ドッグフードの必須脂肪酸オメガ6とオメガ3の適正比率!犬の皮膚や被毛の健康に影響する

ドッグフードのオメガ6とオメガはバランスが重要

ドッグフードのオメガ6とオメガ3は皮膚や被毛の健康維持に欠かせない栄養素であり、このふたつのバランス(比率)が重要になります。

このためドッグフードの基準ではオメガ6脂肪酸(リノール酸)とオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)は、最低基準の他に、比率が30:1以下になるようにと定められています。

ドッグフードのオメガ6とオメガ3の適正比率

オメガ6:オメガ3= 5:1 ~ 10:1

ドッグフードにおけるオメガ6とオメガ3の最大比率は30:1以下と定められていますが、一般的に適切な割合は以下になります。

オメガ6脂肪酸:オメガ3脂肪酸 = 5:1 ~ 10:1

これ以上でも以下でも比率(バランス)が崩れると、犬の皮膚や被毛の健康維持に影響が出ると考えられています。

しかし最近では、犬にとってオメガ3脂肪酸はもっと多い方がいいとも言われてきており、オメガ6脂肪酸:オメガ3脂肪酸=3:1 ~ 5:1 くらいでもいいのではという考えも広がってきています。

定まっていない

実際にところ、上記にようにオメガ6とオメガ3のバランスや比率については様々な見解があるため、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の適切な割合は、まだきちんと定まっていない状態です。

オメガ6脂肪酸について

オメガ6脂肪酸とは

オメガ6脂肪酸とは、脂質に含まれる不飽和脂肪酸の一つで、炎症を促す働きがあります。体内で作り出すことができないことから食事などで摂取しなければならない必須脂肪酸です。

オメガ6脂肪酸は、基本的に様々な食材に含まれており、肉などで自然にオメガ6脂肪酸が摂取できます。

オメガ6脂肪酸一覧

オメガ6脂肪酸は以下の成分になります。

  • リノール酸
  • γ-リノレン酸
  • エイコサジエン酸
  • ジホモ-γ-リノレン酸
  • アラキドン酸
  • ドコサジエン酸
  • ドコサテトラエン酸
  • ドコサペンタエン酸
  • カレンジン酸

オメガ6脂肪酸が多い食べ物

オメガ6脂肪酸は通常の食事で十分な量を摂取できますが、特にオメガ6脂肪酸が多いと言われているのは、肉類、ベニバナ油、グレープシードオイル、ひまわり油、コーン油などです。

オメガ6脂肪酸 ドッグフード

ドッグフードのオメガ6脂肪酸。皮膚や被毛の健康維持に関わる必須脂肪酸。過剰摂取には注意!

2021年11月16日

オメガ3脂肪酸について

オメガ3脂肪酸とは

オメガ3脂肪酸とは、不飽和脂肪酸の一つで、炎症を抑制する働きがあります。オメガ6脂肪酸と同様、食事から摂取しなければならない必須脂肪酸です。

オメガ6脂肪酸に比べて、意識的に摂取していかないと不足気味になる傾向があるので、オメガ3脂肪酸の摂取量には気を遣いたいところです。

オメガ3脂肪酸一覧

オメガ3脂肪酸は以下のような成分になります。

  • α-リノレン酸 (ALA)
  • ステアリドン酸 (STD)
  • エイコサトリエン酸 (ETE)
  • エイコサテトラエン酸 (ETA)
  • エイコサペンタエン酸 (EPA)
  • ドコサペンタエン酸 (DPA)
  • クルパノドン酸
  • ドコサヘキサエン酸 (DHA)
  • テトラコサペンタエン酸
  • テトラコサヘキサエン酸 (ニシン酸)

オメガ3脂肪酸が多い食べ物

オメガ3脂肪酸は、サバやイワシなどの青魚、サーモン、タラ、貝類、オキアミ、またエゴマ油などの植物油に多く含まれています。

またホウレン草やチンゲン菜などの青物野菜からも摂取できます。

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2021年11月4日

ドッグフードのオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のまとめ

犬田さん
以上、ドッグフードのオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸についてまとめてきました。

アレルギーが多い場合にはオメガ3脂肪酸を多く摂取させた方が良いという見方もあり、今度またオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の適切な割合が変わってくる可能性はあるかと思います。

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一般社団法人ペットフード協会ペットフード販売士、キャットフード勉強会ディレクターとして、キャットフードに関する情報を提供しています。また、日本化粧品検定協会のコスメコンシェルジュ資格を有し、ペットフードだけでなく化粧品にも精通しています。販売時に必要な知識となる薬機法などについてもご紹介ができます。 日本化粧品検定協会会員。