犬は柚子(ゆず)を食べられない。ソラレン中毒の危険性がある。犬の誤食に気をつけよう

犬は柚子(ゆず)を食べられない。ソラレン中毒の危険性がある。犬の誤食に気をつけよう

冬至には柚子風呂

冬至に柚子風呂に入る習慣を知っていますか?

2026年の冬至は12月22日で、冬至の日は1年で最も夜が長くなります。

日本の冬至の日にはかぼちゃを食べる習慣もありますよね。

杉浦さん
柚子って犬が食べても大丈夫なのでしょうか?
犬田さん
この記事では犬と柚子について確認します。

犬は柚子(ゆず)を犬は柚子を食べられない

犬は柚子(ゆず)を食べられません。

犬が柚子を食べると下痢や嘔吐など体調を崩してしまう危険性があります。

誤って犬が柚子を食べてしまわないように、取り扱いに十分注意する必要があります。

柚子(ゆず)に含まれるクエン酸

柚子(ゆず)にはクエン酸が含まれており、犬が大量に食べてしまうと体調を崩してしまう危険性があります。

クエン酸は少量であれば犬にとって問題のない成分ですが、大量に摂取してしまうと胃腸への刺激となってしまうためです。

嘔吐や下痢、腹痛、よだれの量の増加などが主な症状です。

犬の様子よく観察して必要であれば動物病院を受診してください。

柚子(ゆず)に含まれるソラレン

柚子の皮や果汁にはソラレンが含まれています。

犬がソラレンを摂取するとソラレン中毒を引き起こしてしまいます。

ソラレンは光毒性を持っており、体内に取り込むと紫外線の感受性を高めてしまいます。

そのためソラレンを摂取した犬が直射日光に当たると皮膚炎や発疹を引き起こすことがあります。

これらの理由のため犬に柚子を食べさせることができません。

ソラレンは他の一部の柑橘類にも含まれていますが、柚子には特に多く含まれているとされています。

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犬のソラレン中毒の症状

犬が柚子を食べたことでソラレン中毒を引き起こしている時に見られる症状をご紹介します。

柚子を食べた後の犬に以下の症状が見られる場合にはソラレン中毒の可能性があります。

  • 下痢や嘔吐
  • 大量のよだれ
  • 食欲低下
  • 口内炎
  • 口の周りの粘膜の赤みやただれ
  • その他皮膚の炎症
  • 重度の場合には脱水症状

犬が柚子(ゆず)を食べてしまった時には

万が一犬が柚子(ゆず)を食べてしまった時には動物病院を受診してください。

誤嚥や窒息の危険性があるため無理に吐かせてはいけません。

動物病院受診の際には柚子を食べてしまったことはもちろん、①いつ、②どのくらいの量を食べてしまったか伝えられるようにしておくと安心です。

犬が中毒を引き起こす柚子(ゆず)の量

犬が中毒を引き起こしてしまう柚子(ゆず)の量は、正確な数字が明示されている訳ではありません。

ですが柚子には犬にとって有害な成分が含まれていることは確かなので、柚子の量に関わらず犬に食べさせないようにしてください。

犬は柚子(柚子)の加工食品を食べられない

犬は果物の柚子の他にも柚子ポン酢や柚子胡椒など、柚子(ゆず)を使用した加工食品を食べることができません。

これらの加工食品は塩分や糖分などが人間用の配合になっています。

人間用の味付けがされた柚子の加工食品は犬にとって不適切です。

犬の柚子(ゆず)誤食を防ぐために

犬の柚子の誤食を防ぐためにできる対策の一部をご紹介します。

柚子(ゆず)の管理を徹底する

柚子は薬味や香りづけとして料理に使うだけでなく、柚子風呂に使用したりと自宅で使用することが多い果物です。

家にあることが多い分、犬の誤食のリスクも高くなります。

犬の誤食を防ぐために柚子(ゆず)の管理を徹底し、犬の手の届かない場所で保存することが大切です。

犬が柚子(ゆず)を食べてしまう可能性をできるだけゼロに近づけましょう。

犬のしつけをする

勝手にものを食べてしまわないように犬のしつけをすることも必要です。

飼い主からの「よし」などの声かけの後に食べ始めるようにしつけすることが効果的です。

柚子(ゆず)だけではなく他の食べものの誤食を防ぐことにも繋がります。

愛犬から目を離さないようにする

とても初歩的な方法にはなりますが、愛犬から目を離さないようにする必要があります。

当たり前のことのように感じられる方が多いとは思いますが、犬のいる生活に慣れてくるとおろそかになってしまうことがあります。

初心を忘れず愛犬の行動に注意するようにしましょう。

ドッグフードの柑橘類は食べても大丈夫?

先ほど一部の柑橘類にはソラレンが含まれていると確認しました。

それではオレンジなどのドッグフードに含まれている柑橘類は、犬が食べても大丈夫なのか心配になった方もいらっしゃると思います。

結論から先に確認すると、ドッグフードに含まれている柑橘類は犬が食べても大丈夫です。

その理由を以下で詳しく確認します。

ソラレンの量

ドッグフードにオレンジなどの柑橘類の果肉が使用されている場合、通常であれば中毒を引き起こすほどの量のソラニンは含まれません。

原材料としての柑橘類と、果物としての柑橘類ではソラニンの含有量が全く異なります。

さらにソラレンは主に柑橘類の皮に含まれており、果肉部分にはほとんど含まれていないことも、ドッグフードの柑橘類に問題がない理由の1つです。

ですがドッグフードの原材料名にオレンジピール(オレンジの皮)が使用されている場合には、絶対に問題ないと判断することができません。

不安な場合にはドッグフードの販売元に問い合わせてみることをおすすめします。

なぜ冬至には柚子風呂に入るの?

冬至に柚子風呂に入る習慣は江戸時代から続いているとされています。

「冬至」と「湯治」をかけ、「柚子」を「融通が利く」、すなわち体が丈夫にと、江戸時代の風呂屋が始めたとされています。

柚子風呂には血行促進、冷え性改善、疲労回復の効果があるとされています。