犬はアイスクリームを食べていい?成分やカロリーに注意が必要。犬用のアイスや氷が安心

犬にアイスクリームを与えても大丈夫?成分やカロリーに注意が必要。犬用のアイスや氷が安心

犬はアイスクリームを食べていい?

アイスクリームの主な原料は牛乳と乳製品です。

その他には糖分、乳化剤、香料、着色料などが含まれています。

これらの成分が含まれるアイスクリームは犬が食べていいのでしょうか?

日本の夏の風物詩であるアイスクリームですが、犬にとっては注意が必要かもしれません。

(参照:日本アイスクリーム協会 アイスクリームの原料は何?

犬は人間用のアイスクリームを食べない方がいい

結論を先に述べると犬は人間用のアイスクリームを食べていいですが食べない方がいいです。

絶対に食べてはいけない訳ではありませんが、リスクが高いためおすすめしません

人間用のアイスクリームを犬が食べない方がいい理由を1つずつ紹介します。

アイスクリームには糖分が多く含まれている

1つは人間用のアイスクリームには糖分が多く含まれているためです。

そのため犬が食べてしまうと高カロリーとなってしまいます。

肥満の原因となる可能性があるため食べない方がいいとされています。

犬がアイスクリームでお腹を壊す可能性がある

2つ目は犬がお腹を壊してしまうことがあるためです。

これはアイスクリームに含まれる乳糖によるものです。

乳糖不耐性の犬はアイスクリームに含まれる乳糖を上手く分解することができずにお腹を壊してしまいます。

その他には嘔吐や下痢を引き起こしてしまうこともあります。

犬がアイスクリームの成分による中毒を引き起こす危険性がある

3つ目は犬が中毒を起こす成分が含まれている可能性があるためです。

犬が中毒を起こす危険性がある成分がアイスクリームに含まれていないか確認しなければいけません。

人間用のアイスクリームにはチョコレートやココア、ブドウやレーズン、ナッツが含まれていることが多いため注意が必要です。

誤食をしてしまったときの対処方法

細心の注意をしていても誤食をしてしまう可能性はゼロではありません。

犬が中毒を引き起こす食べ物を食べてしまった際に見られる症状を紹介します。

主には嘔吐や下痢、呼吸困難、けいれん、ショック状態です。

犬がアイスクリームを食べたことで上記の症状が見られる場合には、すぐに動物病院を受診してください。

受診の際には、①いつ、②なにを、③どのくらい食べたか、以上の3点を伝えられるようにしましょう。

以下では成分別の中毒時に見られる症状を紹介します。

アイスクリームに含まれるカフェインを摂取してしまった時

カフェインは主にチョコレートに含まれています。

心拍数の増加、嘔吐や下痢、呼吸困難を引き起こす可能性があります。

アイスクリームに含まれるカカオを摂取してしまった時

カカオはチョコレートやチョコレート味のアイスクリームに含まれており犬にとっては危険な食べ物です。

ダークチョコレートや高カカオチョコレートは特に危険です。

嘔吐、痙攣、心不全を引き起こす可能性があります。

アイスクリームに含まれるブドウやレーズンを食べてしまった時

ブドウやレーズンは腎臓に影響を与えます。

急性腎臓障害を発症すると嘔吐や下痢などの初期症状が見られることがあります。

少量の摂取でも症状が出てしまう可能性があるため注意が必要です。

犬にどうしてもアイスクリームを食べてほしい時

近年の日本の夏は記録的な猛暑日となる日が少なくありません。

犬がアイスクリームを食べてもいいならば食べてほしい方も多いのではないでしょうか?

どうしても冷たいものを犬に食べてほしいときには犬用のアイスクリーム、または少量の氷を与えると安心です。

犬用のアイスクリームがある

近年ではホームセンターのペット用品売り場や、インターネット通販にて犬用のアイスクリームを購入することができます。

ペット同伴可能なカフェによっては犬用のアイスクリームを購入、その場で食べていいことが多いです。

犬用のアイスクリームはカロリーや成分が考慮されているため、安心して食べていいと言うことができます。

間食として氷を食べてもらう選択肢もある

氷は水を凍らせたものであるため犬が食べていい食品です。

食べ過ぎや喉に詰まらせてしまうことへは注意が必要です。

小さく砕いた氷を少量ずつ食べてもらうと比較的安全に食べてもらうことができます。

アイスクリームには種類がある

アイスクリームは含まれている成分によって4つの種類に分けられます。

基本的にはアイスクリームに乳固形分が多く含まれているほどお腹を壊してしまう可能性は高くなります。

  • アイスクリーム:乳固形分と乳脂肪分が最も多く含まれる
    濃厚でミルクの風味やコクがあります。
  • アイスミルク:乳固形分と乳脂肪分はアイスクリームに比べて少ないが、牛乳と同量の乳成分を含む
    アイスクリームに比べてあっさりしています。
  • ラクトアイス:乳固形分がアイスミルクより少なく、植物油脂が含まれることもある
    ミルクの風味が少なくさっぱりしています。
  • 氷菓:乳固形分はほとんど含まれていない
    果汁を凍らせたアイスキャンディーやかき氷などがこれにあたります。

(参照:日本アイスクリーム協会 アイスクリームとラクトアイスは、何がちがうの?

ABOUTこの記事をかいた人

平林

ドッグフード勉強会で執筆を担当しています。スコティッシュフォールド、マンチカン、トイプードルと暮らし、犬、猫との生活も10年を超えました。研究論文などを元に、正しい知識をわかりやすく執筆することを心がけています。