【おすすめ】柴犬向けドッグフードランキング。口コミ評判、栄養や病気に配慮した選び方は?

柴犬 ドッグフード ランキング

愛嬌たっぷり日本犬といえば柴犬(Shiba Inu)におすすめのフードは?

日本犬の代表「柴犬」

柴犬(SHIBA INU)は、日本原産の最も馴染み深い日本犬です。縄文時代初期から猟犬として人と暮らしてきた長い歴史があり、日本人とは非常に長い付き合いになります。

記述によって中型犬に分類されたり小型犬に分類されたりしますが、柴犬は一般的なサイズであれば中型犬に分類されることが多いです。柴犬は海外でも人気が高いですが、洋犬の性格に慣れた海外の人には柴犬の扱いは難しいと感じることもあるようです。

柴犬の性格

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柴犬の性格は、飼い主に対しては忠誠心が強く、忠実で従順です。柴犬は表情が豊かなところも大きな魅力で、気を許した相手にはリラックスした緩い表情や満面の笑みなど喜怒哀楽が分かるような様々な表情を見せてくれます。賢く忍耐力もあるので芸を覚えるのも得意です。

ただ、柴犬はよそ者への警戒心が強く、みんなに対してフレンドリーに接するタイプではありません。勇敢でちょっと頑固なところもあるので番犬として適した性格であると言えます。

豆柴について

ここ数年で登場した「豆柴」は、中型の柴犬より小型サイズで高い人気が出ました。ただ豆柴は独立した犬種ではなく、安定して豆柴の繁殖を行うことは現状できていないため、豆柴の子どもであっても、通常の中型犬サイズまで成長することも珍しくありません。

柴犬がかかりやすい病気

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柴犬の平均寿命は12~15歳で、中型犬では比較的長寿な犬です。また柴犬はもともと古くから日本の気候で育っているため、かかりやすい病気も少なめですが、柴犬がかかりやすい代表的な病気がアレルギー性皮膚炎や外耳炎です。また、高齢期になると他の犬種もかかりやすくなる認知症、歯周病や白内障などのリスクも高まります。

  • アレルギー性皮膚炎
  • 外耳炎
  • 認知症
  • 心室中隔欠損症
  • 乳び胸
  • 白内障、緑内障
  • GM1ガングリオシドーシス
  • 洞不全症候群
  • 特発性前庭疾患
  • 白内障、緑内障
  • 膝蓋骨脱臼(パテラ)
  • 歯周病
  • タマネギ中毒

「柴犬は他の犬種より認知症にかかりやすい」という話も聞かれますが、柴犬だから認知症になりやすいというわけではなく、柴犬は他に大きな病気をしないため認知症が目立つという意見もあります。ただ認知症は一度なってしまうと人間と同じで回復が難しく、夜泣きや問題行動などトラブルの原因になってしまうので、高齢になる前から脳細胞の活性化や老化対策のために配慮したいところです。

柴犬のドッグフードの選び方

オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)が豊富

柴犬はアレルギー性皮膚炎、関節疾患、認知症、この3つの対策になるオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)がしっかり配合されたドッグフードがおすすめです。

脂肪に含まれるオメガ3脂肪酸は、皮膚の健康維持、アレルギー症状の緩和、関節の炎症の緩和、脳細胞の活性化、悪玉コレステロールを減らすなど様々な効果があります。

柴犬がかかりやすい病気すべてに良い作用が期待できるので、柴犬のドッグフードを選ぶ時は是非オメガ3脂肪酸の含有量をチェックしてみてください。

高タンパク質かつ種類を制限

柴犬のドッグフードは、高タンパクを意識しながら原材料の肉や魚、穀物の種類をある程度制限するのがおすすめです。三大栄養素のタンパク質は、柴犬のパワフルな体を形成するための細胞の複製や、体の機能を正常に保つために必要不可欠な栄養素なので十分な摂取が必要です。

ただ食物アレルギーを引き起こすのもタンパク質です。食べ物それぞれにはタンパク質の型があり、その型に免疫が反応することで、アレルギー症状が引き起こされるので、動物原料を1種類に絞った単一動物性タンパク質のドッグフードや、穀物アレルギーが出やすい小麦やトウモロコシを除いたドッグフードがおすすめです。

柴犬におすすめのドッグフードランキング1位

ギャザードッグフード フリーエーカー

ギャザードッグフードのフリーエーカーは、GOやナウフレッシュシリーズを販売するペットキュリアン社が開発したオーガニックドッグフードです。残留農薬や遺伝子組み換え原料などの心配がない安全性に配慮した原材料を使用しており、米国オーガニック認証機関のUSDAを認証取得しています。

動物原料はオーガニック農法で育てられた鶏肉とクリルのみで動物性タンパク質の種類が少ないグレインフリーレシピ(穀物不使用)なので、アレルギー対策におすすめのドッグフードです。穀物の代わりにはエンドウ豆やレンズ豆など、血糖値の上昇がゆるやかな低GI食材が使用されているので、肥満対策にもおすすめです。

成分で見ると、オーガニックかつ成犬用では珍しいタンパク質30%以上の高タンパクなドッグフードで、脂質は15%以上で中程度ですが、オメガ3脂肪酸は0.6%以上としっかり含まれています。

柴犬におすすめのドッグフードランキング2位

ウェルネスドッグフード 成犬用 白身魚

ウェルネスドッグフード成犬用は、白身魚を主原料にしたグレインフリードッグフードです。白身魚ということで種類の制限はされていませんが、白身系の魚は全体的に低脂質かつアレルギー性が低く、アレルギー対策や体重管理におすすめです。また、炭水化物源で見てもアレルゲンになりやすい小麦やトウモロコシは不使用で、じゃがいもやエンドウ豆、ヒヨコ豆などの低GI食材を使用しています。

タンパク質は26%以上と平均的な値で脂質量は12%と控えめに抑えられていますが、魚が主原料なのでオメガ3脂肪酸(1.25%)が非常に豊富です。また関節に配慮したグルコサミン、コンドロイチン硫酸の配合を始め、腸内環境や免疫に配慮した乳酸菌など健康に配慮した機能性成分が多く見られるので、柴犬におすすめしたいバランスの良いドッグフードです。

他のプレミアムドッグフードと比較すると、中価格帯でコストパフォーマンスも良く金額や続けやすさからもおすすめ度合いは高いです。

柴犬におすすめのドッグフードランキング3位

国産ドッグフード UMAKA(うまか)

トリゼンフーズ株式会社が販売するUMAKA(うまか)は、九州の人気水炊き料亭博多「華味鳥」の銘柄鶏を100%使用した国産ドッグフードです。自社飼育のブランド鶏なので管理も一貫しています。野菜や穀物などの原材料もすべて国産です。また、全年齢・全犬種対応フードなので、柴犬以外の犬種の多頭飼いで同じフードを与えたい方にもおすすめです。

動物原料はふんだんに使用していますが、種類は鶏肉と卵のみです。グレインフリーではありませんが、アレルゲンになりやすい小麦やトウモロコシは不使用で、大麦や米ぬかを配合しているので、アレルギー対策としても悪くないかと思います。

UMAKA(うまか)の惜しいところは、魚原料が含まれておらずオメガ3脂肪酸の成分値が記載されていない点です。魚油や植物油の配合も見あたらないので、オメガ3脂肪酸の含有量は少なめではないかと推測します。

柴犬におすすめのドッグフードランキング4位

アカナドッグフード パシフィカ

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ACANA
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大手チャンピオンペットフーズ社が製造するアカナドッグフードパシフィカは、地元産の魚をふんだんに使用したドッグフードです。原材料には様々な魚を使用していますが、低脂質でアレルゲンになりにくい白身系の魚が多く、またグレインフリーで低GIの豆類を使用しているため、アレルギー対策や体重管理にもおすすめです。

タンパク質は35%以上とドッグフードの中では非常に高タンパクです。脂質が17%と高めなので低脂質とは言えませんが、その分オメガ3脂肪酸が0.8%としっかり含まれています。グルコサミンやコンドロイチンの配合はありませんが、成分分析値を見ると、原材料だけで100gあたりグルコサミン90mg、コンドロイチン90mgが含まれていることがわかります。

価格帯はやや高めですが、プレミアムドッグフードの価格帯から言えば平均的です。

柴犬におすすめのドッグフードランキング5位

ファインペッツドッグフード 極(KIWAMI)

FINEPET'S ドッグフード画像引用元:ファインペッツ公式サイト

ファインペッツドッグフード「極み(KIWAMI)」は、ファインペッツドッグフードより高品質かつ厳選した原材料を使用したワンランク上のレシピです。肉原材料を90%以上使用した高タンパク質なレシピで、主原料にはフランス産アヒル肉(ダック)を使用しています。

原材料90%以上が動物原料ということで、第二原料にグリーンピースや乾燥ポテトが配合されていますが、配合量は数%程度ということが分かります。アヒル肉の他に動物原料はニシンとサーモンオイル、卵を使用していますが、チキンや牛肉、穀物を使用していないので、アレルギー対策にも利用できるかと思います。

オメガ3脂肪酸の総量については記載がありませんが、DHA、EPA、α-リノレン酸の総量を計算すると、9.1%となります。100%中の成分値とは考えにくいので比較できませんが、オメガ3脂肪酸が豊富なサーモンオイルと亜麻仁油が配合されているため、ある程度量は配合されていると考えられます。

柴犬のドッグフード選び方まとめ

今回は柴犬におすすめのドッグフードを紹介しました。

  • 柴犬は病気に強く中型犬では長寿
  • アレルギー、関節、認知症に配慮
  • オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)が豊富
  • 高タンパクかつ動物原料の種類を制限
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2019年4月1日

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一般社団法人ペットフード協会ペットフード販売士、キャットフード勉強会ディレクターとして、キャットフードに関する情報を提供しています。また、日本化粧品検定協会のコスメコンシェルジュ資格を有し、ペットフードだけでなく化粧品にも精通しています。販売時に必要な知識となる薬機法などについてもご紹介ができます。 日本化粧品検定協会会員。