犬はさくらんぼを食べられる?皮は食べても大丈夫。種は中毒を引き起こすためNG

犬はさくらんぼを食べられる?皮は食べても大丈夫。種は中毒を引き起こすためNG

太宰治と言えばさくらんぼ

作家の太宰治は晩年に「桜桃」というタイトルの小説を執筆しています。

桜桃はさくらんぼの和名です。

さくらんぼは太宰治の好きな食べものだったそうです

これにちなんで太宰の誕生日かつ命日の6月19日は「桜桃忌(おうとうき)」と呼ばれています。

桜桃忌には毎年多くの文学ファンが三鷹の太宰のお墓にさくらんぼを供えに訪れます。

犬田さん
この記事ではさくらんぼは犬が食べられるのか確認します。

犬はさくらんぼを食べられる

犬は基本的にさくらんぼを食べられます

さくらんぼには種や茎があるため食べさせ方に注意が必要です。

さくらんぼの実以外の部位には中毒を引き起こす有害な成分が含まれています

食べさせ方

犬にさくらんぼを食べさせる時には、種と茎を取り除いて実の部分だけを食べさせましょう

種と茎には犬にとって有害な「アミグダリン」という成分が含まれています。

加えてさくらんぼの種と茎は消化に悪いため犬に食べさせてはいけません。

さくらんぼの皮

犬はさくらんぼの皮を食べられます

さくらんぼの皮には犬の健康上有害な成分は含まれていません。

ですがさくらんぼの皮に農薬が付着している可能性は考えられます。

犬に食べさせる前にさくらんぼの表面をよく洗うようにしましょう

さくらんぼの皮は決して消化に良いとは言えません。

お腹の調子が悪い時普段からお腹を壊しやすい場合には取り除いてあげることも検討してみてください。

さくらんぼの種

さくらんぼの種にはアミグダリンが含まれています。

アミグダリンは犬にとって有害な中毒を引き起こす成分です。

らんぼの種は小さいので犬が丸飲みしてしまう可能性があり危険です

犬に食べさせる前に取り除くことが大切です。

食べさせる量

犬は前提として1日に必要な栄養をドッグフードや総合栄養食から過不足なく摂取することができます。

そのためさくらんぼを食べ過ぎてしまうと過剰摂取となってしまいます。

さくらんぼはドッグフードへのトッピングおやつとして、少量食べさせるようにしてください

犬種や年齢、大きさなどによって異なりますが、大抵1~3粒ほどなら食べさせることができます。

おやつやトッピングとしてさくらんぼを食べさせることで食べ過ぎを防ぐことができます。

食べ過ぎると下痢の可能性も

さくらんぼを一度に食べさせすぎると犬が下痢をしてしまうことがあります

さくらんぼに含まれる食物繊維が腸の働きを活性化するためです。

食べ過ぎだけではなく種の誤食でもお腹を壊してしまうことがあります。

さくらんぼを初めて食べさせる時

犬にさくらんぼを初めて食べさせる時には少量から食べさせ始めてください

さくらんぼの好き嫌いアレルギーの有無を確認するためです。

少量で問題ない場合には徐々に食べさせる量を増やすのがおすすめです。

さくらんぼは犬の中毒の危険性がある

さくらんぼの種や茎には中毒を引き起こすアミグダリンが含まれています。

アミグダリンとはバラ科の植物の種や葉、茎、未熟な果実などに含まれている成分です

さくらんぼの他にはリンゴなどに含まれています。

アミグダリンは犬の体内で消化されるとシアン化水素を発生させます。

犬はこのシアン化水素によって重篤な中毒症状を引き起こす危険性があります。

犬が梅を食べたが大丈夫?生の梅は中毒の危険性がある。少量の梅干しならば大丈夫

犬が梅を食べたが大丈夫?生の梅は中毒の危険性がある。少量の梅干しなら大丈夫

2026年8月26日
犬は桃を食べていい?量や大きさに注意、水分が豊富で夏にぴったり

犬は桃を食べていい?量や大きさに注意、水分が豊富で夏にぴったり

2026年5月18日
ドッグフードのリンゴ。ペクチンやビタミンCが豊富!リンゴポリフェノール「プロシアニジン」の効果

ドッグフードのリンゴ。ペクチンやビタミンCが豊富!リンゴポリフェノール「プロシアニジン」の効果

2023年5月2日

中毒の症状

犬がさくらんぼの種や茎を食べたことによる中毒の症状をご紹介します。

さくらんぼを食べた後の犬に以下の症状が見られる場合には、中毒を引き起こしている可能性があります

  • 下痢や嘔吐
  • 頭痛
  • ふらつき
  • けいれん
  • 呼吸困難

中毒を引き起こす量

さくらんぼの種に含まれる有害な成分アミグダリンですが、犬が食べてしまっても少量であれば問題ないことが多いです。

しかし犬の大きさや体質によってたとえ少量であっても中毒を引き起こすことがあります

犬にさくらんぼの種を食べさせないに越したことはありません。

犬にさくらんぼを食べさせる時に注意すること

アレルギー

中にはさくらんぼにアレルギーを持つ犬がいます。

犬のさくらんぼアレルギーの症状は、下痢や嘔吐皮膚の痒み・赤み・腫れ目の充血などがあります。

さくらんぼを食べた後の犬にこれらの症状が現れた場合にはアレルギーの可能性があるので動物病院を受診してください

お散歩中にも注意

お散歩コースにさくらんぼの木が生えている場合、大抵その付近にはさくらんぼの実が落ちています。

落ちているさくらんぼを散歩中の犬がうっかり食べてしまうことも考えられます

道端にあるものを勝手に食べないよう教える必要があります。

持病のある場合

腎臓や心臓に持病がある場合にはさくらんぼを食べさせないでください。

さくらんぼにはカリウムが含まれています。

カリウムを摂取することで犬の体に負担をかけてしまいます

どうしても食べさせたい場合には獣医師に相談してからにしましょう。

さくらんぼを食べて体調を崩してしまった時には

犬がさくらんぼを食べたことで体調を崩してしまった時には動物病院を受診してください。

受診の時には、①いつ、②なにを、③どのくらい食べたか、以上の3点を伝えられるようにしておくと安心です。

犬はアメリカンチェリーを食べられる?

犬は基本的にアメリカンチェリーを食べられます

さくらんぼとアメリカンチェリーはどちらも同じバラ科ササクラ属のセイヨウミザクラという植物です。

犬にアメリカンチェリーを食べさせる時にはさくらんぼと同じことに注意してください