目次
- 1 犬によってアレルゲンが違うため、適切なドッグフードも変わってきます
- 2 【5種を厳選】アレルギー体質の愛犬におすすめのドッグフード
- 3 アレルギー対策おすすめドッグフードNo.1 アディクションドッグフード
- 4 アレルギー対策おすすめドッグフードNo.2 フィッシュ4ドッグ
- 5 アレルギー対策おすすめドッグフードNo.3 ジウィピーク ドッグフード
- 6 アレルギー対策おすすめドッグフードNo.4 AATU ドッグフード ダック
- 7 アレルギー対策おすすめドッグフードNo.5 アーガイルディッシュ グレヴィレアアダルト
- 8 【有名メーカー】アレルギー療法食・サポートフードの原材料比較
- 9 アレルギー対策のドッグフードまとめ
犬によってアレルゲンが違うため、適切なドッグフードも変わってきます
肉・魚のアレルギーが最も多い
肉や魚にアレルギーのある犬には、単一動物性タンパク質ドッグフードまたは動物原料の種類が少ないドッグフードがおすすめです。
犬がアレルギー反応が出やすい食べ物は、肉や魚、卵、乳製品などの動物性の食材です。特に牛肉・卵・魚・ラム肉・チキンなどにアレルギー反応を示すことが多いことが確認されています。
穀物アレルギーはグレインフリー
穀物アレルギーがある犬にはグレインフリー(穀物不使用)ドッグフードがおすすめです。
穀物の中でも特に、小麦・トウモロコシ・大豆(広義には穀物)にはアレルギー反応が出やすく、また小麦の混入の可能性がある大麦・ライ麦・オーツ麦なども注意が必要です。
ここ最近はグレインフリーの商品も増えてきているので穀物不使用のキャットフードの方が探しやすいかもしれません。
添加物や遺伝子組換え原料はオーガニック、GMOフリー
添加物や遺伝子組換え原料の場合には、無添加、オーガニック、GMOフリー(遺伝子組換え原料不使用)のドッグフードを選ぶといいでしょう。
合成添加物や遺伝子組換え原料、ホルモン剤を打った動物などにアレルギー反応が出てしまう犬もいるので、注意しましょう。
アレルギー症状がすでにあるなら療法食
今現在、愛犬にアレルギー症状が出ていて、動物病院や獣医師さんに療法食をすすめられた場合は、食物アレルギー療法食を選びましょう。
予防としてアレルギー対策をしたい、または回復後、療法食を卒業した後のフードを選びたい方は、特定のアレルゲンが除外された一般的なドッグフードで問題ありません。
【5種を厳選】アレルギー体質の愛犬におすすめのドッグフード
- アディクション ドッグフード
- フィッシュ4ドッグ サーモン
- ジウィピーク ドッグフード
- AATU ドッグフード ダック
- アーガイルディッシュ グレヴィレアアダルト
アレルギー対策おすすめドッグフードNo.1
アディクションドッグフード
アディクションドッグフードは、いずれもグレインフリーで、使用されている動物原料が1種類。アレルギー対策にうってつけのドッグフードとしておすすめです。
ビ・バラ・ベニソン(鹿肉)、サーモンブルー(サーモン)、ル・ラム(ラム肉)、ワイルドカンガルー&アップル(カンガルー)の4種類のドッグフードを出しています。
ビバ・ラ・ベニソン
ビバ・ラ・ベニソンは鹿肉のみの動物性タンパク質を使用したドッグフードです。チキンやビーフにアレルギーの出た犬や、魚、穀物にアレルギーのある猫にもおすすめです。
鹿肉はアレルゲンになりにくい食材というだけでなく、体温が高いため寄生虫や細菌のリスクも少ない原材料なので安全性への配慮においてもおすすめです。
サーモンブルー
サーモンブルーは名前の通り、アレルゲンになりにくいサーモンのみの動物性タンパク質を配合したドッグフードです。鶏脂肪とありますが、タンパク質は除去していると記載があります。
肉や魚に広くアレルギー反応が出てしまう犬や魚好きの犬におすすめです。
ル・ラム
ラムには皮膚の再生や炎症を抑える成分が多く含まれることからアレルギー食によく利用されるドッグフードです。タンパク質もラムのみとなっています。
ワイルドカンガルー&アップル
ワイルドカンガルーというアレルゲンになりにくい野生のカンガルーを使用したドッグフードです。カンガルーを使用しているドッグフードはあまり見られないので、珍しい食材をメインに使用したドッグフードとしても注目です。
アレルギー対策おすすめドッグフードNo.2
フィッシュ4ドッグ
肉原料と穀物が不使用になったフィッシュ4ドッグ。サーディン、パピー、オーシャンホワイトフィッシュ、サーモン、トイブリードの5種類があります。
どれも肉原料を使用していないので、肉にアレルギーの出ている犬も好みに合わせて種類を選ぶことができます。
サーモンのみの単一動物性タンパク質
単一動物性タンパク質を求めるなら、サーモンのみの動物性タンパク質になっている、サーモンまたはトイブリードがおすすめです。
他の種類もおすすめ
他の種類もオーシャンホワイトフィッシュとサーモン、サーディン(イワシ)とサーモンという2種類の動物性原料のレシピなので、アレルギーへの配慮はバッチリかと思います。
アレルギー対策おすすめドッグフードNo.3
ジウィピーク ドッグフード
生食にこだわったジウィ・ピークは、エアドライ製法で栄養価を尊重しながら調理されたドッグフードです。ほぼ肉という特徴的なレシピで、他の動物の肉や魚、穀物などはもちろん野菜などもほとんど入っていない珍しい構成となっています。
種類は、ベニソン、ラム、グラスフェッドビーフ、マッカロー&ラム、トライプ&ラム、フリーレンジチキンの6種類があります。
いずれも単一動物性タンパク質でアレルギー対策向きなドッグフードとなっています。
アレルギー対策おすすめドッグフードNo.4
AATU ドッグフード ダック
鴨肉のみの動物原料をふんだんに使用したAATUドッグフード ダック。アレルゲンになりにくい鴨肉のみで80%を占める高タンパクなドッグフードで、他の動物性食品は含まれていません。
また、穀物不使用(グレインフリー)、合成着色料、香料、保存料も不使用となっています。
アレルギー対策おすすめドッグフードNo.5
アーガイルディッシュ グレヴィレアアダルト
アーガイルディッシュグレヴィレアアダルトは、全体的に低アレルゲンな原材料を使用したドッグフードです。
サワラやテイラー(魚)、エミュー(肉)、キヌア(疑似穀類)が含まれています。肉も魚も含まれていますが、現在アレルギー症状が出ているわけではないなら、必ずしも○○のみと限定する必要はないかと思います。
アーガイルディッシュのグレヴィレアアダルトはアレルギーに配慮しつつオーガニック食材を使用しているので、ポイントは高いかと思います。
【有名メーカー】アレルギー療法食・サポートフードの原材料比較
一般的に知られている有名なドッグフードメーカーの食物アレルギー療法食とプロテインシリーズ(アレルギーに配慮)のドッグフードと主な原材料、ポイントをご紹介します。
ドッグフード | 主な原材料 | ポイント・特徴 |
ロイヤルカナン【療法食】 カンガルー&オーツ | オーツ麦 カンガルー キャノーラミール 動物性油脂 ビートパルプ 魚油(EPA/DHA源) | ・低アレルゲンな原料を使用 |
ロイヤルカナン【療法食】 フィッシュ&ポテト | ポテト 魚肉 ポテトタンパク 動物性油脂 加水分解タンパク(鶏、七面鳥) 植物性繊維 | ・肉原料と穀物のアレルギーに配慮 ・グレインフリー |
サイエンスダイエット【療法食】 サーモン&ポテト | ポテト ポテトスターチ サーモン ポテトタンパク 動物性油脂 植物性油脂 | ・肉が不使用 |
サイエンスダイエット【療法食】 ダック&ポテト | ポテト ポテトスターチ ダック ポテトタンパク 動物性油脂 植物性油脂 | ・低アレルゲンな原料を使用 ・グレインフリー |
ナチュラルチョイス プロテインシリーズ 鹿肉&玄米(小型・成犬用) | 鹿肉ミール 玄米 オートミール 粗挽き米 ヒヨコマメ 米糠 | ・低アレルゲンな原料を使用 |
ナチュラルチョイス プロテインシリーズ フィッシュ&ポテト (全犬種・成犬用) | フィッシュ(すり身) フィッシュミール 乾燥ポテト レンズマメ ヒヨコマメ サツマイモ | ・肉原料が不使用 |
ヤラー キャットフード ベジタリアン | 小麦 トウモロコシ 大豆 ひまわりの種皮 小麦ふすま イースト | ・動物原料が不使用 |
ピュリナワン 食物アレルゲンケア | サーモン 米 大麦 オーツ麦 コーングルテン チキンミール | ・アレルゲンになりにくいサーモンが主原料 |
メディコート アレルゲンカット魚&お米 | 穀類(米、米粉 、米ぬか) 魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、フィッシュコラーゲン) | ・肉が不使用 |
原材料が少ない方がアレルゲンにあたる可能性が低くなるので、アレルギー療法食やアレルギーに配慮したキャットフードでは、タンパク源をなるべく少ない種類でまかなえるようレシピが考えられています。
アレルギー対策のドッグフードまとめ
アレルギーを心配される方は多いですが、実際のところ食物アレルギーを発症するのは一部の犬です。その割合は10匹に1匹と言われるほど。このため何も気にせずとも食物アレルギーを発症せず一生を終える犬も非常に多くいます。
アレルギー対策ではないけど良質なドッグフードを幅広く知っておきたいという方は、総合ランキングも見ておくといいかもしれません。