魚系ドッグフードは白身と赤身青魚どれがいい?栄養素の違いとメリットデメリット

白身魚 赤身魚 青魚 ドッグフード

魚系ドッグフード

佐藤さん
魚のドッグフードを検討してますが、メインの魚は赤身魚(青魚)と白身魚どちらがいいんでしょうか?
犬田さん
赤身と白身では見た目も違いますが、栄養素も変わってきます。ここではざっくりとした赤身魚と白身魚の栄養や特徴などを踏まえつつ、どちらの魚が愛猫にふさわしいか判断しましょう。

赤身魚、青魚のドッグフード

赤身魚(青魚)とは

赤身 ドッグフード

赤身魚は赤い実をもつ魚の総称で、濃厚な味わいと肉感の強い身が特徴の魚です。代表的な赤身魚といえば、お寿司でもお馴染みのマグロやカツオなどがありますが、ドッグフードでよく使用される赤身魚といえば、サバ、イワシ、ニシンです。

青魚は一般的に背が青い魚の総称なので身が赤い白いかはまた別問題ですが、サバやイワシを始め、青魚は赤身魚であることが多いです。

赤身魚はタンパク質と鉄分が豊富

赤身魚はタンパク質が豊富です。赤身魚は基本的にずっと泳ぎ続ける魚なので持久力があり、筋肉も長時間泳ぎ続けるために「遅筋」という筋肉が発達しています。遅筋はヘモグロビンやミオグロビンなどの「色素タンパク質」が多く含まれていて、ヘモグロビンやミオグロビンには鉄原子が多く含まれているので、貧血予防にも効果的です。

白身魚と比べて脂が豊富な青魚はDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が豊富に含まれます。オメガ3脂肪酸は皮膚や被毛の健康維持のために必要な栄養素であり、脳の働きを活性化させたり、血液をさらさらにする働きがあるので生活習慣病の予防も期待されています。

青魚の脂質の酸化に注意

青魚は酸化(劣化)しやすい脂質が豊富なため、摂取しすぎると黄色脂肪症(イエローファット)になる可能性があります。猫に多い病気ですが犬もかかるので注意が必要です。脂質の多い魚を沢山食べる場合には抗酸化作用のあるビタミンE等と一緒に摂取して脂質の過酸化を防ぐことが大切です。ドッグフードなら原材料になにかしらの抗酸化物質が含まれているかと思います。

白身魚のドッグフード

白身魚とは

白身魚 ドッグフード

白身魚とは白い身の魚の総称です。赤身魚とは対照的にさっぱりとした淡泊な味が特徴の魚で、タラやカレイ、ヒラメ、タイなど身が白くてあっさりとした魚があります。ドッグフードでは白身魚ミール、白身魚など複数の白身魚がミックスされた原材料も多いかと思います。

また一見赤身と思われがちなサーモンも実は白身魚です。サーモンが赤いのはアスタキサンチンという成分を多く含むエビやカニ等を食べているためで、白身魚に分けられます。ただサーモンは脂質も豊富なので青魚同様EPAやDHAも豊富に含まれています。

白身魚の栄養素

白身魚は普段はじっとしていて敵に狙われて逃げる時や、エサを狙う時にだけ素早く動く魚なので、瞬発的に動ける速筋が発達しています。

速筋タンパクは筋量増加も期待される食材で、人の場合ですが、白身魚を摂取したことで運動後と同様な筋量増加作用が現れるという研究も発表されています。食べるだけで筋量が増加するので、運動不足で筋力が落ちてしまいやすいシニア犬にもぜひおすすめしたい魚です。

また、白身魚は脂質が少なくヘルシーなので、体重管理をしている犬や肥満傾向の犬にもおすすめです。脂質は抑えながら動物性タンパク質はしっかり摂取できるのでやせてしまったり不健康なダイエットにつながらないこともメリットの一つ。

白身魚と赤身魚の違いとおすすめの魚

犬田さん
以上今回は赤身魚(青魚)と白身魚のドッグフードの違いについてお話してきました。
佐藤さん
メリットとデメリットを踏まえて犬田さんはどちらがおすすめでしょう。
犬田さん
結局犬の状態や年齢、フードメーカーにもよるかと思いますが、パワフルで濃厚な味やもともと肉っぽいフードが好きだった猫は、赤身魚がメインのドッグフード。タンパクであっさりとしてものしか受けつけなかったり、ダイエット中で脂質を控える必要がある方は白身魚がメインのドッグフードがおすすめ。

もし赤身と白身の両方の良いところどりをしたいなら双方の側面を持つサーモンがメインのドッグフードがおすすめです。