきますので、必ずしもこの食べ物なら好きである、とも言えないかもしれません。
ドッグフード以外の食べ物を与える時の注意点
食材を選べば与えても問題ありません
ドッグフードだけを与え続けなければいけないわけではないので、総合栄養食で必要な栄養を摂った上で、他の食べ物を与えるのは問題ありません。
犬もドッグフードだけでは飽きてしまったり食事の楽しみを感じられなかったりしてしまうので、おやつやおかずとしてドッグフードの他の食べ物を与えることも、犬にとってご褒美や食事の楽しみになると思います。
どの食べ物をどれくらい与えるかに注意しましょう
しかしどの食べ物をどれくらいの量与えるかという点については、注意しましょう。
基本的に総合栄養食のドッグフードを与えていれば、栄養バランスが偏ることはありませんが、特定の食べ物を与えすぎると、せっかく総合栄養食で整えられた体内の栄養バランスが崩れてしまいます。
また普段のごはんが食べられないほど、他の食べ物を与えすぎると、犬にとって本当に必要な栄養が摂れなくなってしまう可能性もあります。
犬が好きな食べ物、嫌いな食べ物まとめ
犬にとって危険な食べ物については下の記事で説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。