ドッグフードの食物繊維について。犬にとって高繊維質の効果とメリット

佐藤さん
ドッグフードの成分として含まれている食物繊維には犬にとってどんな働きやメリットがあるんですか?
犬田さん
犬は座職動物であり、食物繊維もなくてはならない成分ですよ。では食物繊維がどういった物なのか、犬にとってどのような役割を果たしているのかご紹介しましょう。

ドッグフードの食物繊維

食物繊維は犬にも必要

食物繊維は五大栄養素の一つであり、犬にとっても必要な成分です。体内にある消化酵素によって分解できないものを総称して分類されます。

食物繊維は野菜や果物、穀物、海藻など様々な植物に多く含まれており、ドッグフードにも必ず含まれます。

食物繊維はパッケージに表示

食物繊維は公正競争規約によって割合の表示が定められているので、ドッグフードのパッケージ裏を見ればどのくらいドッグフードに食物繊維が含まれているのか確認することができます。

犬の腸内の環境を整える食物繊維

腸に良いとされる食物繊維

食物繊維は分解吸収されずに腸まで届くことから、腸内の環境を整えたり、腸内の環境を良い方向にもっていく手伝いをしてくれます。

犬の腸の善玉菌を育てる

食物繊維は腸内にいる善玉菌の餌や隠れ家になることがわかっています。善玉菌とは乳酸菌や体にとって必要な菌などが挙げられ、犬の健康にも深く関わってきます。

悪玉菌の餌や隠れ家にはならない

素晴らしいのが、食物繊維は善玉菌の餌や隠れ家にはなりますが、悪玉菌の餌や隠れ家にはならない点です。悪玉菌は発がん性物質の発生、腸内の腐敗、老化などとも関係していると言われており、体の外に追い出すべき菌です。

食物繊維が善玉菌の餌や隠れ家になることで、善玉菌が増え活発になり、悪玉菌を追い出し減らすことが可能になります。

食物繊維による具体的な効果

犬の腸内を掃除

食物繊維は犬の腸内を掃除しながら不要物を排泄してくれます。

食物繊維は消化酵素によって分解吸収されることなく腸まで届くため、形を保ったまま腸まで到達し不要物を巻き込んで便として排泄されます。

このように不要物を定期的に排泄する助けがあるため、結果的に腸内の環境を整えることに繋がります。

犬の便秘改善

食物繊維は前述したように腸内の汚れをこそげ取りながら排便を促すので、便秘の改善にも有効です。

やはり便秘の体内に便が溜まっている状態は悪玉菌の繁殖にもつながりますし体の不調にも繋がります。

犬の便のニオイ改善

食物繊維は悪玉菌の出した毒素や有害物質、またニオイ物質を吸着して排泄してくれます。

そのため食べ続けることでニオイの原因や毒素が腸内から少なくなり、便のニオイの改善に繋がります。

犬の免疫力や抵抗力を上げる

食物繊維によって犬の免疫力や抵抗力の向上にも影響します。

腸は第二の心臓とも言われる臓器であり、腸内の環境が整い腸が元気になるということは体全体の健康に関係していきます。

そのため犬の免疫力や抵抗力を挙げるなら、まずは腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らすところから考えましょう。

犬の食物繊維の与え過ぎに注意

食物繊維を与えることで腸内の掃除を行いながら便意を促すとお話してきましたが、食物繊維の摂らせ過ぎもよくはありません。

便秘が悪化する可能性

食物繊維は適量であれば便秘改善にも役立ちますが、重い便秘の犬や、すでに食物繊維を豊富に摂っている犬の場合、かえって食物繊維を増やすことで便秘が悪化してしまう可能性があります。

ある程度食物繊維を摂っているのに愛犬の便秘が治らないという場合には、反対に食物繊維を減らす対処をした方がいい場合もあるので、普段食べているドッグフードの食物繊維量を確認してみましょう。

食物繊維の適切な割合

食物繊維は10%以下

ドッグフードに含まれている食物繊維は平均すると3~4%くらいで、範囲を見るとおよそ1~8%です。ドッグフードの食物繊維は10%以下であることが一般的となっています。

ドッグフードの食物繊維まとめ

犬田さん
今回はドッグフードに含まれている食物繊維についてまとめてきました。

ドッグフードの食物繊維は10%以下とあまり多くは見えないかもしれませんが、少量でも働きや効果は大きいので、ぜひ今まで気にしていなかった方はパッケージ裏の食物背にの割合を確認してみてください!