ロイヤルカナンドッグフードの口コミ評価、評判、おすすめ商品を徹底解剖!

ロイヤルカナンドッグフード
この製品の口コミはサイト下部

本日のテーマ

佐藤さん

動物病院でも推奨されることが多く、誰もが知っている有名ブランド「ロイヤルカナン(ROYAL CANIN)」。療法食を始め、年齢や犬種それぞれに合わせた総合栄養食まで豊富なラインナップを用意している大手ペットフードメーカーですが、合成添加物や食いつきで避ける飼い主さんもいらっしゃいます。

そんなロイヤルカナンについて犬田さんに解説してもらいたいと思います!

ロイヤルカナンはフランス発ペットフードブランド

有名&人気の高いペットフードブランドの一つ

佐藤さん
ロイヤルカナンといえば犬や猫を飼っていれば必ずと言っていいほど聞いたことのある有名なペットフードブランドの1つですよね。
犬田さん
動物病院やペットショップでもよく見られ、専門家から勧められることも多いフードです。

ロイヤルカナンは犬用・猫用、総合栄養食から療法食、年齢や犬種別など、様々な種類のドッグフードを展開しており、その数は200種類以上。それぞれ愛犬の種類や状態、体調、環境などに合わせたフードが選べる点も魅力ではないでしょうか。

ロイヤルカナンが人気な理由

獣医師が同じ目線で営業をしている

犬田さん
ロイヤルカナンでは動物病院や獣医師に対して、獣医師を雇って営業を行っています。このため動物病院や獣医師からは、まずとりあえずはロイヤルカナンを勧められることが多いのではないでしょうか。
佐藤さん
確かにどれがいいか聞いたらロイヤルカナンと言われた気がします。
犬田さん
獣医師や動物病院側も同じ目線で必要な情報や説明を受けられ、その上で専門的な質問ができるので、獣医師や動物病院からの信頼も大きいメーカーではないでしょうか。

自社の研究機関で調査や開発

犬田さん
ロイヤルカナン本社のあるフランスでは、自社の栄養学の専門チームが製品を開発しています。

また製品として完成したら終わりというわけではなく、フランスとアメリカのオハイオ州ルイスバーグにあるペットセンターで継続的に犬や猫を観察し研究を行いながら、最適な製品開発に努めています。

佐藤さん
自社で開発チームと研究機関を持っていて、さらに営業には獣医師が赴くって本当に専門家の集まりというか、徹底している感じがしますね。

ロイヤルカナンドッグフード 消化器サポート(低脂肪)ドライ

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ロイヤルカナン
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犬田さん
ロイヤルカナンドッグフードで特に人気の高い「消化器サポート(低脂肪)ドライ」を例にとって原材料や成分を見ていきたいと思います。

原材料からの考察

米、肉類(鶏肉・七面鳥肉)、コーン、大麦、加水分解動物性タンパク、ビートパルプ、動物性油脂、酵母、フラクトオリゴ糖、サイリウム、魚油、酵母エキス(マンノオリゴ糖含有)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、L-リジン、タウリン)、ミネラル類(K、Ca、P)、ビタミン類(コリン、E、C、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、B6、B1、A、B2、ビオチン、葉酸、B12、D3)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
犬田さん
ロイヤルカナンドッグフードの主原料は穀物の中でもアレルギー性の低い米です。第二原料に肉類がきています。
佐藤さん
第二原料の肉類は、鶏肉と七面鳥肉をまとめても第一原料ほどの量ではないんですね。
犬田さん
穀類は米の他に、コーン、大麦が使用されています。穀類をまとめたらさらに肉類より多くはなりますね。ただ犬の場合、人間と同じ雑食性なので、α化させたデンプンであれば米や穀物も上手に消化吸収してエネルギーとして活用することができますよ。

合成添加物の使用

佐藤さん
気になる原材料はありますか?
犬田さん
ロイヤルカナンで気になる原材料はいくつかあります。動物性油脂、保存料のソルビン酸カリウム、酸化防止剤のBHAと没食酸プロピルを使用しています。無添加かどうかを焦点に考えている人にとって特に大きいのではないでしょうか。
佐藤さん
どちらも合成添加物で動物の体への影響が懸念されていますよね。
犬田さん
はい、ただこれらの添加物は、量が非常に厳しく決められており、上限値がそもそも非常に低く設定されています。ペットフードでもこの基準値を下回る量を使用しているので、問題ないとも言われています。

しかし小さな体でかつ、よく分かっていない添加物の危険性や動物への影響を考慮すると、毎日あたえる総合栄養食には使用しない方がいいのでは?という考えの人の方が多い印象です。

佐藤さん
動物性油脂はなぜ気になる原材料にあげたんですか?
犬田さん
動物性油脂は、どんな動物を使用しているか実態が分からないというのが避けられる理由として大きいです。

動物性油脂は、様々な動物から出た油脂を抽出して利用しています。加熱も十分されるので、安全面で問題がおこることは少ないと言われています。しかしBSE(狂牛病)の牛を使用したフードを食べてペットの死亡事故問題になりました。BSEの菌は加熱しても死なないので、ペットフードとして加工されても残ってしまっています。

また同じ猫や犬など近しい動物が動物性油脂に含まれてしまう可能性が0ではないという意見から、倫理的にも動物性油脂は避けられることが多かったりします。

成分表

成分(分析値)タンパク質25.5g
脂質8.1g
粗繊維10.0g
灰分7.6g
水分11.0g
炭水化物61.6g
カロリー100g346kcal
佐藤さん
成分表ではどんな印象をもちましたか?
犬田さん
ロイヤルカナンドッグフードの成分は、100g中タンパク質が25gに対して脂質は8.1gなので、低脂質という表現は合っていると思いました。

また粗繊維が10%含まれています。食物繊維は腸の不要物の掃除や腸内善玉菌の活性化、腸内環境を整え免疫を高めるなどの作用も期待できる成分の1つです。

佐藤さん

低脂質で食物繊維が多いドライフードなんですね。他に気になる点はありますか?

犬田さん
気になるのは水分が11%というところです。大体のドッグフードは水分10%以下となっていることが多いですが、湿気が多くカビができやすい日本では、水分が多いフードは季節や保管状態次第でカビてしまうこともあります。1%程度の違いではありますし、真空パックや湿気が少ない涼しい場所で保管できれば問題ありませんが、少しカビや保管方法には気を使った方がいいかもしれません。

ロイヤルカナンの歴史

1968年にフランスで獣医師が創業

佐藤さん
ロイヤルカナンは誰から始まったんですか?
犬田さん
ロイヤルカナン(ROYAL CANIN)ブランドは1968年、フランスでジョン・カタリーという獣医師によって創業されました。

ジョン・カタリーは馬や牛の獣医として活躍する中で「食」による動物の健康への影響について考えるようになり、ロイヤルカナンの始まりとなった犬用の「イエロースープ」を開発しました。

その後、1972年にガイオマルク社に買収され、商品の種類や幅が広がり、1974年にはフランス、ベルギー、デンマーク、ドイツ、イタリア、スペイン、スウェーデン、オランダなどヨーロッパの国々で販売が展開されるようになりました。

2002年マースに買収され傘下に

犬田さん
2002年にはペットフード業界で最大手の一つにあたるマースに買収され、現在もマースの傘下に入っています。

マース(マース インコーポレイテッド)はアメリカの大手食品会社で、スナックやお菓子などの食品だけでなく、ロイヤルカナン以外にもシーバ、アイムス、ユーカヌバなどペット関連の製品も幅広く取り扱っています。日本では日本法人としてマースジャパン株式会社がロイヤルカナンなどの販売を行っています。

<2018年>ロイヤルカナンの新工場が韓国に

韓国の金提に新工場が完成

犬田さん
ロイヤルカナンは本社のあるフランスを始め、南アフリカ、アメリカ、カナダ、ブラジルやアルゼンチンなど世界に14の工場があります。その中でも今回、韓国のロイヤルカナン新工場完成は大きな話題となりました。工場があるのは韓国の中部にあたる「金提(キムジェ)市」という市です。


画像引用元:Googleマップ 金提市

2018年、韓国に完成した新工場は、ロイヤルカナン15番目の工場としてオープンし稼働しています。

佐藤さん
韓国の工場ということでこれを機にロイヤルカナンをやめた飼い主さんもいましたよね…
犬田さん
そうですね。完成当初は韓国工場での製造には多くの反対の意見が多く寄せられており、日本でも話題になりました。

工場見学ができる

品質が心配されるという方がいるかもしれませんが、その考えを見越してか、韓国新工場ではガラス張りの回廊から製造工程を見学できるとのこと。

かねてより韓国 金提(キムジェ)市にて建設を進めておりましたロイヤルカナン金提工場が、このたび竣工いたしましたのでご報告申し上げます。

世界で15番目のロイヤルカナンの製造工場となる同工場は、弊社の他の工場と同じ厳しい品質管理体制はそのままに、原材料の異物除去やパッキングの新システムなど最新の技術と設備を導入し、今まで以上に安全でご安心いただける製品を製造できる最新鋭の工場となります。同工場内には、訪問者が製造工程を見学できるガラス張りの回廊を設けています。

引用元:ロイヤルカナン プレスリリース 犬 韓国新工場に関するお知らせ

工場内部を公開しているメーカーは少ないので、ぜひ行ってみたいものです。ロイヤルカナン側としては、不信感を抱かれているところを工場見学でオープンにすることで、確かな品質と管理体制をアピールする目的もあったのかもしれません。

韓国工場で製造している製品

日本に輸入される製品のうち、韓国工場で製造しているものは、今のところ食事療法食の「満腹感サポート ドライ 1kg, 3kg, 8kg」のみです。他の製品については今まで通りの工場でつくられたものが輸入されるようです。

韓国や中国に対して日本人は特に敏感ですから、そういった配慮がとられ韓国工場からの輸入製品が1種類のみとなったのかもしれませんね。

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ロイヤルカナンドッグフード
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 by 小林圭太
ドッグフード名: ロイヤルカナン ユリナリー
フード利用期間: 2ヶ月
愛犬の年齢: 2才

始めネットで調べた時は、ロイヤルカナンを非難するサイトが多く愛犬に与えるのが不安でしたが、獣医師さんが勧めてくれるのは決まってロイヤルカナンかヒルズなので、与えていたところ、療法食という名前だけあって治療と合わせてあっという間に回復してくれたのはありがたかったです。

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