犬が食欲ない時の原因と対処方法を解説。特に心配いらないこともある

犬が食欲ない時の原因と対処方法を解説。特に心配いらない場合もある

不安に感じることも多い犬の食欲低下

飼い犬が昨日まではいつも通りご飯を食べていたのに、ある日突然食欲がなくなってしまった経験はございませんか?

犬の食欲不振の原因は様々考えられ一時的なものもあれば病気だった場合もあります

この記事では犬の食欲がない時の原因と対処方法をご紹介します。

犬の食欲のないことの判断基準

まずはじめに犬の食欲低下の判断基準を確認します。

いつも完食しているドッグフードを7~8割以下しか食べない、好んでいた食べものを拒むなどの様子が見られる場合には食欲がないと判断してかまいません

注意しないといけないのは食欲がないからと言って食事が必要ない訳ではないことです。

低栄養状態は身体にも心にも悪影響を及ぼすため早めに対策を取りましょう。

犬の食欲がないがあまり心配のいらない場合もある

犬がドッグフードなどのご飯を食べないがおやつなら問題なく食べる、さらに下痢や嘔吐といった症状が見られない時には食欲がないとしても心配いりません。

その日の気分やおやつでお腹が空いていない可能性が考えられます。

犬の様子を注意深く観察しつつ見守りましょう。

このような状態が数日続く場合には念のため動物病院を受診すると安心です。

犬の食欲がないのは身体的または心的理由

犬の食欲がない時に考えられる理由は大きく分けて2つに分類することができます。

身体的理由と心的理由の2つです。

身体的理由は主に身体の不調、心的理由は心の不調のことを指します

犬の食欲がない時の身体的理由

犬の食欲がない身体的理由として病気や体調不良の可能性があります。

食欲がないことに合わせて以下の症状が見られる場合には動物病院の受診を検討してください

水を飲まない

犬の食欲がなく水も飲まない時には消化器系の疾患、口腔内の痛みなど病気の可能性が高く危険です

特に24時間以上水を飲んでいない場合には早急に動物病院を受診してください。

元気がない

犬の食欲がなく元気もない時には発熱、痛み、誤食、内臓系の疾患などの病気のサインの可能性があります

これらに合わせてぐったりしている、下痢や嘔吐を伴う場合にはすぐに動物病院を受診してください。

下痢

犬の食欲がなく下痢をしている場合には腸に異常がある可能性があります

全く食べものを食べていないのに下痢をしている場合には腸へのダメージがかなり大きい可能性が考えられます。

動物病院を受診して腸に異常がないか診てもらうようにしましょう。

嘔吐

犬の食欲がなく嘔吐をしている場合には胃などの消化器官に異常がある可能性があります

肝臓や腎臓に持病がある犬はそれらが原因で嘔吐している場合もあります。

無理に食べさせようとはせずに動物病院を受診して内臓の状態を確認してもらうようにしましょう。

食欲がない時の心的理由

犬の食欲がない原因として心的理由は大いに考えられます。

一概に心的理由とするのではなくケースによってさらに細かく分けることができます。

ストレス

引越し、新しい犬と同居するようになった、ペットホテルを利用した、飼い主とのコミュニケーション不足などからストレスを感じると犬の食欲がなくなってしまうことがあります

環境の変化によるストレスの場合には時間が経つにつれて回復することがほとんどです。

飼い主とのコミュニケーション不足の可能性がある場合には意識して犬とのコミュニケーションの機会を増やすようにしましょう。

トラウマ

過去に特定のドッグフードを食べて体調を崩した経験や、食事中に嫌な思いをした経験があると、それらの出来事がトラウマとなって食欲がなくなってしまうことがあります

ドッグフードの種類の変更、食事に対して安心できる時間と再認識させるなど、ゆっくりと様子を見守りながらサポートをしましょう。

不安

過去の食事中に大きな音が鳴った経験などから食事に対して不安を覚えている場合があります

犬の不安が払拭できるまでは安心できる場所で食事をするようにするなど、安心して食事ができるようなサポートが必要です。

夏場に犬の食欲がない場合は夏バテの可能性がある

毎年夏場の決まった時期に食欲がなくなる、夏場のみ食欲がなくなる場合には夏バテが原因の可能性があります。

人間の夏バテと同じく犬も急な暑さや湿度の変化が原因で夏バテすることがあります

室温と湿度の見直し、散歩時間の見直し、水分補給、消化の良い食事など、予防と対策をすることで回復することがほとんどです。

夏バテではなく熱中症の可能性が考えられる時には動物病院を受診してください。

ドッグフードが合わない可能性がある

ドッグフードを切り替えたタイミングで食欲がなくなってしまった場合には新しいドッグフードが合わない可能性があります

新しく切り替えたドッグフードが好みではないために食べるのを拒む犬は少なくありません。

元気に運動をして活動しているにも関わらず食欲がない場合にはしばらく食事を置いておき時間を決めて片付けるようにしてください。

それでも食欲が戻らない場合にはちゅーるなどのペースト状のおやつをかける、ウェットフードと併用するなど、好きなおやつや食べやすいものと合わせて食べさせてみましょう。

味や匂いに敏感な犬もいる

中には味や匂いの変化に敏感な犬もいて紹介した対策を試してみても食欲が戻らないことがあります。

以前まで食べていたドッグフードに新しいドッグフードを少し混ぜ、徐々に新しいドッグフードの割合を増やすと問題なく食べてくれることがあります

老化が原因の場合がある

犬は老化によって食欲が落ちることがあります

老化による代謝や消化機能の低下による症状なのである程度は仕方がありません。

極端に食事の量が減った場合には病気の可能性も考えられるため動物病院を受診してください。

反対に老化のために食欲が増加することもあります。

犬が飼い主に甘えている場合がある

犬がご飯を食べずにいたらおやつやトッピングを追加してもらえたと学習して同じ行動を取って飼い主に甘えていることがあります

またはご飯を食べずにいると飼い主にかまってもらえると学習していることもあります。

おやつやトッピングを毎回もらえる訳ではないと再度学習させる必要があります。

まとめ

  • 犬の食欲がない理由は身体的または心的理由がほとんど
  • 犬の食欲低下と同時に他の症状がある場合には注意が必要
  • 犬の食欲がなくても心配いらないことがある