犬にとってビタミンAとは?過剰摂取による中毒に注意。効果や摂取量、効果的な犬用レシピを紹介

犬にとってビタミンAとは?過剰摂取による中毒に注意。効果や摂取量、効果的な犬用レシピを紹介

実はレチノールはビタミンAの一種

ビタミンAというとあまりピンときませんが、レチノールは聞いたことのある人が多いはずです。

昨今スキンケア商品に多く含まれるレチノールですが、実はビタミンAの分類のうちの1つです。

この記事では犬にとってビタミンAはどのような成分なのかご紹介します。

ビタミンAとは?

ビタミンAとは食品に含まれるビタミンのうちの1つです。

数多く存在するビタミンの中で、ビタミンAは脂に溶けやすい脂溶性ビタミンに分類されます。

レチノール、レチナール、レチノイン酸の総称がビタミンAです。

これらは動物性食品にのみ存在しています。

植物に含まれているβ-カロテンは体内でビタミンAに変換されます。

ビタミンAは犬にとってどのような働きがある?

ビタミンAには犬の視力と免疫力の強化、皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあります。

ビタミンAが不足すると正常な視力を保つことができません。

犬のビタミンA摂取量の目安

一般的な犬のビタミンA摂取量は1日あたり120μg前後が望ましいとされています。

人間の食べる食品を例とすると、うなぎの蒲焼き1口分、鶏レバースライス1枚分、にんじん1/10本、ほうれん草1株程度です。

量としては決して多くはないため食べ過ぎに注意が必要です。

犬のビタミンA中毒の概要と主な症状

犬のビタミンA中毒(過剰症)とは?

犬のビタミンA中毒はビタミンA過剰症とも呼ばれ、この2つはほとんど同義です。

ビタミンA中毒は栄養性疾患の1つでビタミンAを含む食品やサプリメントの過剰摂取によって引き起こされます

ビタミンAは脂溶性ビタミンのため体に蓄積されやすいという性質を持っており過剰摂取が続くことで引き起こされます。

ビタミンAのうちβ-カロテンとして摂取することでビタミンA中毒を防ぐことができます

犬のビタミンA中毒の主な症状

犬のビタミンA中毒の主な症状として下痢や嘔吐、食欲不振、骨や関節の痛み、毛や皮膚の異常、体重減少が挙げられます。

骨や関節の痛みによって歩くことが困難になる、または嫌がる、体に触られるのを嫌がるなどの異変が現れます。

このような症状が見られる場合には動物病院を受診してください

犬のビタミンAを過剰摂取によって動物病院を受診する時には

犬がビタミンAを過剰摂取してしまった時に飼い主がすべきことをご紹介します。

過食の可能性があるときには動物病院を受診してください。

受診の際には①いつ、②なにを、③どのくらい食べたか、以上の3点を伝えられるように確認しておきましょう

β-カロテンが多く含まれる食品

犬はβ-カロテンを摂取すると体内で必要な分だけをビタミンAに変換することができます。

そのためビタミンA中毒の危険がありません

そんなβ-カロテンを多く含む食品を紹介します。

犬の食べられる食品の中ではβ-カロテンは緑黄色野菜に多く含まれています。

にんじん

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かぼちゃ

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ブロッコリー

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β-カロテンが多く含まれる食品を使った犬用手作りレシピ

提携サイトで紹介されているβ-カロテンを多く含む食材を使用した犬用の手作りレシピをご紹介します。

以下のメニューは犬用に味付けされています。

そのため同じ料理名の人間用に味付けされたものは犬が食べられません

人参しりしり

材料

  • にんじん 40g
  • 鶏むねひき肉 20g
  • 卵 25g
  • ごま油 2g
  • 炒りごま 0.6g

作り方

①人参を千切りにする。

②卵を溶き、半分(25g)だけ使用するため2つに分ける。

③熱したフライパンにごま油をひき、人参とひき肉を炒め、最後に溶いた卵を回し入れ手早く炒める。

④器に盛ってごまを散らしたら完成。

人間用味付け

卵を入れる前に人間用にはみりんや顆粒だし、醤油などで味付けすると美味しく食べることができます。

人参しりしり

ささみとかぼちゃのブロッコリーサラダ

材料

  • 茹でたささみ 15g
  • ブロッコリー 35g
  • かぼちゃ 50g

作り方

①よく洗ったブロッコリーとかぼちゃを耐熱容器に入れてラップをし、レンジで500w1分ずつ加熱する。

②ブロッコリーとかぼちゃを食べやすい大きさに切る。

③全ての材料を加えて完成。

人間用の味付け

マヨネーズで和えることでサラダのトッピングやサンドイッチの具にぴったりです。

ささみとかぼちゃのブロッコリーサラダ

犬用ビタミンAサプリメント

犬用のビタミンAサプリメントがあります。

視力と免疫力の強化、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。

ただし総合栄養食を食べている犬には与えてはいけません

ビタミンAの過剰摂取となってしまいます。

犬のビタミンA欠乏症

ビタミンAが不足した状態のことをビタミンA欠乏症と言います。

ビタミンAが不足すると暗い場所で目が見えにくくなる、免疫力の低下、皮膚や目の乾燥などの症状が現れます。

その他にも粘膜の乾燥が現れることがあります。

これによって鼻や喉のバリア機能が低下し、風邪などの感染症にかかりやすくなってしまいます。

総合栄養食を食べていれば犬のビタミンA欠乏症の心配はほとんどありません

まとめ

  • 犬にとってビタミンAは健康を保つために必要な栄養素
  • 犬のビタミンAの過剰摂取によるビタミンA中毒に注意
  • β-カロテンを摂取するように心がけると犬の中毒の危険性がなく安心