犬はきゅうりを食べていい?水分豊富な夏野菜、下痢や軟便には注意

犬はきゅうりを食べていい?水分豊富な夏野菜、下痢や軟便には注意

水分豊富な夏野菜きゅうり

きゅうりは6月から9月に旬を迎える、水分とカリウムが豊富に含まれている夏野菜です。

冷たいきゅうりは熱い体を冷やして、シャキシャキとした食感と共にさっぱりと食べることができます。

夏のサラダや屋台の定番であるきゅうりは、犬にとって食べていい野菜なのでしょうか?

犬はきゅうりを食べていい

犬はきゅうりを食べても大丈夫

一般的に生のきゅうりは犬が食べていいとされています。

きゅうりは全体の約95%を水分が占めていて低カロリーであるため、夏場の犬のおやつにぴったりです。

ただし食べ過ぎると消化不良によって下痢や軟便となってしまうことがあるため食べる量には注意してください。

人間用に味付けされたきゅうりは犬が食べてはいけない

犬はきゅうりを食べていいと紹介しましたが、これは何も味付けのされていない生のきゅうりに限ります。

人間用に味付けされたきゅうりには塩分が多く含まれていることが多いため犬は食べてはいけません。

犬が食べてはいけないきゅうりの例は、浅漬けやぬか漬け、きゅうりのたたき、もろきゅうなどが挙げられます。

犬がきゅうりを食べても問題ない量

前提として犬はドッグフードを食べることで必要なカロリーや栄養素を過不足なく補えます。

そのためきゅうりは普段のドッグフードに追加でおやつとして食べさせるようにしましょう。

きゅうりをおやつとして食べることで犬の食べ過ぎを防ぐことができます。

犬にきゅうりを食べさせる際の一手間

きゅうりは硬く消化に悪いため、犬に食べさせる際には皮を取り除き細かく刻むようにしてください。

子犬やシニア犬、お腹を壊しやすい犬にはより注意が必要です。

また、きゅうりの皮のトゲによって犬が口内を怪我してしまう可能性があります。

きゅうりを食べさせる際には皮を取り除いて、輪切りやすり下ろしてあげるのがおすすめです。

きゅうりのヘタは犬が食べてはいけない

きゅうりのヘタは犬が食べてはいけません。

きゅうりのヘタは犬にとって硬くて消化しにくく喉に詰まらせる危険性もあります。

犬にきゅうりを食べさせる前にしっかり取り除くようにしてください。

きゅうりを食べてはいけない犬もいる

ごく稀にきゅうりにアレルギーを持つ犬がいる

犬はきゅうりを食べていいとされていますが、ごく稀にきゅうりにアレルギーを持つ犬もいます。

きゅうりはスイカやメロンと同じウリ科に属するため、これらにアレルギーのある犬は注意が必要です。

犬がきゅうりに対してアレルギー反応を起こしている場合、皮膚の痒みや湿疹、赤み、下痢や嘔吐といった症状が見られます。

犬がきゅうりを食べて30分から数時間ほどでこれらの症状が見られるときには動物病院を受診してください。

はじめは少量からたべさせはじめ徐々に量を増やすようにすると安心です。

腎臓や心臓に持病のある犬はきゅうりを食べてはいけない

健康な犬はきゅうりを食べても問題ありませんが、腎臓や心臓に持病のある犬はきゅうりを食べてはいけません。

きゅうりに含まれているカリウムや水分が腎臓に負担をかけてしまうためです。

体内のカリウムを上手く排出できずに高カリウム血症を引き起こす危険性があります。

犬にとってきゅうりは必須の食材ではないため持病のある場合には食べさせないようにしてください。

犬がきゅうりを誤食してしまった際の対処方法

犬が誤ってきゅうりのヘタを食べてしまった際に飼い主がすべきことがあります。

誤食の可能性が考えられる時には動物病院を受診してください。

受診の際には、①いつ、②なにを、③どのくらい食べたか、以上の3点を伝えられるようにしてください。

犬がきゅうりによって体調を崩してしまうこともある

犬のきゅうりの食べすぎによる下痢や軟便

犬がきゅうりを食べすぎてしまうと下痢や軟便となることがあります。

これは胃腸の冷えによるもので、きゅうりは水分が多いためあっという間に胃腸が冷えてしまいます。

胃腸が冷えると消化機能が低下して下痢を引き起こしやすくなります。

犬がきゅうりでお腹を壊してしまった際に飼い主がすべきこと

万が一犬がきゅうりによってお腹を壊してしまった際には、しばらくはきゅうりを食べさせるのをやめてお腹を休めるようにしましょう。

そして下痢による脱水を防ぐためにこまめに水を飲ませます。

毎日の食事はふやかしたりウェットフードにして、普段と比べて少し量を減らして様子を見ましょう。

数日経っても体調が優れない場合には動物病院を受診してください。

きゅうりの主成分とその効果

きゅうりにはカリウムが多く含まれている

きゅうりに含まれるカリウムは血圧の安定と体内の水分バランスの調整を助ける働きがあります。

カリウムはきゅうりの他にも桃やバナナ、カボチャ、サツマイモなどに多く含まれています。

追加で摂取しておきたいビタミンC

きゅうりに含まれているビタミンCには免疫力の維持や関節の健康維持、老化防止の働きがあります。

犬は体内でビタミンCを合成することができます。

運動量の多い犬や関節にトラブルを抱えている犬は、体内で合成したビタミンCに加えてきゅうりから積極的に摂取してみてもいいかもしれません。

きゅうりの約95%を占める水分

繰り返しとなりますがきゅうりの約95%は水分が占めています。

そのため水分補給や夏バテ防止に効果が期待できます。

今年の夏は水による水分補給に加えて、ぜひきゅうりも活用してみてください。

きゅうりに含まれる栄養素

以下の表はきゅうりの可食部100gあたりの数値を記載しています。

きゅうりは約95%が水分でできていることが分かります。

この他にビタミンKなども含まれています。

  • 水分 95.4g
  • たんぱく質 1.0g
  • 脂質 0.1g
  • 食物繊維総量 1.1g
  • 灰分 0.5g
  • カリウム 200mg
  • ビタミンC 14mg

参照:食品成分データベース 野菜類 きゅうり

人間と同じく犬もきゅうりの好き嫌いが分かれやすい

きゅうりは人間にとって好き嫌いが分かれやすい野菜ですがこれは犬も同じです。

無味無臭に近いためきゅうりが嫌いな犬は少なくなく、逆に野菜特有の青臭さを嫌う犬もいます。

きゅうりは犬にとって必須となる食べものではないため、好んで食べる場合にのみ食べさせるようにしましょう。

まとめ

  • 生のきゅうりであれば犬が食べてもいい
  • 人間用の味付けのきゅうり、ヘタと皮は犬が食べてはいけない
  • きゅうりは水分が豊富だが食べ過ぎには注意が必要