【新計算式】犬の年齢は人では何歳？20歳までの年齢早見表！ギネス世界記録の長寿犬

犬の年齢は人間に換算すると何歳？

犬の平均寿命は13～15歳で、超小型犬が15.3歳、小型犬が14歳、中大型犬が13.5歳という調査結果となっています。

犬は人の7倍速く年を取ると言われ、犬の年齢は7をかけて計算すると人の年齢に換算されると考えられてきました。

ですが犬と人では、遺伝子・生物種が異なるので、成長や成熟度、老化のスピードも同じではありません。また、犬の平均寿命も徐々に伸びてきていることから、計算式が見直されています。

2019年に発表された犬の年齢の新計算方式

カリフォルニア大学のサンディエゴ医科大学の研究者から、より正確に人の生理学的年齢に似た犬の年齢を求められる式が発表されました。犬と人間のDNA遺伝情報に基づき、犬と動物の老化の速度の違いも考慮されています。

引用元：Quantitative translation of dog-to-human aging by conserved remodeling of epigenetic networks

犬の年齢早見表（生後3ヶ月～20歳）

旧計算式・新計算式の年齢一覧表

引用元：獣医師広報板、CSH

上記の一覧表では7かけ計算、獣医師広報板にある年齢換算表、新計算式の3つの年齢一覧表をまとめています。

7かけ計算式では同じペースで歳をとっていきますが、新しい計算方式では生後2～3年で一気に中高年齢まで年齢が上がり、その後の老化は非常にゆっくりです。10歳になると7かけで計算した年齢が追いついて逆転します。

獣医師広報板による年齢換算表は7かけと新計算式の中間をとったような値となっています。

【画像付き】新しい計算式をつかった人間年齢の求め方

犬の年齢から人間の年齢は【人間に換算した年齢 = 16 ln（犬の年齢）+ 31】によって求められます。

「ln（自然対数）」とは指数関数のことで、計算する時は計算機を使います。今回はiPhoneを使った計算方法を紹介します。

ここでは2歳の犬という想定なので、42歳と年齢が導けました。

犬のギネス記録の最高齢

＜世界一の長寿犬＞オーストラリアの29歳5ヶ月の牧羊犬

世界一長寿の犬としてギネスに登録されているのは、オーストラリアで育ったブルーイーというメスの牧羊犬です。

1910年6月にオーストラリアで誕生したブルーイーは牧場で活躍し、1939年11月に安楽死によって29年5ヶ月の生涯を終えました。

ブルーイーの29年5ヶ月という長寿記録のすごいところは、1939年当時から犬の食育や医学が進んだ現代もその記録が塗りかえられていないことです。また、ブルーイーは安楽死によって亡くなったので、もし治療や療養を続ければもっと長く生きた可能性もあります。

＜2022年＞米国フロリダ州の21歳のチワワ

画像引用元：World’s oldest dog confirmed as 21-year-old chihuahua TobyKeith｜Guinness World Records

米国フロリダ州グリーンエイカーズで、世界最古の犬の生活の新記録が確認されました。Chihuahua TobyKeith（USA、2001年1月9日生まれ）は、2022年3月16日の21歳66日の老齢で彼の記録を確認しました。