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10本の腕と3つの心臓を持つイカ
イカは低カロリー、低脂肪、高タンパクな食材です。
人間が食べることで肝機能を高めたり、高血圧や心臓病などの生活習慣病の予防や改善が期待できます。
そんな海の幸であるイカは犬が食べても大丈夫なのでしょうか?
この記事では犬はイカを食べられるのか丁寧に確認します。
犬は生のイカを食べることができない
犬は生のイカを食べることができません。
犬が生のイカを食べてしまうとビタミンB1欠乏症の危険性や、アニサキスなどの寄生虫がいる可能性があります。
これらの理由から犬は絶対に生のイカを食べることができません。
犬は加熱したイカなら食べることができる
犬は生のイカを食べることができませんが、加熱したイカであれば食べることができます。
ビタミンB1欠乏症の原因となる成分とアニサキスなどの寄生虫は加熱されると効力を失ってしまうためです。
しかしイカは加熱したとしても消化に悪い食材であることは頭に入れておくようにしましょう。
犬が生のイカを食べるとビタミンB1欠乏症の危険性がある
ビタミンB1欠乏症とは?
生のイカを犬が食べるとビタミンB1欠乏症を引き起こす恐れがあります。
生のイカに含まれるチアミナーゼという成分にはビタミンB1を破壊する働きがあります。
犬の体内にビタミンB1が不足すると炭水化物をエネルギーへと変換することができなくなってしまいます。
これによって神経系や心臓に影響が及ぶ状態をビタミンB1欠乏症と言います。
ビタミンB1欠乏症は場合によって命に関わる危険があります。
ビタミンB1欠乏症の主な症状
ビタミンB1欠乏症の主な症状としてはふらつき、食欲不振、嘔吐、けいれん、重度の麻痺などがあります。
ビタミンB1欠乏症が進行すると心臓に負担がかかり心不全などを引き起こし最悪の場合には死に至ることがあります。
昔から犬がイカを食べると腰を抜かすと言われているように、ふらつきがビタミンB1欠乏症の主症状です。
生のイカにはアニサキスなどの寄生虫が潜んでいる可能性がある
アニサキスとは?
生のイカにはアニサキスをはじめとした寄生虫が寄生している可能性があります。
-20℃で24時間以上冷凍するか、60℃以上で1分以上加熱することでアニサキスを死滅させることができます。
アニサキスがいるか、アニサキスが死滅しているかを判断するのはどうしても難しい部分があります。
アニサキスの誤食の主な症状
犬がアニサキスのいるイカを食べてしまった場合には激しい腹痛や嘔吐、下痢、胃けいれんを引き起こします。
生きたアニサキスが胃や腸に到達して重い食中毒を引き起こしてしまうためです。
家族の一員である飼い犬に苦しい思いをさせないために生のイカを食べさせることがないようにしましょう。
犬に食べさせることができる加熱されたイカの量
前提として犬は普段のドッグフードなどの総合栄養食を食べることで1日に必要な栄養素を過不足なく摂取することができます。
そのため加熱したイカを食べさせる際には過剰摂取とならないように与える必要があります。
基本的には犬の1日に必要なエネルギー量の20%を上回らないように食べさせてください。
犬がイカを食べて体調を崩してしまった時には
犬がイカを食べて体調を崩してしまった時には動物病院を受診してください。
受診の際には、①いつ、②なにを、③どのくらい食べたか、以上の3点を伝えられるようにしましょう。
イカの成分表
以下の表は生のするめいかの可食部100gあたりの栄養数値を表しています。
加熱された場合には実際の数値と異なる可能性があります。
| エネルギー | 76 kcal |
| 水分 | 80.2g |
| たんぱく質 | 17.9g |
| 脂質 | 0.8g |
| 食物繊維総量 | 0g |
| 灰分 | 1.3g |
| ナトリウム | 210 mg |
| カリウム | 300 mg |
| リン | 250 mg |
参照:文部科学省 食品成分データベース 魚介類 するめいか 生
イカにアレルギーを持つ犬がいる
犬にはイカに対してアレルギーを引き起こす可能性があります。
初めてイカを食べさせる際には少量から食べさせるようにしてください。
犬がイカに対してアレルギーを引き起こしているときには、皮膚の赤みや痒み、湿疹、発熱、下痢や吐き気などの症状が現れます。
イカを食べた後の犬に上記のような症状が犬に見られる場合には動物病院を受診してください。
犬は人間用のイカを食べられない
犬はあたりめやさきいかを食べられる?
あたりめやさきいかには塩分が多く含まれているため犬が食べることができません。
この他には酢イカやイカそうめんなどのおつまみも人間用の味付けがされているため犬が食べることができません。
人間用の味付けがされたイカ
犬はおつまみをはじめとして人間用に味付けされたイカを食べることができません。
万が一食べてしまった場合には塩分過多や消化不良を引き起こす危険があります。
これらはイカに限ったことではなく、人間の食べもの全般に言うことができます。
まとめ
- 犬は生のイカを食べてはいけない
- 加熱されたイカは犬が食べても大丈夫
- 生のイカはアニサキスとビタミンE欠乏症の危険性がある
















































































































