愛犬がドッグフードを食べない理由は?原因別の食いつき改善、対処方法を紹介

ドッグフード 嫌い

愛犬がドッグフードを食べない!考えられる理由は?

犬田さん
少し前まではドッグフードを食べていたのに、最近ドッグフードを食べなくなってきた、食いつきが落ちてきた、と悩まれる飼い主さんも多くいらっしゃいます。それをきっかけにどのドッグフードを与えればいいのか分からなくなるフードジプシーに陥る方もいらっしゃいます。
佐藤さん
私も犬田さんに会う前はフードジプシーでした…
犬田さん
愛犬がドッグフードを食べない理由には、犬の体調やフードに飽きたなどの理由がありますが、ただやみくもにドッグフードを変えているだけでは改善されない場合もあります。ただ愛犬がなぜドッグフードを食べなくなったか分からないことには適切な対処は難しいです。

ということで、この記事では犬がドッグフードを食べなくなる理由とその対処方法について解説したいと思います。

ドッグフードを食べないとどうなる?

ドッグフード 食べない

栄養失調、痩せる

ドッグフードを食べられないと、栄養失調になり衰弱しどんどん痩せていきます。太り過ぎもよくありませんが、いざ病気になった時には少しぽっちゃりしている犬の方が長生きすることができるので、痩せているよりは少し太っているくらいの方が長生きや健康の面においては良いので、ドッグフードは毎日きちんと食べてくれているか確認しましょう。

病気や疾患の原因に

ドッグフードを食べずに人の食べ物やおやつばかり食べていると、長期的に見て病気や疾患にはかかりやすくなります。人が食べる食品や嗜好性の高い犬用おやつには、塩分、糖分、脂肪分、食品添加物などが多く含まれているので、犬の健康にいい食べ物ではありません。

長期的にドッグフード以外のものでお腹を満たすことは、肥満や血管系の疾患、内臓疾患、尿路疾患などの病気を引き起こす原因になるので、なんとかドッグフードに戻せるようにしたいところです。

好き嫌いが多くなる

ドッグフードを食べなくなると、飼い主さんはなんとかしてどんな形でも栄養を摂取してもらおうとするので、より嗜好性の高い様々なドッグフードがあてがわれていきます。

これによって犬が「食べなければ他の物が出てくる」と学習してしまい、好き嫌いが多くなったり好きな物しか食べなくなることがあります。こうなると、嗜好性の高いおやつや味つけの濃い人間の食べ物を求めるようになってしまうので、栄養バランスを見ると考えものです。

ドッグフードを食べない理由1:愛犬の体調が悪い

夏バテや脱水、発熱、栄養不足、貧血、低体温、異物誤飲など

愛犬の体調が悪いと、当然ですが食欲不振でドッグフードを食べなくなります。たとえば気温の変化による夏バテや脱水、発熱、栄養不足、貧血、低体温、異物誤飲などの理由があります。

もし病気や疾患など動物病院の治療が必要ない場合は、上記のような原因を改善すれば、徐々に元気になりドッグフードを食べる量も元に戻ってくるかと思います。

対処法

体調不良の場合、愛犬がぐったりしている、うずくまっているなど普段より元気がないなどの様子が見られないか確認しましょう。

犬は散歩中に道ばたに落ちているものを誤食してしまうこともあり、原因が特定できない場合もあります。また、気温が上がる春や夏場は食欲が落ちやすいので、犬が過ごす部屋の気温や水がいつでも摂取できる環境つくりなどにも配慮しましょう。

もししばらく様子を見て体調が回復しない場合には、原因を知るためにも動物病院で診察してもらった方がいいかもしれません。

ドッグフードを食べない理由2:病気や疾患

腎臓病や肝臓病、心臓病、胃炎、腸炎、食中毒や感染症、歯周病

ドッグフードを食べなくなる理由として深刻度の高いのが病気や疾患の症状の一つとして現れる食欲不振です。

猫に多い腎臓病や肝臓病、心臓病、胃炎、腸炎などが原因で起こる内臓疾患や消化器系疾患、また寄生虫による食中毒や感染症、歯周病や口腔トラブルというように、病気の場合には様々な原因や理由が考えられます。

対処法

上記の体調不良と病気では見分けがしにくいかもしれませんが、獣医師資格がない一般の方が病気かどうかを判断することは難しく、緊急性を要する病気の場合はすぐに治療する必要があるので、他の症状や犬の様子を見て、必要であればなるべく早く動物病院に連れて行くのがおすすめです。

病気によって多く必要な栄養素、反対に制限しなければならない栄養素が異なるので、獣医師さんにどのようなドッグフードがいいか指示に従いましょう。ただ獣医師さんによっても様々な考え方があり、絶対療法食を与えるようにと言われる場合もあれば、まったく食べないという犬に対しては、栄養摂取を第一にとにかく食べるものを与えるように指示される場合もあります。

ドッグフードを食べない理由3:極度の疲労

疲労困ぱい、熱中症や脱水、車酔いの可能性

ドッグランや広い場所で走り回り、普段よりたくさん運動した日は、食欲不振になる場合もあります。人でも同じですが、本当に疲れ切った時は、気持ち悪くなって何も喉を通らなくなります。

犬も同じで、ある程度の運動では食欲不振にはなりませんが、本当に疲労困ぱいの時は食欲がなくなります。

ただ、運動後に十分な水分補給をしなかったり、屋外で気温が高い日の場合は、熱中症や脱水症状を引き起こしている可能性もあります。また、ドッグランまで犬を乗せて車移動される方も多いかもと思いますが極度の疲労と乗り物酔いが重なって食欲不振になることもあります。

対処法

疲労が原因の場合は、疲労が回復すれば問題なく食べ始めることが多いです。飼い主側ができることだと、たとえば給水器を近くに置いたり、涼しい環境でゆっくり寝そべられる場所を用意する、また水分量の多いウェットフードから与えると食べてくれやすくなります。

ただし、疲労による食欲不振ではなく、重度の熱中症や脱水症状を引き起こしている場合もあるので、しばらく様子を見て回復しないようであれば動物病院に連れていくことをおすすめします。

ドッグフードを食べない理由4:ストレス

さみしさや動物病院でのストレス

過度なストレスもドッグフードを食べなくなくなる原因になります。飼い主さんの外出が多くコミュニケーションが少ない、愛犬が一人でいる時間が長かった、動物病院に行った、知らない人が沢山いる場所へ連れて行った、など愛犬にとってストレスになることがなかったか心当たりはないでしょうか。

対処法

ストレスの原因が特定できているのであれば、愛犬のストレスが解消できるよう改善します。また、ストレスの原因が分からない場合には、なるべく愛犬と触れ合う時間を増やし、コミュニケーションを沢山とりながら、様子を見てストレスの原因を探してみましょう。

ドッグフードを食べない理由5:ドッグフードに飽きた、選り好みするようになった

ずっと同じドッグフードに飽きてしまった

ドッグフードを食べないだけで、他のドッグフードやおやつ、人の食べ物は食べたがる様子が見られる場合は、単に同じドッグフードに飽きてしまっただけの可能性があります。

短期間で様々なドッグフードを与えてしまった

また反対に、ドッグフードを頻繁に変えて様々なドッグフードを与えてしまう、また、頻繁でなくとも、たとえばずっと同じドッグフードを与えていたご家庭でも、1日だけ違うドッグフードに切り替えてそれが気に入ってしまった日には、元のドッグフードを食べなくなってしまうことも。

いくつかのドッグフードを短期間で与えると、犬はいろんなドッグフードが食べられると学習してしまい、ドッグフードにも好みの優劣がつくようになります。すると特定の気に入ったドッグフードしか食べなくなったり、味に飽きてしまいやすくなります。

対処法1

ドッグフードはそれだけで過不足なく栄養が摂れるように設計されています。また一定期間は同じドッグフードを与え続けた方が便や体調は安定するので、おやつやトッピングなどを使って味変をするようにして、あまり頻繁にドッグフードは変えないようにしましょう。

ただ犬の食への楽しみや人生の彩りの観点から言えば、必ずしも1つのフードだけを与え続ける必要はありませんので、たとえば3~4ヶ月毎に数種類のドッグフードを変えていくローテーション方式を取り入れてもいいかもしれません。

対処法2

一つのドッグフードで落ち着いてほしい場合は、別のドッグフードやおやつは与えず、口を付けなくても決めたドッグフードだけを与え続け、食べなかった分は捨てて様子を見ます。

お腹が空いてもそのドッグフードしか食べるものがない状態だと、しぶしぶ食べるようになります。

ドッグフードを食べない理由6:おやつやスナックの食べ過ぎ

ドッグフード以外のものでお腹が満たされている

愛犬がドッグフード以外のものを口にしていることはありませんか。おやつやトッピングは適量であれば問題ありませんが、犬が欲しがるだけ与えてしまうと、スナックやおやつでお腹いっぱいになってしまうので、主食のドッグフードが食べられなくなります。

おやつや食品は栄養バランスよりも嗜好性重視なので、その状態が続くと栄養不足や肥満などの問題を引き起こすので注意しましょう。

対処方法

ドッグフードの給与量に影響しない程度の量や頻度を考慮しておやつやトッピング、スナックを与えましょう。おやつやトッピングなどしか食べなくなっている場合は、一度完全に与えるのをやめてドッグフードだけが食べられる状態にするなどして、主食はドッグフードであることを再度教えましょう。

その他のドッグフードを食べない理由

老化、消費カロリーの減少

老化によって消費するカロリーが減り、徐々にドッグフードンを食べる量が減っていくのは当たり前のことなので心配いりません。シニアになればどの犬も食べる量は減っていくので、もちろん沢山食べてくれる分には問題ありませんが、徐々に量が減っていくのは仕方がないこととして、ウェットフードやトッピングなどを利用して必要な栄養素を摂取してもえるよう工夫しましょう。

妊娠によるつわり

愛犬がメスで避妊をしていない場合、妊娠の可能性もあります。犬も妊娠初期はつわりの症状で一時期食欲がなくなったり、味覚が変わってこれまでのドッグフードの味が好きなくなる場合も。

まとめ

  • ドッグフードを食べない原因は体調によるものから好みやストレスなど様々。
  • まずは原因の解決、改善が優先でフードを変えたりトッピングで対処
  • ドッグフードを食べないと栄養バランスが偏って不健康、栄養失調になる可能性